春ですね。
北の大地も日陰以外は雪が溶けてなくなりました。
いつもより春が早いような気がします。
ところで、
日本製フェンダーの話になるのですが、
最近思うのは、とても普通なんですが、これはこれで良いなぁと。
なんとなく最近になってこの良さがわかりつつある私です。
さて、ここ数日の楽器屋さんからのメールでトピックは
Fender Made in Japan の新モデル Hybrid II Series ですね。
Made in Japan Hybrid II は、ヴィンテージなルックスはそのままに、
プレイヤーや音楽のジャンルを選ばないオールマイティーなモダンスペックを盛り込んだ、
まさに「ハイブリッド」と呼ぶにふさわしいシリーズです。
リズム/リード問わず、どのギタリストやベーシストにもフィットする演奏性と
楽器のトーンを兼ね備えた製品を、世界的にファンの多いMade in Japanで実現しました。
とのことですが…
VINTAGEとMODERNのハイブリッドということですね。
例えば、指板Rは9.5" (241 mm) になってたり、
ブリッジは VINTAGE TYPE になってたり…
考えてみると純粋な HYBRID モデルはハイマス系のブリッジで
250R だったことを考えると前回よりよりVINTAGE系にシフトしてるのでしょうか。
それにしてもいままでの Made In Japan のラインアップってちょっと複雑ですよね。
もともとの JB62 系の後継である Traditional 60s Jazz Bass はボディはバスウッドですが、
指板Rは9.5" (241 mm) になってます。
ところがこの上位モデルと思われる Heritage 60s Jazz Bass は
7.25" 指板、'60s “C”シェイプメイプルネック 逆巻きペグ。
もともとのJB75系の後継である Traditional 70s Jazz Bass は
9.5インチラジアスの”U” シェイプメイプルネックに
4サドル式ヴィンテージスタイルブリッジ
上位モデルと思われる Heritage 70s Jazz Bass は7.25”Rの
1975 “U”シェイプメイプルネック、4サドル式ヴィンテージスタイルブリッジ
この Heritage シリーズはマークケンドリック監修でお値段もちょっと
高めなのですが、なんと言いましょうか。
以前試奏したことがありましてなんかしっくりこなかった気がします。
Heritage 70s Jazz Bass の指板Rなら 普通のTraditional 70s Jazz Bassのほうが
マッチすると思うのですが。何かスペックが謎ですね。
それともうひとつ謎なのが、Hybrid 60s Jazz Bass というモデル。
フェンダーの定番モデルのルックスにモダンなスペックが調和、
アルダーボディにVintage USピックアップを搭載し、
サテンフィニッシュの250mmラジアスネックにミディアムジャンボフレット採用。
これは昔で言うところの JB62-US の後継になるのでしょうね。
要はバスウッドの Traditional 60s Jazz Bass がエントリーモデルで、
ただ、アルダーボディののマッチングヘッド PJピックアップ の Aerodyne II Jazz Bass も同じ値段だったりしますが(^_^)
その上が Hybrid II Jazz Bass, Traditional 70s Jazz Bass, Hybrid 60s Jazz Bass と3モデルが横並び。
そして、 Traditional 60s Jazz Bass® Limited Run, Candy Apple Red というスタックノブの限定モデルもあって、
