春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

聖火台点灯 新国立競技場に帰る日

2020-03-15 | 日記

地元川口は鋳物の街、地場産業は昔から工業の町、鋳物とは木型を作り、鋳型に埋め込み

上型、下型から木型を抜き、そこに湯道と湯口を作り、溶けた鋳鉄を流して、鋳物を

作る、鋳物を砂落としをして、仕上げて製品にする。 簡単な説明です。

1964年東京オリンピックの旧国立競技場に置かれた聖火台は、東北大震災の復興に

被災地を回り、最終的に故郷の川口に戻ってきたのが去年でした。

 

 

 

 

 

 

今日の最後の式典は3月に聖火台が新国立競技場に、戻されるために、聖火台を丁寧に磨き上げ、最後の

川口での点灯でした。1962年に川口の鋳物治(いもじ)と呼ばれ名工、鈴木氏の親子が

作り上げた聖火台は試行錯誤の連続でした。 試作品は何度も失敗して、出来上がったのが

オリンピックが目の前の時でした。 そして制作から数日で親方が息を引き取りました。

渾身の作品と今も川口では伝えられてます。 高さ2.1m 重量2.6トン、春に戻る

と言われ、安行桜も祝いの満開、そして1週間前に、聖火台近くの川口湯汲職人の像の横の

五葉松の剪定を行いました。 

 

 

 

 

 

   

 

 

   

 

 

 

 

オリンピックの開催は先行き不透明ですが

聖火台は東北に回り多くの被災地の皆様方が

見られ、復興の力を頂いたと言われてます。

我が町川口から作り上げられた聖火台が

新国立競技場、近くに点灯されることを

期待してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


東日本大震災 9年目

2020-03-11 | 日記

2011年3月11日。 9年前に起こった東日本大震災は復興は道半ば、思えば当時

私ども建設会社は、震災後に仙台郊外の工場の復興に力を注いできました。

当時の仙台市内は道路が波打ち、建物は損壊して、組み立て工場の被害を見て

私どもはどの様にこれから復興をしたらよいか、正直分かりませんでしたが、

一つ一つを丁寧に出来るだけ進めてゆきました。 荷物をトラックで運ぶのに

幹線道路は使えず、道を乗り継ぎ、仙台まで長い時間をかけて、基本だけを

修理する過程を済ませた経緯がありました。  仙台は私の連れ添いの故郷。

何回となく訪れた町でした。   一番の思い出が仙台郊外の荒浜海岸、

松林が続く海辺の美しさ、海水浴も出来ましたが2011年11月に訪れた荒浜海岸は

元の姿は無く、松林も海岸近くの給油所も何もありませんでした。黙祷が前の建築

会社で行われ参加してきました。 懐かしい仲間との再会もありました。

 

 

 

 

当時この場所を案内してくれた地元の人の

話を聞いて、10mの津波が押し寄せて

後ろの東道路の斜面まで押し寄せたと聞きました。

松林も風光明媚な景観も根こそぎ無くなり、津波で破壊

されたと聞いてます。その後、海岸近くに

東日本大震災慰霊之塔が出来上がり

何度か来て手を合わせたのを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この若林地区には荒浜小学校が有り2011年の震災と大津波によって、大きく

損傷して、校舎は暫く残されてました。 いずれは取り壊しの工事が始まると

聞いてましたが、2017年に震災遺構として残され、今は校舎の中を見られ

語り部の方々が説明をしてくれてます。 申し訳ありません、当時の写真が見当たりませんです。

2011年から新幹線の側面は東北の応援ステッカーが貼られ、一丸となって

東北を応援いたしました。 私ども新幹線で出向を繰り返してた過去を

思い出します。 今は道は違いますが、今でも仙台には年に何回かは帰ります。

忘れないことが大切であるといつも思ってます。 がんばれ東北

 

 

 

 

 

 

 

 


安行地区 花キ部門 温室内

2017-12-14 | 日記

園芸祭りが終わってから10日がたちました。多くのお客様が来園して盛大に無事に祭りは
終了しました。メーンのシクラメンやシンビジューム、プリンセチアなどはほとんど完売ですが、この時期に
残った鉢物と追加した鉢物を、大量に購入する業者がいます。カーゴに予約の札を貼ってた品物を、本日引き取って
行きました。 引き取る前に撮影をして、春爛漫のような温室を見てください。

カーゴ台車に大小約100鉢を引き取り、その他も。





シンビジュームも後日他の業者さんが引き取ります。









胡蝶蘭はこの2鉢だけ残りました。  



温室の前の店頭には、福寿草や、ふきのとうが、年末に向けてすでに並び始めてます。



季節は足早です。あっという間に12月も中旬。




太田市場花き部門 2階事務所 3

2017-12-07 | 日記

太田市場の2階には約60社近くの商会や各地域の事務所が入り、多くの花々や季節ごとの
模様しや、花々の新作の品物を受け付けるてる。また全国の商社が入って県の特産種の予約を
して受け入れることも出来ます。 どうしても欲しいと言われるお客様の希望で安行花祭りの紫のシクラメンは2階の商社から頼んで祭りに
間に合わせてもらいました。

