蒸し暑い一日でした
こうして梅雨に向っていくんですね
さて、とある駐車場の横を通りましたら、車の下に白い猫がいて、ちょうどこちらを見ています。
私→ ←猫
見ているというよりも、私をにらみつけています・・・
なんでそんなに変な顔なの?
とってもゆがんでいるよ~。
へん! そんな事 知ったこっちゃない!
にこにこすると、みんなに可愛がられるよ~。
ふん! いやなこった!
ずっと ノラ猫だったんだね?
大きなお世話だよ!
見えないけれど激しいバトルの末、車の下から出てきた猫。
クレヨンで描いたようにぎゅっとゆがんだ口に、目もきついです。
よその野良猫のなかでも一番の凄み
のっそり退くと後ろに真っ白でちょっと小型の猫がいました。
あらら、野良母さんだったのね。
都心の真ん中で(人通りがおおいところ)子猫を生み育て、多くの意地悪な人間と戦ってきたから、こんなに戦闘的なんですね。
きつい顔にはわけがあったんです。。。。
ひとつ、わたしも気づかされました
それは、最近のこと。
朝のホームで会う人で、きつい顔をした人に会いました。
なんで朝から顔をゆがめてるのって、言うくらいに眉間にしわを寄せて、口元も「へ」の字です。
いやだな、自分の人生は顔に出るって言うから、気をつけようっと。などと。。
ーーーーーー思い上がった考えをしていました。
それぞれの人には、それぞれの辛いこと、悲しいこと、苦しいことがあって
いくら外でも笑顔にはなれない時の方が多いんだってこと。
何で苦虫を噛み潰してるの?って考えるのは、見下した気持ちがあったのかも。
いまこそ、かつて「この人いやだなぁ」って思った方に謝りたいと思います。目にみえない内面まで理解できなくてごめんなさい。
見た目で判断したことを謝ります。
ゆがんだ顔の猫が教えてくれなければ、いまだに気がつかなかったことでした。