すっかり寒くなりましたね。
今週は北の大地も朝晩はストーブ着火です。
本州も寒いそうですね。
ちょっとこの前まで季節外れの30℃とかニュースでやっていたのですが、今や最高気温が13℃とかですからね。
風邪などひかれてませんでしょうか。
私は少し鼻水出てますね…やはり寒い。
来週は寒の戻りで暖かくなりそうですが…
さて、前回のスタジオ練習で約4.6キロの ATELIER Z 6弦の重さにめげ、軽い5弦が欲しいとつぶやいた私です。
そこで、さっそく軽い5弦探してみました。
条件的には…
少しでも軽くするため今回は6弦ではなく5弦。
重さは4キロ前後、
この際、アクティブでもパッシブでもよし、
予算的には10万円以内。弦間ピッチは 18mm くらいは欲しい。
スケールは34インチ以下。
ショートスケールなんかもちょっと考えたのですが、
LOW-B の鳴りへの不安や弦間ピッチの狭さ等ので対象から外しました。
まぁ、いろいろと探してみたのですが…
やはり20万越えならのハイエンド機種なら結構よいのがあるのですが…
この予算内だとなかなか見つからないですね。
特に重さが 4.4 キロ以上になってしまうんですよね。
Fender MEX のジャズベースは顕著で
なぜかアルダーパッシブが重たくて、軽いほうでも大体4キロ代後半で重たいのは5キロオーバー。
アクティブだと YAMAHA の BB735A が 4.5 キロ前後くらいですし。
IBANEZ は軽いアクティブで良いのですが、弦間ピッチ 16.5mm が基本で一部のハイエンドモデルに18mm があるくらい。
まぁ、最新のブリッジは少し調整できるのでピッチを拡げられますが、それでもネック幅とのバランスで実際 17mm くらいが限界ですので、これも見送り。
そんなこんなで細かいところを見るとなかなか良い候補がないんですね。
あとは 4弦は JJ が多いので、今回は HH か PJ が良いかなということで
結局メーカーは YAMAHA が最有力候補になりました。
シリーズ的には YAMAHA の TRBX と BB の二つに絞りました。
最終的に手頃なモデル、 TRBX505 と BB435 の対決になりまして。
TRBX は4キロを切る個体も多く、プリアンプ内蔵なので良かったですが
どうにも少し音が暗い感じがするといいますか…個人的にどうも好みでないのですね。
どちらかというと BB のオーソドックスで素直な音のほうが好きなんですね。
ただ、BB435 は重さにばらつきがかなりあるようで、4.5 キロなんて個体もありました。
そこで、いろんなところに実機の重さを問い合わせまして、
秋葉原方面の某大手の楽器店に約4.0キロの個体が見つかったので確保しました。
ということで、結局 BB435 にきめました。
事前に 4.07 キロと店員さんから聞いてたのですが、実機で体重計で測ったところ4.0キロジャストくらい。
おそらく BB435 としては最軽量の部類でしょうね。
実際、少し軽すぎのようで、若干ヘッド落ち傾向がみられます。(^_^;)
まぁ、5つのペグですし、今回軽さ優先なのでそこは目をつむることにします。
で、実際弾いてみた印象ですが…
まだ新品と言うこともあって、まだこなれてない感じですかね。
これから引き倒さないとまだまだ実力はわからない感じですが…
ただ、ネックはもう本の少し薄くて幅広でも良いかなという感じはしますね。
でも、これ以上薄くすると強度的にも難しい物があるのかもかなぁ。
で、ずっと気になっていたのが弦の長さです。
WEB の仕様一覧表を見るとダダリオの EXL170 を張っていると書いてあるのですが、
ボディ裏側から張る場合にはスーパーロングスケールの弦をお薦めします。
なんてこともさりげなく書かれていたりします。
今回はダダリオの 普通のLONG 弦 NYXL45125 に張りなおしてみました。
結論からいいますと
ダダリオ弦ならスーパーロングスケール 弦でなくてもロング弦でも裏通しOKでした。
まぁ、ギリという感じではありますが、問題はありません。
