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カズオ・イシグロさん、ノーベル文学賞受賞おめでとうございます。
上の文庫本は彼の作品のひとつ『わたしを離さないで』です。
(文庫化は2008年)
この本を読み終えて数日間は、頭から離れないくらい
衝撃的な内容でした。
臓器提供だけのために育てられた子供たちの
寄宿舎生活や友人や男女関係の葛藤など
心理描写がとても繊細です。
映画も観ました。
風景は原作の雰囲気がそのまま表現されていましたが、
登場人物の内面が十分に描かれていると感じられないというか
消化不良かな、と思いました。
でも、昨年のドラマ化されたテレビの作品は
原作を損なわない秀作でした。
カズオ・イシグロ氏の名前を知ったのは
映画『日の名残り』を観てからでした。
英国のあるお屋敷で執事をしていた男が
旅に出て現役時代を回想するお話です、
旅情溢れる静かな雰囲気の作品でした。
『遠い山なみの光』と『浮世の画家』は
日本が舞台でした。
「日本の女性、こんな言葉遣いするかしら?」と
思った部分があった記憶があります。
(翻訳の問題かな・・・)
この2作品はうっすらとした記憶しかありません。
だいぶ前に読んだので(^_^;)
今回の受賞をきっかけに
お名前が知られればいいですね♪
カズオ・イシグロ氏は小泉八雲の逆パターンかな、
と思いました。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)はギリシャ生まれでアイルランド育ち
アメリカに渡ってやがて来日して
日本国籍を取得、日本人として日本で生涯を閉じました。
イシグロ氏は日本の長崎で生まれ、
父親の仕事の関係で英国に移住。
やがて英国籍を取得。
だから現在は英国人です。
なんだかやりきれない気分で・・
なのに毎週欠かさず
これどうなるのだろうと思いながら見てました。
みけぼーいさんは
本や新聞をよく読んでおられるのですね(^-^)
だから・・なんですね。
いろんなことをよくご存知なのは(^。^)
まるココちゃんの四コマはいつも可愛い上に
いろんな季節色が溢れてたり、
懐かしい思い出が詰まってますね♪
また、ジラゴンくんのお話では
ジラゴンくんらしい優しさが毎回出ていて
気持ちが優しくなれます。
けど、大切な問題提起あり。...のお話で
その幅広さをいつも感じております(^。^)
ステキなコメント、ありがとうございます。
去年、放送されていたドラマを
マッキーさんも観ておられたんですね(^-^)
本当に、切なくなる展開で時には涙していました。
原作を読んで行く末は分かっているけれど
いえ、分かっているからこそ辛くなりましたね。
いえいえ、とんでもないです。
自分は世間のことをよく知らないと思って暮らしております。
だからアンテナを自分なりに張っているのですが
まだまだ今の、特にデジタル文化にはついて行けないです(~_~;)
いつも4コマを見て頂いてありがとうございます(*´ω`)
描いている間は普段のことを忘れられますし、
みなさんに見て頂けることのありがたさも手伝って
続けることができておりますm(__)m
たくさん褒めて頂いて、くすぐったいですが
励みにさせて頂き、また描こうと思います。
マッキーさん、ありがとうございました(^O^)/☆♪