正直、4弦の Made In Japan シリーズだけ見ても複雑ですよね。
カタログ上では前述の Heritage Jazz Bass がパッシブで一番になるということは、昔で言うところの JB62-VSP に
当たるわけですね。
それから、Limited Collection という 昔で言うとカタログ外っぽい限定モデル、
Limited Active Jazz Bass なんてのもあってさらに複雑になってます。
ヴィンテージなルックスを纏いながらも、Treble/Bassの2バンドアクティブEQを搭載し、ローノイズでパンチのあるサウンドを生み出す、
アクティブベース。
Fender USA Vintage Jazz Bassピックアップを搭載し、サテンフィニッシュの 9.5" ラジアスネック
ミディアムジャンボフレットを採用。
本モデルは数量限定生産モデルとなり、Natural、3-Color Sunburst、Olympic Whiteといった
クラシックフェンダーカラーの3色展開、Naturalのみメイプル指板アッシュボディ、
3-ColorSunburstとOlympic Whiteはローズウッド指板アルダーボディ ですね。
個人的にはこのモデルは人気がないのか結構安くなっていて、でも個人的には大変興味があったりします。
そして Made In Japan でその上の一番上におわしますのが Modern シリーズ。
Modernシリーズは演奏の技術レベルが著しく向上している現代のプレーヤーに
最高峰のプレイアビリティとトーンを提供するために開発されたメイドインジャパンの新シリーズ。
3ピースの高品質アルダーボディに流線型のスタイリッシュなデザインを採用。
厳選したローズウッド指板のサイドポジションにステージ上の視認性向上のための蓄光パーツを装備。
さらにネックは演奏性の向上を狙ったコンパウンドラジアスに、
ハイフレットでの弾きやすさを考慮したヒールカットを採用。
またブリッジには豊かなサスティーンと安定したピッチを実現する HiMass Vintage Saddle を搭載。
ピックアップはネック/ミドルともに第4世代のノイズレスピックアップを搭載。
内蔵されている18Vのプリアンプによりノイズレスなサウンドを実現し、タッチノイズの軽減など、
ステージでの演奏を最大限考慮しています。
モダンなスペックが凝縮された次世代型の Jazz Bass で Deluxe Gig Bag が付属とのこと。
こんな感じです。
さて、話を戻すと今度の Hybrid II Jazz Bass ですが、
個人的には、より HYBRID といいつつ VINTAGE 寄りに振っているなと
最初は思いましたが、とある一部については MODERN の要素を取り入れたと感じですね。
アルダーボディに新設計のHybrid II Custom Voiced Single Coilピックアップ、
ビンテージ・スタイルのブリッジの下にはサスティン・ブロックを搭載。
ビンテージ・スタイル・チューナー、Modern “C”シェイプにサテン・フィニッシュのネック、
9.5インチラジアスの指板とナロー・トール・フレット仕様。
ここまでだとなんとなく VINTAGE っぽいのですが
決定的に違うのは 20 フレットではなく、 21 フレット仕様ということ。
これは個人的にはとてもうれしいです。(^◇^)
ただ個人的にいただけないと思うのはローズ指板モデルのピックガードの色ですかね。
サンバーストとブルーは入れ替えるべきでしょうね。
ちなみにそう思うのは私だけではないみたいでして、
山野楽器さんでピックガードカスタムモデルを出しているようです。
やっぱサンバーストにはベッコウピックガードが良いですよね?
