北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

BOOSTER って必要?(その3)~AMATERAS JAPAN 0001-compact

2024年08月24日 08時15分47秒 | エフェクター
まだまだ蒸し暑いですね。
久々に BOOSTER というか トランスネタです。
このシリーズは3年ぶりくらいですかね。

今回は電源不要で音が良くなる
AMATERAS LINE TRANS ニーヴくんです!

以前から気にはなっていたのですが…
最近値引きされていることがわかったのでポチってみました。

トランスと言えば以前紹介した 
Lee Custom Amplifier TX-1 もトランスでしたね。
残念ながら若干LOW落ちするので手放してしまいましたが…

今回は電源が要らないタイプですが果たしてどうでしょうか

名称は
LineTrans 1ch.OEP/Carnhill/AMATERAS 0001 compact
といいまして
お値段は¥22,500税込
現在¥25,000 の10%OFF となってます。(^_^)v

では早速商品紹介から

■ギタリスト、ベーシストに。
 コンパクトエフェクター仕様が遂に登場。

自分の楽器の音が、もっとしっくり来るはずと感じているプレイヤーへ、
ニーヴくんコンパクトエフェクター仕様が、満を持しての登場です。
ほんとうにしっくり来る音とは、つまりはホンモノの音です。
フェンダー、マーシャル、ソルダーノ、マチレス、アンペグ...。
熱く激しくも甘く艶やかなエレキギターやエレキベースの音は、本物のアンプがあればこそ生み出されているものです。
そんな高価な真空管パワーアンプにだけ使われ、そのまとまりのある滑らかな質感を生み出しているパーツこそ、「トランス」です。
また、エレアコのピエゾやマグネットのピックアップは、構造上、非音楽的な帯域やノイズも多く含まれてしまいます。
良質な音楽成分だけを整えてライン信号に送ることで、オケに埋もれず存在感があり、かつ痛くない音になります。
ニーヴくんを、通すだけです。
ライブでも、レコーディングでも、自分の大切な音に「常に」通しておく。
音質&機能は、定番ニーヴくんとまったく同じですから、ボーカルマイク録音や、ミックス&マスタリングでの使用も可能です(2台でステレオ使用時)。

個人的にこういった商品はギターでは使えるのはわかっているのですが…
果たしてベースでも問題なく使えるのか?というところが、いつも試してみないとわからないところであります。
結構、LOW 落ちしちゃう製品があるからですね。

ちなみにこの製品はパッシブのベースから直につないではだめなようです。
エフェクターの後に接続するようにと書かれてます。つまりローインピーダンス前提なんですね。

いわゆるアクティブのベースは大丈夫と言うことですが、いろいろ試した結果、一番最後につなぐのが良いようですね。
つなぐ場所やベースによって音量が結構変化する仕様なんですよね。
ということで一番最後につなぐと少し音が大きくなる感じかなあ。

で、音質ですが、
音がまとまると言うよりは、音が抜けてくると言いますか…
Spector NS-2J '85 で使ってみると、よりガッツのある音になる感じがします。
Fodera NYC あたりで使用するとより音が前に出てくる感じでしょうか。
中低音域が少しプッシュされるような感じですかね。
実ははじめは少ししっくりこなかったのですが
アンプの前の一番最後につないで使用すると結構いい感じです。
説明書に書かれてますが…

とある方のブログによると

OEP/Carnhill/AMATERAS 0001 の特徴は
・わずかに低音寄り。
 高音が埋もれる感じこそないんですが、低音が大きくなるので相対的にちょっと暗くなるかもしれません。
・音はじわっとボケる。
 歌っているうちにマイク位置がズレても気にならない音になるので、結果として良いテイクが録れる感じ。
・音が太い
 ボーカルの口がデカくなったような、低域の広がりがある感じ。ハードウェアのコンプをリダクションせずに通した感じに近いです。
ということで
これを見てもベースでいけそうです。

