お稽古を始めようと思っても 敷居が高い・・というか 問合せの電話や
メールするのも一大決心が必要だった・・・という生徒さんの声を
よく耳にします。
そんな一大決心をしてまで 入門して下さった(笑)わが家の生徒さん達の
色々な思い(入門動機や近況)を ご紹介します。
入門を躊躇している方達には 必見ですよ~~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7年ほど前の サンシャイン文化センターの講座から 今に至っている
Y・Sさんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
入門当初の思いは・・・
20代半ばから 江戸文化にはまっていた私は いつか・・三味線を
弾いてみたい 江戸の香りを感じてみたいと 常々思っていました。
歌舞伎に相撲 落語にと興味が広がり その延長上に下座音楽
義太夫 都々逸もありました。
しかし 転勤先ではお稽古も侭ならなかったのですが 今年の4月
5年ぶりに埼玉に戻ってきたのをきっかけに 何かを 習い始めようと
カルチャースクールのパンフに目を通すと 先生の新講座の紹介で
『粋』『いなせ』『江戸』という言葉に反応してしまいました。
ちなみに 端唄については はっきりした知識もないままでしたが
歌舞伎から題材を取っている歌詞の意味も良くわかり 楽しくお稽古しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれから 7年ほど経って・・・
東京新聞カルチャースクールの「江戸端唄講座」に通い始めてから、
早7年ほど経ちました。
その間、カルチャースクール自体が閉鎖するという驚きの事態もありましたが
場所を西日暮里に移して カルチャーの形態のまま指導していただいています。
他の生徒さんのお稽古を見学しながら、次に習いたい唄を発見したり
注意事項を再度確認したりと とても濃い勉強の時間を過ごしています。
先生や皆さんとのお喋りも楽しいので、少々自分のヘタさ加減に落ち込んで
いる時でも、腐らずに通い続けることが出来たのだと思います。
「先生のご自宅組」の生徒さんとの交流も楽しく、大人になっても
こんな学生時代の部活動の気分が味わえるなんて 贅沢かもしれません。
初めて習った「萩桔梗」から数えると、弾き唄いは36曲、長めの合奏曲等を
合わせるとほぼ40曲出来るようになりました。
平均で考えれば1年で5.7曲ですからそう多くはありませんが、覚える
ペースは初期の頃より格段に速くなっています。
転機を感じたのは2年前の新年会(お浚い会)の後のこと。
舞台の様子や皆さんの表情などいろいろ撮影した写真を先生にお送りする
ついでに、撥が空振りしたり 失敗が多かった反省を綴ったところ
先生からその写真を材料にとても丁寧な解説が届きました。
三味線の構え方から、撥の持ち方、振り上げ方など、先生と並んで
写った写真を見ると違いが歴然です。
ただ音が出れば「弾けた」と喜んでいた私は浅はかでした。
「音楽」にするにはもっと工夫が必要なんですね。
それからフォーム改造計画が始まりました。
なかなか飲み込めない私に先生は根気よく付き合ってくださって
時には同じ向きで構えて後ろから 覗かせていただいたりと、あらゆる
工夫をして伝えようとしてくださいます。
おかげで、安定して撥を振り上げられるようになってきました。
すると、面白いようにスカ撥しなくなり、音の響きも変わってきたのです。
そうなると、弾くのが俄然楽しくなってきました。
この先も、まだまだ悩みの種は尽きねえ七里ヶ浜…だとは思いますが
トコトン教えてくださる先生と、笑いを 分かち合えるお仲間衆がいる限り
頑張れそうな気がします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Y・Kさんは 今ではベテランのグループに入っている方ですが
自分のお稽古以外(他の方のお稽古)も ず~っと 聞いているというか
見ていらっしゃいます。
この時間は とても大事だと思うのです。
手取り足取りのお稽古だけでなく 他の方のお稽古(注意点)を ぼんやり
聞いているだけでも 客観的な見方を出来ますので 有効なのです。
今後も このペースでお稽古を続けていただきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回は おとな塾の方の紹介をしますので またご覧になって下さいませ。