ちなみにブログトップの写真も山野楽器さんピックガードカスタムモデルです。
通常は白ですね。
あとどこかに書いてありましたが、
FENDER の60年代ベースのモデルって、いまだにネックを外さないと
ネック調整できないモノあるんですね。
それは個人的にちょっと…ですね。
やっぱ新品だと買って何年か安定するまではかかると思うので
常にロッドは回せるようにして欲しいですね。
もちろん、この新しいモデルはヘッド側でロッド調整できるので良いですね。
カラーバリエーションに CANDY APPLE RED がないのは少し残念ですが、
今度どこかで試奏してこようかなと思います。(^_^)v
北の大地も日陰以外は雪が溶けてなくなりました。
いつもより春が早いような気がします。
ところで、
日本製フェンダーの話になるのですが、
最近思うのは、とても普通なんですが、これはこれで良いなぁと。
なんとなく最近になってこの良さがわかりつつある私です。
さて、ここ数日の楽器屋さんからのメールでトピックは
Fender Made in Japan の新モデル Hybrid II Series ですね。
Made in Japan Hybrid II は、ヴィンテージなルックスはそのままに、
プレイヤーや音楽のジャンルを選ばないオールマイティーなモダンスペックを盛り込んだ、
まさに「ハイブリッド」と呼ぶにふさわしいシリーズです。
リズム/リード問わず、どのギタリストやベーシストにもフィットする演奏性と
楽器のトーンを兼ね備えた製品を、世界的にファンの多いMade in Japanで実現しました。
とのことですが…
VINTAGEとMODERNのハイブリッドということですね。
例えば、指板Rは9.5" (241 mm) になってたり、
ブリッジは VINTAGE TYPE になってたり…
考えてみると純粋な HYBRID モデルはハイマス系のブリッジで
250R だったことを考えると前回よりよりVINTAGE系にシフトしてるのでしょうか。
それにしてもいままでの Made In Japan のラインアップってちょっと複雑ですよね。
もともとの JB62 系の後継である Traditional 60s Jazz Bass はボディはバスウッドですが、
指板Rは9.5" (241 mm) になってます。
ところがこの上位モデルと思われる Heritage 60s Jazz Bass は
7.25" 指板、'60s “C”シェイプメイプルネック 逆巻きペグ。
もともとのJB75系の後継である Traditional 70s Jazz Bass は
9.5インチラジアスの”U” シェイプメイプルネックに
4サドル式ヴィンテージスタイルブリッジ
上位モデルと思われる Heritage 70s Jazz Bass は7.25”Rの
1975 “U”シェイプメイプルネック、4サドル式ヴィンテージスタイルブリッジ
この Heritage シリーズはマークケンドリック監修でお値段もちょっと
高めなのですが、なんと言いましょうか。
以前試奏したことがありましてなんかしっくりこなかった気がします。
Heritage 70s Jazz Bass の指板Rなら 普通のTraditional 70s Jazz Bassのほうが
マッチすると思うのですが。何かスペックが謎ですね。
それともうひとつ謎なのが、Hybrid 60s Jazz Bass というモデル。
フェンダーの定番モデルのルックスにモダンなスペックが調和、
アルダーボディにVintage USピックアップを搭載し、
サテンフィニッシュの250mmラジアスネックにミディアムジャンボフレット採用。
これは昔で言うところの JB62-US の後継になるのでしょうね。
要はバスウッドの Traditional 60s Jazz Bass がエントリーモデルで、
ただ、アルダーボディののマッチングヘッド PJピックアップ の Aerodyne II Jazz Bass も同じ値段だったりしますが(^_^)
その上が Hybrid II Jazz Bass, Traditional 70s Jazz Bass, Hybrid 60s Jazz Bass と3モデルが横並び。
そして、 Traditional 60s Jazz Bass® Limited Run, Candy Apple Red というスタックノブの限定モデルもあって、
正直、4弦の Made In Japan シリーズだけ見ても複雑ですよね。
カタログ上では前述の Heritage Jazz Bass がパッシブで一番になるということは、昔で言うところの JB62-VSP に
当たるわけですね。
それから、Limited Collection という 昔で言うとカタログ外っぽい限定モデル、
Limited Active Jazz Bass なんてのもあってさらに複雑になってます。