ちなみにもうひとつの別なトランスを使用した
LUNDAHL/AMATERAS 0001 の特徴は
・中高音寄り。
 低域は顕著に減る。マイク入力では「ローカットかけるほどでもないけど低域少なくしたい」ということがよくあるので、結構使いやすいです。
・音はシャープ
 何も通さない状態よりはにじむ感じがありますが、シャープです。YOASOBIとかのシンセマシマシのオケでボーカルに使いたい感じ。
・太さは感じにくい
 一聴では「ただ低域軽くなっただけやんけ!」と思いがちです。

ということで、こちらはVOCALとかで使用するのが良いのかな
ちなみに、
OEP/Carnhill 社製のライントランスは、使用することで音量がアップするようです。
これはラインレベルでほどよい飽和感を出すためにトランス巻線比率を1:2にしているためとのこと。
一方、
LUNDAHL 社製のライントランスは音量の変化は起きないそうです。
飽和感より精度重視のトランスのため巻き線比を1:1にしているとのこと
うみゅ。難しいことはわかりませんが、前者のこいつは確かに音小さめのベースでは音量差を感じますね。
ちなみに周波数特性は 10Hz から 80kHz とのこと。聞こえない帯域までカバーしてますね…(^_^)

こいつは電池も必要ないのでとってもECOなエフェクターですね。
あと見た目といいますか赤い筐体がなかなか綺麗で素敵なんですよね。

ニーヴ君、
気に入ったのでしばらくいろんなベースで試してみようと思います (^_^)v
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これでしか出ない音がある~Spector NS-2J Pre Kramer~

2024年08月07日 22時43分38秒 | ベース

本州は猛暑が続いてるようですね。
みなさん体調崩されたりしていないですか?
今年も北の大地は湿気が多くてとても爽やかとはいえない感じになってますね。

先日、以前、バンドで一緒だったメンバーと久しぶりあって食事をしたのですが。
とても元気そうだったんだけど、その後倒れて突然入院しちゃったりして…
ある日突然何が起きるか…世の中わからないものですね。
今は元気になっているようですが…

さて、人間、あの時こうしていればなんて後悔は…
半世紀以上も生きていれば数えきれないほどあるものです。
ただ、人間後悔してばかりもいられないですし。
失敗したら、また前を向いてやりなおせば良いわけです。

さて、私の BASS ライフの話においても当然のように多くの後悔があります。
あの時、手放さなければ良かった点あの BASS たち…
なんていうのは当たり前にあるわけで、今回の BASS はその中でも一番の後悔だったりします。

私が中学の頃から始めた BASS ですが、大学を卒業して社会人になる頃には
もともと鍵盤から音楽に入ったり、当時DTMがはやり始めたりしたのもあり
おまけに PC お宅だった私はシンセをいじってるだけではあきたらず
DTMで打ち込みに、夢中になりまして BASS や GUITAR といった楽器に全く触れていない時期が続きました。
ちょうど会社勤めをしてから15年間くらいですかね。

それからm横浜に転勤して数年経過して打ち込みもやらなくなった頃、
とある北海道出身のスーパーベーシストの実演を見る機会がありまして
MOON の6弦フレットレスはまさに魔術のようでした。
どなたか察しがついている方もいるとは思いますが…
BASS でヨーロッパを行脚されたあの方です。

そのとき、また BASS を弾いてみようかなと思いまして、再び始めることにしました。
どうせ復活するなら、学生時代にずっと欲しかったブランドの BASS をということで選んだのが Spector でした。
最初に購入したのはチェコで生産されていた黒の Euro 4 LX というモデルでした。
そのうち、白のチェコ製も買ったりしてすっかり Spector にのめり込むのですが…
やはり、本家の USA 製が欲しい…ということで
その後、購入したのが USA 製 いわゆるプリクレマー期の NS-2J です。
Spector に詳しい方にものを見てもらって本物のお墨付きをいただきまして、
一晩悩んで購入いたしました。
たしか 35 万円くらいだったでしょうか。
ヘッドのマークが消失していたので相場より少し安かったように思います。
ボロボロのハードケースに入ったナチュラルボディの NS-2J を横浜の ISHIBASHI からタクシーに乗って、
当時住んでいた戸塚区まで帰ったことを思い出します。