もしかすると、少し短めの弦、
R.Cocco あたりなら EXTRA LONG じゃないと厳しいかもしれませんね。
今回はポジションマークに 8mm の蓄光シールを貼ってみました。
別のブロックタイプなんかのシールを貼ることも考えてはみましたが…
こういうシンプルなのも結構良いですね。
せっかくなのでストラップも Richter の BASS STRAP を新調しました。
ちょうど輸入代理店の over the field さんの web shop の がセール中でしたし。
このストラップですが幅は十分なのですが…
惜しむらくは裏地がもう少し滑らない素材だともっとよかったかな。
まぁ、厚さももう少し欲しいところですが。値段的にそれは贅沢ですね。
で、 BB435 の話に戻りまして…
やはり、さすがに世界のヤマハ。
これくらいのベーシックグレードでも全く死角はないですね。
クオリティ、仕上がり、出音、さすがです。
この値段で導電塗料塗られてノイズ処理なんかされてますしね。
確かに金属パーツはもう少し質感が欲しいという声もあるようですが、
この値段としてはそれは望みすぎでしょう。
実際、コスモブラックとかに変えるともっとカッコ良くなりそうではありますが。(笑)
前の BB シリーズと比べるとボディが小さく薄くなっているせいか
LOW の出方は若干弱くなっている印象の現行BBですが…
実際、まだ新品でこなれてない感じもありまして
低音は特にプリアンプ等で補正が必要な印象は否めないのですが。
もともと素直な出音ですので、少し EQ 補正すれば低音不足は気にならなくなりますね。
バズの出方もとてもいい感じで好感が持てます。
某ショップ(音館)のレビューなんかではパッシブなら BBP35 よりこちらのほうが良いとか
とにかくコスパ最高とか書かれてますねいますね。
たしかに、以前、YOUTUBE の BB735A との比較映像で BB435 が BB735A に負けていないのは確認してましたので。
たしかに日がたつにつれて鳴りが良くなってきているような気もしますね。
唯一個人的に気になるのはネックですかね。
それは強度とかではないのです。
弦間と指板Rの感じといいますか。
個人的にいまいちしっくりこないといいますか。
少し慣れないと弾きにくさを感じるところですかね。
おそらく、これは全部のBBの5弦モデル共通の話なのだろうと推測しますが。
もしかすると弦高の設定とかもあるのかな。
ただ、これは完全に個人的な好みだとおもいます。
あと、18ミリといわれる弦間も数値より少し狭く感じますね。
おそらくナットをあと2,3ミリ広げるとさらに弾きやすくなるような気がします。
5弦のなっとで 43 ミリは私には少し細すぎる印象ですね。
ローフレット側で少し左手の運指に気を遣うところがある気がします。
そういえば、昔から私は平たくて幅の広いネックのほうが好みでした。
そのせいですかね。
あと、軽すぎてヘッド落ち気味なのは
肩の負担とトレードオフなので全然気にしてません。(笑)
もしすると、BB435 の良さをさらに実感するだけかもしれませんが、
是非、そのうち上のグレード、BB735A や BBP35 も弾いてみたいですね。
それから、やはり5弦も良いですが、基本の4弦はきっともっと良いだろうと思ったので。
BB434、BB734A、BBP34 の中からひとつ欲しいなとちょっと思いました。
BB434M は以前持っていたので引いたことがあるのですが、
ローズ指板の3本をいつか弾き比べできるといいですね。
値上りしないいうちに BBP34 とか持っておきたいななんて思ったりする今日この頃です。
(最近国産のベースギターもどんどん値上げしてきましたからね。)
まぁ、いずれにしろ、次回のスタジオ練習はこいつで行ってみようと思っているので
ゴリゴリ引き倒して慣れていこうと思います。
秋深し、これから寒くなりますが、皆様も風邪などひかれないようお気を付けください。
それでは、また。(@^^)/~~~