ヴィンテージなルックスを纏いながらも、Treble/Bassの2バンドアクティブEQを搭載し、ローノイズでパンチのあるサウンドを生み出す、
アクティブベース。
Fender USA Vintage Jazz Bassピックアップを搭載し、サテンフィニッシュの 9.5" ラジアスネック
ミディアムジャンボフレットを採用。
本モデルは数量限定生産モデルとなり、Natural、3-Color Sunburst、Olympic Whiteといった
クラシックフェンダーカラーの3色展開、Naturalのみメイプル指板アッシュボディ、
3-ColorSunburstとOlympic Whiteはローズウッド指板アルダーボディ ですね。
個人的にはこのモデルは人気がないのか結構安くなっていて、でも個人的には大変興味があったりします。
そして Made In Japan でその上の一番上におわしますのが Modern シリーズ。
Modernシリーズは演奏の技術レベルが著しく向上している現代のプレーヤーに
最高峰のプレイアビリティとトーンを提供するために開発されたメイドインジャパンの新シリーズ。
3ピースの高品質アルダーボディに流線型のスタイリッシュなデザインを採用。
厳選したローズウッド指板のサイドポジションにステージ上の視認性向上のための蓄光パーツを装備。
さらにネックは演奏性の向上を狙ったコンパウンドラジアスに、
ハイフレットでの弾きやすさを考慮したヒールカットを採用。
またブリッジには豊かなサスティーンと安定したピッチを実現する HiMass Vintage Saddle を搭載。
ピックアップはネック/ミドルともに第4世代のノイズレスピックアップを搭載。
内蔵されている18Vのプリアンプによりノイズレスなサウンドを実現し、タッチノイズの軽減など、
ステージでの演奏を最大限考慮しています。
モダンなスペックが凝縮された次世代型の Jazz Bass で Deluxe Gig Bag が付属とのこと。
こんな感じです。
さて、話を戻すと今度の Hybrid II Jazz Bass ですが、
個人的には、より HYBRID といいつつ VINTAGE 寄りに振っているなと
最初は思いましたが、とある一部については MODERN の要素を取り入れたと感じですね。
アルダーボディに新設計のHybrid II Custom Voiced Single Coilピックアップ、
ビンテージ・スタイルのブリッジの下にはサスティン・ブロックを搭載。
ビンテージ・スタイル・チューナー、Modern “C”シェイプにサテン・フィニッシュのネック、
9.5インチラジアスの指板とナロー・トール・フレット仕様。
ここまでだとなんとなく VINTAGE っぽいのですが
決定的に違うのは 20 フレットではなく、 21 フレット仕様ということ。
これは個人的にはとてもうれしいです。(^◇^)
ただ個人的にいただけないと思うのはローズ指板モデルのピックガードの色ですかね。
サンバーストとブルーは入れ替えるべきでしょうね。
ちなみにそう思うのは私だけではないみたいでして、
山野楽器さんでピックガードカスタムモデルを出しているようです。
やっぱサンバーストにはベッコウピックガードが良いですよね?
ちなみにブログトップの写真も山野楽器さんピックガードカスタムモデルです。
通常は白ですね。
あとどこかに書いてありましたが、
FENDER の60年代ベースのモデルって、いまだにネックを外さないと
ネック調整できないモノあるんですね。
それは個人的にちょっと…ですね。
やっぱ新品だと買って何年か安定するまではかかると思うので
常にロッドは回せるようにして欲しいですね。
もちろん、この新しいモデルはヘッド側でロッド調整できるので良いですね。
カラーバリエーションに CANDY APPLE RED がないのは少し残念ですが、
今度どこかで試奏してこようかなと思います。(^_^)v
さてハイブリッド2の話に戻りますが
ペグですか。細かいスペックがHPに書いていないのに具体的な型番までわかるとはさすがですね。
私もプレべはフラット弦ですが、径が小さいと巻きにくいですよね。確かにHERITAGEと比べると小さいですね。うーん、さすがに目の付け所が違いますね。
日本製の安価なモデルに良く見られるゴトーの【GB10】です。
フェンダー製品のほとんどはシャフト径が14mmなのに対して、GB10は12mmと一回り細い為にフラット弦の様な硬いが巻き難く、見た目も弱々しくて私は大嫌いです。
メキシコ製のモデルに付いている似た様な見た目のペグはテーパードシャフトになっているので、実はシャフトの根本は細く無いんですね。
そんな訳で、個人的には最新の日本製フェンダーにはほとんど好感が持てないのでした。
余談ですが、山野吉祥寺店にC/S'66ジャズベースのキャンディーアップルレッド、マッチングヘッドが入荷していますよ。
多分、北部さんの大好物ではないかと・・・。