NS-2J を購入した後、久々にバンドライフも復活しまして、オリジナルバンドの BASS を弾かせてもらうようになりました。
そのころは NS-2, NS-2J, NS-4 とSpector USA がメインでしたね。
韓国製やチェコ製や日本製の Spector もいろいろ購入しましたが…
やはり最終的には USA 製の HAZ Lab のプリアンプが欲しくなっちゃうんですね。
作りの良さと出音はやっぱり USA が一番です。

Spector USA は何本か購入しましたが、弾いていて一番元気がでるのがプリクレ NS-2J でした。
NS-2 もよいのですが NS-2J はガッツがある音といいますか…
ご存じの方も多いかとお思いますが、Spector は基本はスルーネックなのですが、
この NS-2J はボルトオンで、いわば廉価版なんですね。
ところが、この廉価版は 83 年から 85 年の間に200数十本しか製作されなかったこともあって
そういう意味でかなり人気のあるモデルです。
まぁあのごっきー(後藤次利)やナルチョ(鳴瀬)が弾いていてさらに有名になったこともあります。
80年代の NS-2 を弾いたことがあるのですが個人的にはゴリゴリしすぎて苦手な音なのですが、
NS-2J はどちらかというとバキバキとしたブライトでこのみな感じの音です。
まぁ世の中には Spector はもろ EMG の音だという人もいますが
やはり HAZ Lab 製のプリアンプが秀逸なんでしょうね。
あとメイプルボディもよいのだと思います。

まぁ、そんな大のお気に入りの NS-2J ですが、
数年前に気の迷いで手放してしまいました。(号泣)

その後もバダスブリッジでシャーラーペグの NS-2 2010年製はメインで愛用してきたのですが
NS-2J は手放してしまいましたですね。

ここ数年で USA の Spector は急に値上がりまして、
円安ドル高、アメリカのに人件費や物価の高騰等で気がついたら新品の USA 製はいまや100万超えになってます。
いやぁ。こんなに値上がるなら もっと無理してても Spector 買っておくべきだったと
後悔先に立たずという感じでした。
ちょっと前なら 50 万くらいで買えるものもあったんですけどね。
当然 新品につられて中古品も根刈りが始まりまして
40 万くらいだったのが 60 万、80 万とどんどん値上がってしまい、
これはいよいよまずいと今年あたりから危機感というかそう思い始めました。

もし USA な Spector を購入するなら…いや、もう死ぬまでに購入しておかなきゃならないレベルということで
プリクレ Spector NS-2J を購入するしかないと最近思い始めて
ここ数ヶ月そ悩んだ末に関西の某楽器店で売られていた
比較的リーズナブルだった赤の 85年製 Spector NS-2J をおうちにお迎えしました。

ボロボロの無印のハードケースに無造作に入っているところは以前購入した NS-2J と同じ雰囲気ですね。
ただ、色は真っ赤 で塗りつぶし。
どちらかというと少し Fiesta Red に近い色合いですかね。
ネックは以前使っていたものよりは細めな気がします。
以前使っていた NS-2J はもっと幅広でごつい感じだった気がします。

久々に弾いて、そうそうこの音が NS-2J だよねととても懐かしくなりました。
ブライトでアタックが強めの JJ スタイル。

重さは 4.1 ~ 4.2 kg という感じでしょうか。ちょうどよい感じです。
まぁ安くはなかったですが、プリクレとしては相場より安かったと思います。
おそらくこの派手な赤い色がしばらく売れなかった理由ですかね。
黒とか白が人気ありますからね。

ネックは PLEK で調整済みですこぶるグッドコンディション。
ブラスのナットは交換されてるようです。
プリアンプやピックアップはオリジナルのままですね。
バダスブリッジもシャーラーのペグもオリジナルのままです。
商品説明にはパーツは83 年と 84 年製で シリアルは 85 年製とのこと
見た目もなかなか良い感じで家族にも評判が良いです。
プリアンプはもちろんプリクレーマー期の HAZ Lab 。

