春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

実 17 キカラスウリ

2018-12-31 | 植物、花
昨日の撮影です。長く花も実も追いかけてきました。毎年同じ場所から
つるが延びるとは限りません。 雑草で伸び始めても、即座に駆除されたり、根を掘り起こして丸ごと駆除されたり、
残ることさえ難しいキカラスウリ、カラスウリ、花と実 長い間、自分と先駆者である女性の方と、旧のみんなの花図鑑に2013年から載せて
きました。 夜花は1日で終わり、撮影も難しい2種の花、しかしこの実は多くのドラマを生んでくれました。

1年かけて実が朽ちてゆく、その姿を追いかけて行くのが、楽しみでした。 果たしてこの場所のカキの木に絡む
キカラスウリの実は来年はどうなるのでしょう。 舞台の幕は再び上がりました。













カキの実と、ともにぶら下がり風に揺られる姿、高さが5mの場所です。


  

下からの眺めで沢山の実は柿 中央の4~5の実はキカラスウリの実


     


青実は11月初旬


  


昔1年を追いかけてきたキカラスウリの実は紅葉を背景にして
最高の舞台を見せてくれた過去、思い出は忘れません。






  


(一瞬の時間を切り取る作業が、撮影です。 その1枚がすべてを物語る。)
かつてこの言葉を私が頂いた会員さんは、今はみんなの花図鑑から離れました。この言葉は今も忘れません。

12月31日大晦日、 月日の流れの早いこと、会員の皆様、来年も宜しくお願いいたします。 良い年をお迎えください。
訪問を欠かさず訪れる方、本当に有難うございました。









日の出丸 フェロカクタス属

2018-12-31 | サボテン

正月用に日の出を上げる花をすべて満開するように
来ましたが、栽培者の思惑など通じるものではありません。 日の出の花を載せましょう。
強刺類ですが鮮やかな花を咲かせてくれます。 寒い季節でもサボテンたちは春に向かってます。
大晦日に日の出丸を船出させます。 さらにマミラリア属の
白星  グランデージュ サボテンたちは厳冬でも、花満開の季節到来が時期に来ます。















良く聞かれます。サボテンの花は何処から出るのと。見ての通り、刺座の上から、下から
これが蕾を出す場所です。 刺を出す場所が多いほど、花を沢山群生いたします。 特にマミラリア属がそうです。














夏に沢山の花サボテンの花を載せた株は、水切りをして全て休眠をしてます。








ヒマラヤユキノシタ

2018-12-30 | 植物、花
安行地区の山野草の販売をしてる仲間の雑木林
の中の、小さな池の周りにヒマラヤユキノシタが咲いてます。 花のまったく少なくなる季節に、
耐寒性の強い、花を見せてくれてます。  花以外に光沢のある大きな葉、花茎を伸ばしその先端に
薄いピンクの花を咲かせます。 園芸品種が作り出されてて、白 赤などが見られます。

葉も枯れ時の真冬でも肉厚のある葉を地表に這うように見せるので、日陰などのグランドカバー
などに使われて、重宝されてます。 毎年花を咲かせてくれるので、1度植栽すると
何年も生き続ける植物です。 乾燥にも強く、多少の日陰でも生育良好。








 






イチョウの巨樹 44 樹齢700年

2018-12-30 | 樹木
埼玉県安行、峰ヶ岡八幡神社の境内には樹齢700年 幹周り8.2m
樹高20mのイチョウの巨樹が地域の人に守られ、御神木とし本殿脇に鎮座してます。 

主幹は数百年前に雷に打たれ、途中で折れてますが長い年月にヒコバエが大きくなり、千本イチョウの形態を
作り出してます。 八幡神社は必勝祈願 安産祈願 商売繁盛、の神社 今日は多肉会社の全従業員ともども
祈願を平成30年の締めと感謝のため神社に訪れました。


イチョウの巨樹は葉を未だにまとい、強風に舞う姿を見せてくれました。





  




      



  

注連縄も枝垂れ紙も新しく、境内はすでに新年を迎える準備は整えられてました。









樹木の実 16 イイギリ

2018-12-29 | 樹木
寒空に赤実を風に揺らすイイギリ。周りには、けたたましく鳥たちの
鳴き声が聞こえてきます。 葉の季節11月。見ることが難しい花の季節、5月上旬。
1年が過ぎ去ろうとしてます。