今年の国際フラワーEXPO2017年 幕張メッセで行われた展示会で鉢物シクラメンのグランプリ受賞の
濃い紫の、名称、(江戸の春)の、実物を見ることが出来ました。この色の鮮やかさは実物を見ることで
わかります。  


サントリーと育種家の高橋康弘氏の見たことのないようなシクラメンで世界を驚かせたい
そんな思いから日々の絵の具を混ぜ合わせるような、膨大な品種の掛け合わせで作り出された
シクラメンの江戸の春をはじめ、美さと、香り、また長く楽しめるシクラメン業者として全国の
トップクラスの技術の持ち主と言われてます。 実はサボテンも多肉植物も同じ道を歩む若手交配士の

技術の持ち主もいます。下のシクラメンも交配種の品物です。





薄い紫のシクラメンは数年前に作り出されたブルーシクラメンのはじまり種です。

2階の通路にプレートに各事務所の名称が入ってます。

お正月のお飾りも並べられてます。

通路脇の窓際には最新の鉢物や各地方の特産の花々が並べられ、商談の対象になってます。

バラも今の時期に扱う商会の前に並べられてます。





華やかな一面はありますが、植物も生き物、大切に管理をしなければ美しさを保てません。
多くの人の手に渡り、世間に出てゆく花々や枝ものは、生産者から市場に、さらに流通業者、綺麗なのは携わる人の思いがあるからと、いつも思ってくださいね。







 

ピッコロッソ 実の変化

2017-11-24 | 日記

11月22日の赤実、周りを覆ってるのは、花の名残り。実を保護してると言われてます。




ピッコロッソの花.
開花、間もないころで花弁が立ち上がってますがお椀状です、いずれ平たくそり返ります。



11月7日の状態、実の色が変わってきてます。



10月27日



9月21日 花の蕾





開花まもないころ。
下がクダモノトケイソウ 花。

果物トケイソウ、よく知られた実です。まだ青実ですが、これも暗赤色に変わります。

花も不思議なトケイソウ、赤実のピッコロッソの実も不思議。

最終形は網目が枯れて赤実だけが残る。





上野不忍池 晩秋のたたずまい。

2017-11-14 | 日記


ハス葉も枯れ、果托も水面に落ち、晩秋のたたずまいが、不忍池に漂う。11月。














日が落ち始め池の周りには人影は少なくなります。


寒さが厳しい冬枯れの不忍池、見物客も居なくなる季節。12月


ハス花の名残、果托(カタク)が多数水面に漂います。 1月。

春 5月の緑のハス田。芽吹きの季節が過ぎ去って行く、



真夏のハス田、ハス花見物客の一番にぎやかな季節到来。熱風がハス田を吹きぬける。8月上旬。

夏の季節は明け方から多くの人が不忍池に訪れる。8月


季節は巡る。  秋冬春夏。

樹木は実を付けて、地上に落とす。

2017-11-10 | 日記


ユリノキ

花の形状がユリの花に似てる由来からユリノキの名がついてる、高所に咲きます。



巨木 ユリノキ

ラクウショウ.地上に気根を伸ばして酸素を取り入れる呼吸根とも言われてます。







ハンカチノキ

ハンカチノキの花、別名、幽霊の花。2対の白物は包で、花は中央です。

実、とても硬い実。

モミジバスズカケノキはスズカケノキとアメリカスズカケとの交配種。

花果



シイノの実

樹木は花を咲かせ、実をつけ地上に落として、葉を散らして1年を終わり休眠に入る。
葉を落とさない樹木もあります。緑は人々の生活に潤いを与えて、
生活の一部になってます。
紅葉の時期以外にも見上げてください。

東京都 日比谷公園

2017-11-09 | 日記









園内は菊花展が行なわれてます。





アメリカデイゴが咲いてるのには驚きました。

背の高いオキナヤシが1本立ってます。後方が1月完成の東京ミッドタウン日比谷の巨大な超高層ビル。 



園内には多数の池が有り、湧き水の多さが池に流れ込んでると思われます。 風のない日で暖かなお昼時でした。

旧江戸城の名残の石垣が日比谷公園入り口にあります。この日は残念ですが大統領皇居訪問の日で
園内も警護のため立ち入り禁止になる場所が多くあり、特に大噴水前は立ち入り禁止でした。公園内は
都会のオアシスといわれ樹木とりわけ、クスノキの巨樹やケヤキの巨木も多数存在して、樹木ファンには
見所満載です。 紅葉も進み、いずれは秋色付き満開になることでしょう。