以前弾いていた NS-2J は作りが荒い感じでしたが、こちらは丁寧に作られている感じですね。
ボディの傷も目立つものはなくとても大事にされていた感じがあります。
まぁ、そのせいか、まだまだ弾きこんでいけば鳴っていきそうな感じで鳴りは少し物足りない感じではあります。
フレットは7割程度との説明でしたが、PLEK 調整されてるので 弦高は低めにできますし、
何より赤いボディも素敵です。

こいつは墓場まで持って行く一本になるといいなぁと思ってます。

最近は多弦ばかり弾いていたので、4弦は久々な感じですが、
BASS って基本は4弦だってことを少し忘れてた感じがします
また原点に戻って BASS LIFE を楽しんでいこうと思う今日この頃です。

プリクレ NS-2J はこいつにしか出せない音がある Spector だと思います。
まぁ、好きか嫌いかなんですけどね。
私はこの音が大好きで唯一無二だと思ってます。

コメント (3)
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80 年代後半の後藤次利サウンド~原田知世~ Spector NS-2J

2024年07月22日 18時25分12秒 | アイドル

毎日暑いですね…
ここのところ北の大地も連日 35 度近くまで気温が上昇してまして
まさに南から北まで、日本全国大暑!って感じですね。
最近北海道も湿度高めで爽やかさがなくなってますね。

さて、最近は通勤で聞いている音楽ですが
春あたりくらいまではしばらくは高橋幸宏関連だったのですが、
最近は少しすつ 80年代や 90 年代のアイドルのアルバムも聞いていたりします。
そうですね、その中で最近聞いて思い出深いアルバムについて書いてみたいと思います。

それは 80 年代後半の原田知世ちゃんのアルバムですね。
80 年台前半も良いのですが…ここはあえて 80 年台後半、
86 ~ 87 年あたりの後藤次利プロデュースの3部作になります。
86 年は知世ちゃんは 6 月と 11 月に年2回オリジナルアルバムを出しているんですね。
その間にベスト的なアルバムなんかも合間に出していて…
一番活発にアルバムをリリースしていた頃といっても過言ではないですかね。

その 86 年から 87 年にかけてのゴッキー(後藤次利)が編曲、プロデュ-スしている3部作、
NEXT DOOR (1986)、
Soshite (1986) 、
Schmatz (1987)

特に 86 年の2枚を久々に聞いてみて、なんといいますか、このころのリズム隊はとても良かったなぁと思います。
このころの 知世ちゃんの楽曲は CBS SONY から発売されていた頃で
ファンの間では 「雨のプラネタリウム」の入っている 6 月発売の NEXT DOOR もそうなのですが…
同じ年の11月に発売された Soshite というアルバムは特に評判があまり良くない感じですね。

まぁ、どちらのアルバムも当時80年代後半の CBS SONY からの発売ということですので
NEXT DOOR は全曲、作詞は秋元康、編曲は後藤次利、
Soshite も編曲はすべて、半分くらいの作曲は後藤次利になってます、

要は良くも悪くもおニャン子クラブと同じ時代の
当時巷に溢れてかえっていた歌謡曲という印象がぬぐえないのでしょう。
あと、路線変更したので、こういうのは知世ちゃんには合わないのでは?ときっと思われたのですかね。
それにしてもこの頃の二人(後藤次利&秋元康)って一体月に何曲くらい手がけてたんですかね。
どう考えても軽く二桁は作っていたでしょうね。
次利も猛烈に曲作りしてたでしょうね。
少し話がそれました…
ただ、改めて聞いてみるとこの2枚って半分くらいのベースは打ち込みだったりするのですが
残り半分くらいエレキベースを弾いています。
まぁ、音を聞いてすぐわかるのですが…
使っているベースギターは 今も愛用しているプリクレーマー期の黒の Spector NS-2J 。
まさに Spector という感じのプリクレ NS-2J です。
グリッサンドとビブラートを随所にちりばめて、チョッパーでブイブイ言わせる感じの
渋いけれど激しいベースラインが堪能できます。
ギターは今剛さん、ドラムは後に GYM というユニットを組んだあの 山木秀夫さん ですので
サウンド的には完璧の布陣です。
後藤さんと山木さんのリズム隊って本当に秀逸ですよね。

