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ジャパン・シンフォニア マーラー:交響曲第4番ト長調

2006-05-01 | 東京響  ・三ツ橋敬子 
4月29日(土)  15:30 開演 第一生命ホール 3-22 5千円・安い
ジャパン・シンフォニア第6回定期演奏会
【出 演】 ◆井上喜惟(Cond) ◆蔵野蘭子(Sop)
◆ジャパン・シンフォニア
【曲 目】 ◆R.シュトラウス:メタモルフォーゼ
         (23の独奏弦楽器のための習作)
◆マーラー:交響曲第4番ト長調「大いなる喜びへの賛歌」
  
 蔵野蘭子・・此の方の声を聴きたく足を運ぶ、昨年のオランダ人のゼンタで
感動して・・期待通りの歌唱でした、一言声域が素晴らしい、好み、好みですね

マーラー4番 
 三楽章のピアニッシモが綺麗で弦のふくよかさ、温か味が実に良い
急がず、遅れず木管、弦群のアンサンブルが実に良い・・
オーボエの音色が此れに溶け込み、リードし音の同一性が非常に温か味を感じさせる
オーボエ奏者が上手い、
ティンパニが小気味良いアタック感がこれも上手いし、
対向配列で真前が第二Vの旋律が心良い・・
 4楽章が白眉でした、オケと歌唱が溶け合い、絶妙な味が・・
過去の4番は都響・ベルティーニを聴き断然好きに成った曲で 今回の演奏もトップ3に入るでしょう

オケ、指揮者も初物でした・・メタモルフォーゼ、弦楽合奏は??でした
 旋律が不明確?弾きこみが無い印象で、指揮者無し演奏を試みる手も・・眠い
 室内弦合奏となると・・水戸弦を聴いているので、比較してしまう・・

年2回公演の予定で・・聴衆との交流を例えば指揮者、歌手のサイン会をするとか
演奏後トークを行うとか・・営業努力とか、密な交流を図るとか・・

11月5日に次回演奏会予定がありますね
  ハチャトゥリアン ヴァイオリン協奏曲二長調
  シベリウス    交響曲第2番二長調


◆ジャパン・シンフォニア
【曲 目】 ◆R.シュトラウス:メタモルフォーゼ(23の独奏弦楽器のための習作)
◆マーラー:交響曲第4番ト長調「大いなる喜びへの賛歌」
  
井上喜惟(Cond)
《主な経歴》 1979年16歳のとき渡欧、ウィーン国立音楽アカデミーでブルーノ・ザイドルホーファー、ウィーン市立音楽院でブランコ・チュベルカにピアノを師事
その後クルト・ヴェスに指揮を学ぶ
1982年よりミュンヘン、マインツでチェリビダッケに、またバイロイト音楽祭でシュタインに師事
1985年よりケルン放送交響楽団でベルティーニのもとで研鑚を積む
1989年よりウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団でカラブチェフスキーのアシスタント、この間、バーンスタインにも師事
1992年3月ブルノ・フィル定期公演でデビュー
アルメニア・フィル常任客演指揮者(1993-)、エレヴァン交響楽団(アルメニア・フィルと合併)首席指揮者(2000-2001)などを歴任
2000年9月にはアルメニアで、矢代秋雄、伊福部昭、武満徹、芥川也寸志などの作品を中心とした「ジャパン・フェスティバル」を開催、ライヴ録音もCD化された
ワルシャワ・フィル、ブルノ・フィル、チェコ・ナショナル響(コシュラー創設)とのCDがある

ジャパン・シンフォニア
音楽監督、音楽監督、井上喜惟の「国内のみならず、日本から海外に向け本格的な音楽を発信するオーケストラを作ろう。」という提唱のもと、2003年秋に発足した。その主軸メンバーには、コンサートミストレスの三戸素子、主席チェリストの小澤洋介はじめ、音楽監督、井上喜惟同様に長い年月欧州での研鑽、演奏活動暦を持ち、現在も海外と日本を行き来している音楽家たちが集まった。
また、メンバーの多くも最近海外から帰国したり、欧州での留学経験者である。充分な準備による音楽的な方向性の相互理解を通し、「オーケストラは巨大な室内楽」であるという、本来の原点に立ち返ることをポリシーとして掲げている。
昨年12月のオフィシャル・デビュー・コンサートでは音楽誌で「スケールの大きな音楽作り」「不思議で面白いオーケストラ」と評され、聴衆からは「大事件に立ち会った」「今年のベスト」「エキサイティングな演奏団体が生まれた」「演奏意欲に溢れるオーケストラ」「演奏者の集中、協力、熱中」「ぞくぞくするほど感動」等のコメントが寄せられている。6月の定期公演、7月の「シンフォリーズ・コンサート」でも絶賛された。
今後、自主公演も含めた国内での演奏活動の他、ヨーロッパのマネージメントからすでに海外公演についての打診があり、これからの活動が注目される。

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オランダ人の過去の感想・・
3日 想定内の悪さが 歌手陣で・・
救われたのが想定外の蔵野の歌唱でオケをつき抜ける高音声域が・・見事 見事である・・舞台映りが非情に良い
オケ・指揮は二日目と云う事で・・こ慣れてきた感が
合唱に聴きご堪えあり・・外来の合唱より優れていると・・誉めすぎかな

Bキャストの初日で総じて歌手は手探り状態で・・
男性歌手に始めて歌う方々が?ワーグナー歌唱とは?・・
唸り、発声がおかしい、喉をつぶす 不自然な声域が?・・
テノールが?最悪?

指揮者 オケはそれ程 悪いとは感じない・・後半の盛り上りは見事でした。
衣裳に?サングラスにグレーの・・北朝鮮の誰かを彷彿?思い浮かんで・・
後、女性虐待?と思わせる・・三度ほど投げ飛ばす場面が?・・
・・演技、劇では圧倒的に蔵野 泉 が勝っている
華◎ 蔵野 蘭子

唯心円成会 期待を忘却せよ・・

2006-05-01 | 無能唱元・唯心円成会
 あなたには あなたの期待があり
私には 私の期待がある・・一致する時、そこには幸福があるが
互いの期待が異なる時 そこには 救いようのない不幸が生ずる・・

 人間関係の不幸は・・一方は好きで・・一方が好きでなかったら・・

顔をあわせる相手を 互いに 責めあい 憎みあっている・・そうすることが快感で
あり・・楽しいからである・・地獄の快楽であって・・

 期待することを 忘れてしまえばいいのである・・あなたの期待がまだ残って
いても・・一人の期待が止みさえすれば・・二人の分離は消えてゆく・・

憎悪する快楽にも・・一如の世界が 開けてこよう・・

この時 その人には 真の人間としての
誇りがもたされよう・・その心は・・最高の芸術であり

人生はそれ自体が芸術的素材であり 人はすべて芸術家なのだ

 楽しいことが 幸福である 苦しいことは たとえそれが立派であっても
  幸福とは 言えない
                      無能唱元・唯心円成会

期待なし 希望あり・・裏切り は 期待する心から 発生し・・
     希望 は・・裏切る 心が 無い・・