定年オヤジの備忘録

趣味や興味あることを適当に備忘録として残すブログ

定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

神岡真司 「朝10分」で差がつく仕事力

2010-05-01 20:12:09 | 読書記録
・朝はラジオで目覚め、ニュースに強くなる
 朝はラジオニュースで目覚めると気持ちがよい。世の中の動きを、耳でキャッチしながら一日のスタートを切る。
 ラジオからの情報は、脳に刺激を与えるのに最適である。
 頭の中でイメージを広げて、物事をとらえる習慣は、思考を論理的なものにする。

・朝は記憶を定着させる効果が抜群
 記憶は夜眠っている時に作られるから、その日学習した事柄を、寝る直前にひと通りサラリと総ざらいしてから、眠りにつくのがよい。
 そして、眠っている間に、それらが脳内でしかるべく整理をされ、朝目覚めたらもう一度それを繰り返す。すると脳に定着する効果が極めて高い。

・朝のひととき、ビジネス書を1章分読む
 朝10~15分で、ビジネス書を1章分だけ読む習慣をつくる。
 ビジネス書は、常に新しいものの見方、改善策、成功事例など有益情報が盛り込まれている。
 時々、音読することで脳も活性化する。

・朝10分、ネットオークションで小遣い銭稼ぎ
 毎朝10分間、どんなものに、どんな値が付いているのか、ヤフーオークションをチェックする。

・朝10分、ケータイ・PDAなどモバイル機器に強くなる
 取扱説明書をいちいち読むのが面倒なため、適当に使っているうちに、何とか馴染んでいくというパターンが多い。しかし、何でもはじめが肝心である。
 せっかく高度な機能が搭載されたモバイル機器も、使いこなせないのでは日常活動で支障をきたす。
 毎朝10分間、しっかり取説チェックに取り組み、実際に機能を作動させることで、マスターしてしまう。

・朝10分、デスク回りの整理整頓・取捨選択で身軽になる
 整理整頓のコツは、捨てることを重視することが一番である。
 制限時間は10分間だけである。
 ああでもない、こうでもないと迷っていると、ちっとも片付かないまま、アッという間に時間は経ってしまう。ちっとも片付かず終わってしまった、でも構わない。
 気合いを入れて、いっぺんに全部片付けてしまおうと思わないことが肝心である。
 朝の10分だけに限定し、しばらく続けてキレイにするのがよい。

・朝10分、図式化作業で統計データに強くなる
 ネットから任意に統計データを拾う。興味のある分野からスタートする。
 そこから簡略にデータをまとめ、ノートに記してみると、頭によく入る。
 1~2カ月で、統計データに強い人間になれる。

・朝10分、格言・名言にふれ、行動を律する精神をつくる
 古今の格言・名言には、人の心を揺する魂が宿っている。
 自分の好きな言葉を探し、毎朝それを唱える習慣をつくる。
 自分の心を動かしてくれる古今の名言を座右の言葉として、日々復唱する。

・朝一番、現代のキーワードに強くなる
 新しい言葉、聞きなれないカタカナ用語などに出会った時に、すぐにメモしておく。
 ポストイット等にメモして財布の中にでも入れて溜めておく。
 それを翌朝、用語辞典やネットで検索して調べる。

・朝10分、簡単マジックを覚え、エンタメ人間になる
 いろいろな場でチョイ見せし、存在感を高める。

・朝の散歩で芸術に取り組む
 朝の散歩は気持ちがよい。しかし、散歩だけを目的にすると挫折しがちである。
 植物観察や俳句・短歌、川柳を創作することを目的にすると、散歩の楽しさが広がり、長続きする。

・朝10分、ときどき自分史年表を見つめ人生を考える
 生まれてから今日までを記すために、年毎に区切った自分史年表を作ってみる。
 朝10分、ときどき見つめるだけで、自分はどうあるべきかが浮かび上がってくるものである。

・朝、目覚めたら成功の呪文を唱える
 布団の中で目覚めたばかりの時、人はまだ無意識状態(本能・潜在意識)の扉が開いたままである。半覚醒の催眠にかかりやすい状態であり、外部からの言葉が、意識領域の妨害を受けることなく、スーッと入りやすい状態(半トランス状態)である。
 この時に、自分で自分に呪文を唱える習慣をつくる。
 短く、インパクトのあるセリフを布団の中で繰り返すという、わずか10秒もあればできる朝の儀式である。
 どんな言葉でもよい。ポジティブな短いフレーズを一つか二つ決めておき、朝目覚めたら5~6回繰り返す。そうすれば、その言葉が潜在意識に宿るようになる。

・朝のひととき、悩み事を書き出してみる
 生きている限り、大小さまざまな悩みがあるのはふつうである。人の悩みは大まかに分類して次の4つのカテゴリーにあてはまる。
 1 将来の展望
 2 人間関係
 3 お金
 4 健康
 自分を客観的にみるために、一枚の紙に自分の悩みを書き出すのである。
 とにかくすべてを書き出してみる。
 自分が生んだ悩みは、自分の力で克服してこそ人生の糧となる。
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