個人的にお気に入りなのは、ちまたで評判の悪い Soshite というアルバムで
原田知世が作詞作曲した「逆光の中で」、
シングルカットされた「空に抱かれながら」、
この 2 曲はあたりはかなり次利の Spector NS-2J が炸裂してます。
グリッサンドとビブラートを要所もおりまぜたゴッキーのチョッパーが炸裂してます。
かなり好き勝手に弾いてる感じが良いですね。

なんていいますか、これらを聞いてると、思わず Spector NS-2J が弾きたくなるんですよね。
このアタックと抜けの良い音は PJ タイプの NS-2 では出せないので。
これ聞くと…やっぱ JJ の Spector も良いなぁと思っちゃいますね。

最近は USA のドル高とインフレ、日本の円安で Spector は信じられないところまで高騰していて
新作はみんな 3 桁とかになっている Spector 。

それにつられてなのか、 Spector の中古の値段があがっているのには
仕方ないとはいえ、少しやりすぎでは?と思ってしまいます。
USA のスルーネックの中古が 40 くらいで買えた頃と比べるともう 1.5 倍どころか 2 倍くらいに値上がってますからね。
あまりに高騰してるので USA の Spector は
バンド練習とかに気軽に持って行けなくなっているこの頃だったりします。

今度、機会があれば、「逆光の中で」「空に抱かれながら」をはじめとした
この頃の原田知世の歌とゴッキーのベースを聞いてみてください。
次利のベースが堪能できルと思います。

それでは毎日暑いですが お体に気をつけて…
(^_^)ノ
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初お披露目まで半年~ATELIER Z M#265 19P '66 LTD.

2024年07月07日 20時59分54秒 | ベース

ここのところのぐずついた天気でうちの子(ベース達)は少し逆そり傾向です。

昨晩半年ぶり以上にバンド練習がありまして…
スタジオ練習で今年の頭に入手した、ATELIER Z M#265 19P '66 LTD. をやっと初投入しました。
マットな黒のボディ、
66年仕様とうたっておきながら丸ペグではないペグ、
そして少し広めな弦間ピッチ 19 ミリと
ちょっと特殊なスペックではありますが、
ボディはアルダー、
ドットバインディングのメイプルネック、
ローズ指板、
と極めてオーソドックスな安定のサウンドです。
アッシュボディ&メイプル指板のバキバキ感もよいですが
アルダーボディ&ローズ指板のまったり感もなかなか捨てがたいです。
ちなみに、黒好きなうちのメンバーには大好評でした。

残念なことに最近は国産である
ATELIER Z のカスタムモデルも 40 諭吉もとい 40 栄一くらいにまで高騰してまして
30 栄一前半くらいで購入できた、昨年くらいまでのモデルを購入しておいたのは
今でも良い判断ではなかったかと思います。

止まらない円安、ドル高、ユーロ高で
ベースギターのみならず、
アンプやエフェクター、
そして弦までも値上がりが止まりませんね。
消耗品の弦まで値上がっていくのはなかなか厳しい状況です。

特に暑い時期の多弦使いさんにはとても厳しい状況です。
少しでも安い通販とか探しちゃいますね。

そういえば話は変わりますが…
ずいぶん前に ZOOM MS60B+ の初期ロットを運良く購入できたのですが
なんていいますか ZOOM MS60B に慣れているせいか
正直ちょっと使いづらい感があります。

例えばアンプシミュレーターはEQが なくなっているので
追加でEQユニットを追加しなきゃならなかったりするし
まだ、エフェクター数ももっとあっても良い感じもするし
多分、音は良くなっているんだとは思うのですが。
一見コントロールしやすそうに見えるのですが
オペレーションも少し変わってるので前モデル使用者は少し慣れが必要ですし
まぁ音質を含めて進化しているところもあるのでしょうが、
慣れなんでしょうけどね、私は正直全然使いこなせてないですね…

最近はなんかそそるエフェクターもなくて
少し寂しい感じですね。

なんだかんだ言っても歪みは音痩せしない
Darkglass Electronics が一番良い…
あと SUMO STOMP とかは少し高いけど音質はすばらしいし。

