北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
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2024年を振り返って~Atelier Z、Spector、YAMAHA …

2024年12月31日 17時18分07秒 | ベース

今年も残り一日となりました。
みなさんにとってどのような一年になりましたでしょうか。

年明けから能登の地震、羽田空港での飛行機事故…
ウクライナもイスラエルも相変わらず戦争が続いてます。

そんな年ではありますが私は変わりなく仕事も忙しく、バンド活動も昨年より縮小はしましたが、オリジナルバンドの方は継続できているので良かったですね。

さて、毎年、今年はベースギターを昨年より買わないようにしようと年始に誓うのですが、
なんだかんだ言って、また今年も新しい子達をまた迎えてしまうわけです。(^0^)
ということで、今年巡り会って印象的だった、ベースギター達について書こうかと思います。

まず、今年頭に購入したのが、ATELIER Z の5弦、 ATELEIR Z M#265 /19P 66’LTD. です。
出島で ATELEIR Z M#265 /19P 60's Matt Black MH という名前で売られていたモデルだったのですが、届いてみれば、66’LTD. という限定モデルでした。
マットな黒でマッチングヘッドで 4キロ台前半の重量ということ購入したモデルですが、66年モデルなのに丸ペグじゃないんかいっ!という突っ込みはおいておきまして…
メンバーからもかっこいいと評判が良くて、実際 19 ミリピッチで弾きやすいモデルです。
ATELIER Z も海外モデルと同様、最近値上げが続いてまして…
ここ数年で3回くらい値上がったのかなぁ…
最近は M#265 や Beta5 といった多弦のカスタムモデルは 40万以上になっちゃいましたね。
この頃はまだ、30万円台前半で購入できたので、ある意味、ラッキーでしたね。
オリジナルのハードロックバンドの方ではこいつが今のメインベースになってます。

日本のベースギターの高騰より、昨年あたりからさらにひどいのが。欧米生産のモデルですね。
私の大好きな Spector も高騰がひどくて…今や、新品は100万~150万円になってます。
もう手が出せない領域煮入りましたね。
ちょっと前まではこんなにしなかったんですけどね。
Euroもいつのまにか 40 とか 50 万になっています。
それで、今買わないとやばい!
まぁ、そんな危機感もあって、今年の夏に購入したのが、 Spector NS-2J です。
この 85 年製のプリクレイマー期は関西方面から入手しましたが、こいつは以前所有していた NS-2J ほどネックは太くなくて荒削りな感じもないのですが、
PLEK 調整済みということで、とにかくネックの状態が良くて弦高もかなり低めに出来るますし、ネックも細くて弾きやすいんです。
決して安くは無かったのですが、現在の相場を考えると相当安かったと思います。
今はプリクレイマー期も 90 万くらいしても当たり前という感じになってますので、これもこの時期に買っておいて良かったですね。
プリクレ NS-2J は私にとって80年代を象徴するとても大事なベースなのでこれは本当に手に入れて良かったです。
Spector に関して、前から思っていて言いたいことがあるのですが…
クレイマー期のUSA製ですが、少し楽器店の値付けが高すぎる気がしてます。
以前、87年製の NS-2 を使っていたことがあるのですが…
音がゴリゴリしていて、2000年代の NS-2 と比べると正直、使えるジャンルがかなり限られるのではないかという印象でした。
今となってはここまで高騰すると思わなかったので、もったいないことにすぐに手放しちゃったのですが。
別の言い方をするとクレイマー期の NS-2 の音の骨太さは半端ないのですが…それだけ癖も強いんですよね。
クレイマー期の NS-2 を購入する方は必ず、まず弾いて音を聞いて確かめてから購入したほうが良いと思います。
YOUTUBE とかでもクレイマー期の NS-2 の試奏動画ありますので、是非見てみてください。
私個人なら NS-2 を中古で購入するなら、高騰しているクレイマー期よりも、最近の程度の良い NS-2 を勧めますね。
最近の NS-2 の音の方が使いやすいのではないかと思います。
まぁ、それでもEuroの新品よりは高くて 60 万くらいとかになっちゃうでしょうが。
決してクレイマー期の NS-2 を否定するつもりはないのですが、
過去の値段を知っていて、以前に比べて値付けがあまりに高すぎると感じているんで。
あのゴリゴリした音が気に入るなら、これ以上の唯一無二の兵器はないので。

さて、国内メーカーもじりじりと値上がってきましたが、次は YAMAHA の BB について書こうと思います。
現行モデルが出たのはもう何年も前になりますが…
出たばかりの頃から、BB434M を最初に買ってから、BB234のフレットレス、BB435、等々使用してきました。
以前よりそつの無いモデルという印象は持っていたのですが、今年は縁がありまして、またあらためて対峙することになりました。
彩弦堂さんというカラフルなピックガートを売っているお店を見つけて購入してピックガードの着せ替えなんかも楽しんでます。
事の起こりは青いベースが欲しいなぁ…という単純な話だったのですが、たまたま島村楽器限定モデルのアイスブルーな BB434 を中古で売られているのを見て、これいいなぁと思い購入してから、あらためてそのポテンシャルを再認識することになりました。
その後 BB734A も購入して、二つを比較したりもしました。
不思議なんですが、単体で弾くと BB434 のほうが好みなんですが…
オケの中で弾くと BB434 よりも BB734A の方が重心が低くて音が抜けてくるような感じがするんですよね。
やはり、値段の違いがきちんと感じられるのです。
しかも BB734A ってアクティブとパッシブを切り替えられるのですが、パッシブの方がなんとなく良いんですよね。
これが不思議なんですが、別にアクティブ無くても問題ない感じ。
ということをふまえると、その上位モデルの、パッシブな BBP34 って一体?どんだけなの?
ということでとても興味津々なのですが…
残念ながらなかなか弾く機会もないので、今年は時間切れで巡り会えそうにないですね…
もういっそ BBP34 発注しちゃおうかなとか思う(^0^) 年の暮れとなりました。
来年は BBP34 vs BB734A とかできるといいなぁと思う今日この頃です。

それから、その他のブランドだとやはり Kikuchi Guitars ガキになります。
Sadowsky 東京支部のチーフ・ルシアーを務め、近年ではThree Dots Guitarsを立ち上げた菊地嘉幸氏のブランドです。
もう弾かなくても良いのがわかる数少ないブランドですね。
5弦も軽量に作られたディンキーシェイプの ボディ、弾きやすいネック、そして高音質なサーキット。
5弦のモデルを一度弾いてみたいですね。
本年を言えば Custom Series が欲しいですが、Hermes Series の MV5 あたりになりますかね。
まだ、弾いてみたいベースはいっぱいあります。

さて、今年も残りあとわずかになりました。
皆様に素敵な年末年始になりますよう祈っております。
読んでくれた方々、ありがとうございました。

それでは、来年、元気にまたお会いしましょう~(^_^)ノ

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