みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

童話賞への応募 注意点③ 数打ちゃ当たるか、的を絞るか

2020-07-04 | 童話賞

 これまで何作品書いているか、その数や頑張っている年数によって、様々ですが、

 私の経験や友人達のことを見聞きしていると、やはり童話賞へ応募してから、デビューまではかなりの年数がかかっている方が多いように思います。

 でも、その途中で、童話賞へ入選できたら、それはもう大変な励みになるわけです。

 大賞は出版、そのほかは賞状や賞品だけ、なんていう賞もあります。その大賞以外にひっかかることも、次へのモチベーションにつながるわけです。次は必ず! と頑張る。

 賞金をいただけたり、ホテルでの授賞式があったり(金屏風の前で表彰される!)、そんな経験も励みになります。

 まだ書き始めたばかりの方の場合、とにかく目についた賞に応募してみたらいいと、私は思います。そこにたとえ、入選できなくても、入選した作品を目にすることができます。自分の作品はどこが足りなかったか。応募しないで読むのとは、違います。

 そんなことをしながら、勉強して、出版を目指すようになった場合。

 ここで、二つの道があります。

 ①受賞作イコール出版の賞に、しぼるか。

 ②数打ちゃあたる、方式でいくか。

 これは、どっちとはっきりは言えないんですよね。私は②のほうでした。でも、何かの雑誌で①でやるべきと書かれているのも、見ました。

 日中お仕事をされていて、時間のとれないかたは、①がいいでしょうね。

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 さて、この2冊、スタッフ、佐々木ひとみさんと、田沢五月さんのデビュー作です。これは、新・童話の海という公募でしたが、現在はもうありません。中学年向け作品5、60枚の作品で応募できるのは、今、福島賞しかないので、残念です。

『ぼくとあいつのラストラン』は、椋鳩十賞もご受賞(こちらの賞もまたなくなりました)、その後「ゆずの葉ゆれて」というタイトルで映画にもなったんですよ! 

 先日もツイッターで、ニッサンの童話賞の話題になりましたが、ここで受賞経験があり、今作家として第一線で活躍されている方がけっこういて、盛り上がりました。(お)



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