個人的に最近とても気になるのは
Kikuchi Guitars Hermes の 5弦 ですかね。
でも 40 栄一 くらいするんですよね。
ただ、今度S村楽器に行った時にでも試奏してこようかと思ってます。

そういえば、昨晩練習後の飲食で町中歩きましたが…
すごい人でしたね。
最近は観光客も多いみたいです。

本州は猛暑のようあんおでお気をつけください。
ではでは(^_^)ノ
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ポップでコンパクトでもマッシブ?Epiphone Newport Bass

2024年06月08日 17時57分51秒 | ベース

GWはあんなに暖かかったのに、
つい一昨日まではストーブが恋しくなる日が続いたり、寒暖差の激しい今日この頃ですがみなさん体調を崩してたりしていませんでしょうか?
久々ののブログになってしまいました。
実は5月に書きかけのブログもあったのですが完成せずに
そいつはまたの機会にでもアップしますかね。
さて、世の中、異常な円安で物価も高騰…
欧米のギター、ベースの値段の上昇は全く歯止めがかからず見るたびに値上がっている
そんな感じすらしますね。
最近は国産もつられてきて値上がりが顕著で…
20万くらいだったのが30万に、30万くらいだったのが40万に、と
こちらも確実に上がっております。

そういえば先日発売された Spector USA Custom Shop Doug Wimbish Model DW-4 True Champagne Gloss Limited Color
限定のモデルとはいえ軽く100万越えで売り出されたのはびっくりしましたね。
ちょっと調べたら普通の USA NS-2 でも6,600ドルくらいするようなので
今のレートで換算すると 100 万はもう超えちゃってますね。
USA な Spector もとうとう 3 桁になってしまいましたね。
うーん、なんかもう一本なんて夢はどんどん遠くなる。

さて、今回はアジア製のリーズナブルなベースの話です。
実は、昨年からずっと気になっていた POP で CUTE なベースがありまして。
それが今回紹介する My New Gear
Epiphone Newport Bass です。

いつもの商品説明からの抜粋です…
1960年代初期のオリジナルモデルが現代のニーズに合わせて復活!
Epiphone Newport Bass は、1961年にデビューしたエピフォンのオリジナル・モデルです。
この度リリースされたNewport Bass は、その希少なヴィンテージ・モデルに敬意を表しながら現代のベーシストのニーズを満たすよう改良が施されています。
ミディアムCプロファイルのネックデザインをもつ 30.5 インチ・スケールのネックは握りこみ易く、幅広い層のプレイヤーの手にフィットします。
左右対称のダブルカッタウェイ・ボディにより、すべてのポジションでストレスなく演奏することが可能です。
ネック側の Bass Sidewinder ピックアップは豊かで深みのある音色を、ブリッジ側の TB PRO はブライトな音色を生み出します。
2つのピックアップは、マスターボリューム、トーンコントロール、ブレンドノブを装備しており、好みのトーンバランスを得ることができます。

しかし、たしか昨年発表されているにもかかわらず、
私は一度もブツを見たことがない…
市場でも見かけたことのない、なんか不思議なベースだったんですよね。

しかも米国当たりでは youtube にレビューがあがっていて
それがあまり評判が良くない。
私がよく見ている LowEndLobster のレビューでも最低な評価。
チューナーが貧弱だとか、調整しづらくていただけないブリッジみたいな。
しまいにはブリッジとチューナーを交換する YOUTUBE の映像もあったりして

結論、安かろう悪かろうなのでお勧めしないみたいな印象を持っちゃいましたね。
実際そんなに EPIPHONE の本質が悪いのか?
最近の GIBSON USA の品質も値段ににあってないとかレビューで聞いたりするし
実際どんなクオリティなのかもう懐疑的な印象しかないのですが…
見た目は色も綺麗だし形もかわいいし、ショートスケールでとりまわしも良さそうで
いいなぁとずっと眺めておりました。

