すっかり冬になりました。
昨年に比べて今年の冬は早いですね。
北の大地は 11 月に雪が降って、すっかり冬景色になって、
それから一旦雪は融けたのですが…
12月に入ってからまた雪が降って…
それから寒い日が続いてまして、もうこれで根雪になりそうな感じです。
さて、このブログではご紹介しておりませんでしたが、10月にとあるベースを中古で購入しました。
YAMAHA の BB434 というメジャーでどちらかというと普通なベースなのですが…
その前に特売で青い moody strap を購入してはみたものの、そういえば、うちには青系のベースが1本もないじゃないか…
ということで何か良いベースないかな?と物色してたんですね…
たまたま中古で程度の良さげな、S村楽器限定色の ICE BLUE な BB434 がありまして…
つい購入してしまいました。
現行のBBは、以前に BB234、BB434M や BB435 を使用していた事もありました。
そんなこともあって、特段話題にもせず、このブログでも紹介していなかったのですが…
このアイスブルーという色はなかなか良い色で実は気になってました。
そして、そのうちに…黒ではなくて、もう少し綺麗なピックガードはないかなぁ?
と言うことで物色してましたら、ちょうど彩弦堂さんという鮮やかなピックガードを作っているところがありまして、
ヤフオクやメルカリでピックガードが販売されてましたのでポチッと購入して着せ替えしておりました。
それから、11月に入って…
BB434 ではだんだん物足りなくなってきて
もっと上のグレードも弾いてみたいなぁなどと思い始めまして
そんな時にまたS村楽器で BB734A の程度のよさげな中古が売りに出ていたので、購入してしまいました。
実は BB735A も5弦アクティブということで、購入を少し考えていたのですが…
かなり重たい個体が多いということ、以前使用していた BB435 のネックが個人的にしっくりこなかったということで、
今回 BB735A は選択肢から外したのです。
まぁ、もの自体も市場になかったのもありますが…
ちなみに BBP34 と BBP35 は少し考えはしましたが、さすがに高くて手が出ませんでしたね。
今回は完全に見送りました。最近かなり値上がりましたし。
青系の個体が市場にほとんどなかったのと値上げとで、割高感がかなりありましたね…
さて、BB734A も猫ちゃんピックガードを前述の彩弦堂さんからGETして装着していい感じになりました。
10月に購入した BB434 とBB734A を少し弾き比べた乾燥と言いますか…
その違いについて感想を書いてみたいと思います。
まず、BB434 ですが、普通に良いベースだと思います。
素直な特性ですし、きちっとノイズ処理もされていてますし、まさに素直なパッシブ PJ ベースという感じです。
普通に弾いていると パッシブでの BB734A よりいい低音が出ている感じがするほどですね。
つくりは高級ではないですが、かといって安っぽくもないですし。
非常にバランスの良いベースだと思います。
ただ、いつも思いますが…
付属のこのペラぺラッのソフトケースだけはいただけないと思います。
コストを下げたいというのはわかりますが、もうちょっとなんとかなりませんかね。
もっとしっかりしたケースつけて欲しいですね。
ちなみに重量は4キロ前後。 BB734 より少し軽いです。
さて、BB734A ですが、さすがに値段が違うだけあって、高級感があります。
ペグやブリッジが黒光していて少し高級な感じ。触った感じでとても良い。
ネックのしっかり感と滑り具合も独特な感じですね。
さて音ですが、そのまま聞くと少し中音域に癖がある感じのようなんですが、
オケと合わせて弾くとと BB434 より少し重心が低め菜感じという感じと言いますか。
BB434 は普通な感じなのですが、BB734A はもう少し現代的と言いますか、デジタル系でもいけそうな印象です。
不思議ですね。パッシブ状態で生で聞いた印象とオケの中で聞いた印象が異なるというのも。
ちなみにアクティブにするともっと現代的でありつつまとまった感じになります。
色はサンバーストとチャコールグレイに近いマットな黒の二つのみですが、今回は黒い方を購入しました。
新色の噂もあるようですが…もう少しポップな色の BB734A もバリエーションに欲しいですね。
赤とか青とか黄色と白とか出してみませんかね> YAMAHA さん..
ちなみに付属のケースはソフトなセミハードケースともいえそうな
しっかりとボディを保護するタイプのギグケースが付いてます。
ここまで、やらなくてもいいとは思いますが、BB434 シリーズにも
もう少し厚みのあるクッションのケースつけて欲しいなぁ。
ちなみに重さは4.2キロちょっとですかね。アクティブ回路もはいってますので少し重たいのかも。
個人的には BB734A はパッシブでも問題ないですね。
切り替えたときの温良さもほとんどないですし。
もちろん、アクティブで積極的な音作りも出来ますが。
結論として、私が選ぶなら、
アクティブ好きな私のことですので、やはり BB734A の方を選びますかね。
もちろん、ピックアップも木材、各パーツがよりコストのかかったもので構成されているモデルですので、
比較するのもあれなんですが…
ただ、普通に弾くのであれば、
意外と BB434 の方がいい感じなので、本来のベースギターっぽいので、こっちを好きな人が多いのではないかと思います。
まぁ、それだけ、 BB434 のクラスでも YAMAHA がきちんとBBを作っているということになると思いますね。
さらに安い BB234 も弾いたことがありますが…普通に使用するならお値段以上のモデルで問題ないと思いますし、
その一つ上の BB434 ならもっともっと長く付き合えるベースではないかと思います。
さて、そうなるといよいよ気になるのは BBP34 。
BB434 のナチュラなパッシブをより高級にした感じなのか…
それとも BB434 → BB734A →???
いろんな想像を膨らませてシマしますが…
いつか試奏してみたいなと思う今日この頃です。
実は私が少年時代に一番はじめに買ったベースが YAMAHA の BB VI 。
あれから40年以上経過してますが、YAMAHA の BB はまだまだ健在で進化してます。
最近品質が落ちているという噂もあるようですが…
日本の有名メーカーとしてベースギターをしっかり作っていって欲しいです。
YAMAHA 万歳! BB 万歳!