メールするのも一大決心が必要だった・・・という生徒さんの声を
よく耳にします。
そんな一大決心をしてまで 入門して下さった(笑)わが家の生徒さん達の
色々な思い(入門動機や近況)を ご紹介します。
入門を躊躇している方達には 必見ですよ~~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7年ほど前の サンシャイン文化センターの講座から 今に至っている
Y・Sさんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
入門当初の思いは・・・
20代半ばから 江戸文化にはまっていた私は いつか・・三味線を
弾いてみたい 江戸の香りを感じてみたいと 常々思っていました。
歌舞伎に相撲 落語にと興味が広がり その延長上に下座音楽
義太夫 都々逸もありました。
しかし 転勤先ではお稽古も侭ならなかったのですが 今年の4月
5年ぶりに埼玉に戻ってきたのをきっかけに 何かを 習い始めようと
カルチャースクールのパンフに目を通すと 先生の新講座の紹介で
『粋』『いなせ』『江戸』という言葉に反応してしまいました。
ちなみに 端唄については はっきりした知識もないままでしたが
歌舞伎から題材を取っている歌詞の意味も良くわかり 楽しくお稽古しています。
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あれから 7年ほど経って・・・
東京新聞カルチャースクールの「江戸端唄講座」に通い始めてから、
早7年ほど経ちました。
その間、カルチャースクール自体が閉鎖するという驚きの事態もありましたが
場所を西日暮里に移して カルチャーの形態のまま指導していただいています。
他の生徒さんのお稽古を見学しながら、次に習いたい唄を発見したり
注意事項を再度確認したりと とても濃い勉強の時間を過ごしています。
先生や皆さんとのお喋りも楽しいので、少々自分のヘタさ加減に落ち込んで
いる時でも、腐らずに通い続けることが出来たのだと思います。
「先生のご自宅組」の生徒さんとの交流も楽しく、大人になっても
こんな学生時代の部活動の気分が味わえるなんて 贅沢かもしれません。
初めて習った「萩桔梗」から数えると、弾き唄いは36曲、長めの合奏曲等を
合わせるとほぼ40曲出来るようになりました。
平均で考えれば1年で5.7曲ですからそう多くはありませんが、覚える
ペースは初期の頃より格段に速くなっています。
転機を感じたのは2年前の新年会(お浚い会)の後のこと。
舞台の様子や皆さんの表情などいろいろ撮影した写真を先生にお送りする
ついでに、撥が空振りしたり 失敗が多かった反省を綴ったところ
先生からその写真を材料にとても丁寧な解説が届きました。
三味線の構え方から、撥の持ち方、振り上げ方など、先生と並んで
写った写真を見ると違いが歴然です。
ただ音が出れば「弾けた」と喜んでいた私は浅はかでした。
「音楽」にするにはもっと工夫が必要なんですね。
それからフォーム改造計画が始まりました。
なかなか飲み込めない私に先生は根気よく付き合ってくださって
時には同じ向きで構えて後ろから 覗かせていただいたりと、あらゆる
工夫をして伝えようとしてくださいます。
おかげで、安定して撥を振り上げられるようになってきました。
すると、面白いようにスカ撥しなくなり、音の響きも変わってきたのです。
そうなると、弾くのが俄然楽しくなってきました。
この先も、まだまだ悩みの種は尽きねえ七里ヶ浜…だとは思いますが
トコトン教えてくださる先生と、笑いを 分かち合えるお仲間衆がいる限り
頑張れそうな気がします。
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Y・Kさんは 今ではベテランのグループに入っている方ですが
自分のお稽古以外(他の方のお稽古)も ず~っと 聞いているというか
見ていらっしゃいます。
この時間は とても大事だと思うのです。
手取り足取りのお稽古だけでなく 他の方のお稽古(注意点)を ぼんやり
聞いているだけでも 客観的な見方を出来ますので 有効なのです。
今後も このペースでお稽古を続けていただきたいです。
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次回は おとな塾の方の紹介をしますので またご覧になって下さいませ。