一向に日本市場で見かけることもなくて
日本にいつ入ってくるんだろう?と思っていたのですが
今年の春くらいからですかね…やっと市場で見かけるようになりました。
カラーは伝統的なチェリーに加え、カリフォルニアコーラル、サンセットイエロー、パシフィックブルーの3色をラインナップ
個人的に一番気に入ったのは、カリフォルニアコーラル
日本で言えばやまぶき色みたいな感じでしょうかね。オレンジっぽい黄色みたいな。

出島でみていたら、
あの名古屋の GRACIAS さんで
PLEKを使用し測定、すり合わせ、調整、
弦交換、1 弦 1.7 mm - 4 弦 2.1 mmにて調整されて
道具としてお使い頂ける即戦力仕上げにした一品ですと…

まぁ、送料込みの販売価格は他店より少しお高めでしたが、
北の大地ではお目にかかれないあの PLEK で調整したとなれば、
もう安心感絶大。
これは買うしかないですなということで発注~ ポチッとな。
Epiphone ロゴの段ボールにはいって宅配便で届きました。
重さは 4.18 キロということでマホガニーとしてはかなり重めな固体ですかね。
まぁおかげでヘッド落ちとは気になりませんですが…

で、ネックは調整済みなのでむずかる所も特になく問題なし。
さて、ネックですが、
商品紹介で書かれてるほど私的には弾きやすいという程でもなくごく普通ですね。

スペックは
Body:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Indian Laurel
Fret Number:20
Joint:Set Neck
Pickup:Bass Sidewinder(front)、TB PRO(rear)
Control:Master Volume、Blend Knob、Master Tone

バランサーは違和感のないタイプでそこは良かったかな。
たぶん、 Embassy Bass とは逆向きのタイプじゃないかな。
で、音ですが、
フロント Bass Sidewinder こいつは所謂ボワボワしたよく言えば重低音、悪く言えばブーミーな低音、
個人的に気に入ったのはリアの TB PRO のほうですかね。
こいつはなかなかミッドの抜け感が良いですね。
個人的には両方 TB PRO で良かったんじゃない?とも思いましたが
まぁ、GIBSON / EPIPHONE 系のベースのフロントは
ショートスケールだし低音を補う意味でサイドワインダーが定番って感じなんですかね。

チューナーはまだ使いはじめだからかわかりませんが
一回チューナーで調律しても少し使うと少し狂う的な感じは確かになくもないかなぁ。
安定性はあまり良くないかも。
ブリッジはヒップショットの 2 Point Super Tone Bass Bridge とかに変更すればもっと良いのでしょうが
まぁ、調整済みで変更する必要もないのでまぁ、ここのままで使うのが正しいスタイルですかね
一応チューナーやブリッジ、テイルピースなどはオリジナルモデルのデザインを踏襲されたものとなっているそうですし

そういえば、知り合いがヘッドのメーカー名が昔の独立してた頃のエピフォンのものだとか言ってましたが。
でも1ハムの頃の Newport ベースとはヘッド形状違いますよね。

さて音の印象ですが、見ての通りまぁ、カバードハムバッキング2発ですし
意外と重めの個体なので思ったよりはマッシブな感じですかね。
見た目以上にロックなベースだと思います。
もちろん、スラップとかに間違ってもむいているとは言えないベースですし…
どっちかというとピック弾きの方が似合いますかね。

それから、付属のソフトケースは相変わらずのペラペラでしかも長さも合ってないので
お店が付属させたのは、たぶんロングスケールのベース用ですかね。

サイズ的には少し大きめなギター用ギグケースなので
ちょうどよさげギグケースでも用意しないと練習には持って行けなさそうですね。

ギブソン系はネックが弱めなので…セットネックだし耐久性は心配ですね。
ちゃんとしたギグバッグでもさがすかなぁ。

しばらく家で試してみて実戦投入できるか判断ですね。

ちなみに無印のステッカーと色合いがマッチしたので
ステッカーチューンいたしました。

そういえば今年はエピフォン サンダーバード '64 も発売されてますね。
サンダーバードなんかもちょっと興味出てきましたね~o(^o^)o

ではでは(^_^)ノ
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