          


       花です。この形状でこの赤実、樹木の実はじつに興味深い。
葉を付けてるのは11月中旬
 


  



  


サニーフォスター トチノキ科、ヒイラギとも呼ばれ真冬に赤実をつけ
常緑のどのような樹形でもこなせる樹木で、庭木に多く利用されてます。






    


真冬の代表とも言える実、ピラカンサス 枝も折れんばかりの実を付けます。






  


自分は今日で安行地区の花キ部での仕事は終わり年末年始の休みに入りました。
営業は31日まで、正月3が日はお休みで新年は4日からの営業です。 明日は多肉会社の大掃除の手伝いがあります、反省会もあり。








 



花満開 安行花キ部 温室

2018-12-28 | 植物、花
安行地区にはすでに花々は、屋外では多くは見かけられなくなりました。
樹木の花はこれから来年にかけて椿や狼狽などが見られます。 それでも今や温室内は花満開です。冬の花、初春の花も入荷して
温室内を彩ります。 リーガルベゴニアが色彩豊かに大輪の花を見せてくれてます。


















シンビジューム、ポインセチア なども値引きされて並んでます。





シャコバサボテンが彩り鮮やかに置かれてます。





 


これからの季節はヒヤシンスが窓辺に置かれて長く
楽しませてくれます。 紫 ホワイト ピンク 近年品種で黄色の花もあるそうですが?









    


クリスマスローズ ニゲル も店頭に並んでます。



  











安行花キ部所は毎年大晦日まで仕事をいたします。造園などの業者さんは
シフト制のお手伝いがあり、店頭にお客様が購入した植物や枝物、園芸資材などの梱包をいたします。去年は自分は
大晦日まで仕事をしたので、今年は明日が私は仕事納めです。1年はあっという間に過ぎ去ってゆきます。

















マッソニア プスツラータ

2018-12-27 | 植物、花
馴染みの薄いマッソニア 2枚の大葉の中央からイソギンチャク
のような花を咲かせます。原産地は南アフリカ、成長過程が面白く12月ごろに我が家では、不思議な花が
咲き始めます。  2週間も咲き続ますが、魅力は2枚の暗緑色のざらつきの有る葉です。 とても美しいですよ。

面白いことに球根植物で、夏場は葉が枯れて休眠状態に入ります。球根だけが地中に残ります。寒さが
増してくると葉を出します。栽培方法は風通しのよい雨の当たらない場所。
乾燥と高温を嫌います。とても丈夫な球根植物、5年も毎年、不思議な花を咲いてくれてます。












ユリ科、マッソニア属



松 育成畑 

2018-12-26 | 樹木
12月になれば畑の中でもっとも忙しくなる
松専門業者がいます。安行では紅葉、松 盆栽 山野草 果樹 花木などを専門に扱う業者さんがいます。
冬枯れの中、畑は濃い緑で覆われてた12月上旬、今はその畑にわずかに苗木が残るそんな季節の到来です。


めでたい松飾、門松などは正月飾りには欠かせない縁起物。飾り付けの準備が進んでる安行地区です。














    



    


  

広大な敷地はこのほかにもあり、管理するには多くの職人さんの
努力のおかげで、埼玉地区さらに関東方面に出荷されていきました。 




実 15 カラスウリ キカラスウリ

2018-12-26 | 植物、花
今年も終わりが近づいてきました。安行地区の雑木林の
中の花々、樹木の実も少なくなり、自然界は厳冬の季節の中で静けさが漂ってます。

最近見かけた実の中で大きく、鳥たちの餌にならず、いまだ朱の色のカラスウリの実、黄色の強めの色のライトオレンジ色の
キカラスウリの実、寒空に揺れる姿の実が鮮やかでした。雑草と言われ嫌われのツル性の植物ですが、花も実も魅力があり
近年出会いの少ない花、実となってきました。

カラスウリは実の形が違うのを知ってましたか? 枯葉をまとう半卵形の実です。









  


長細い実で、まったく違う場所の実です。
カラスウリの実は大きな物や、小さい物も有ります。







  


夜咲きの1日花、出会うことの少ない花になってきました。
まして夜咲きの妖艶な花は毎年同じ場所で咲くとは限りません。 見つけるのに安行地区では苦労します。




 


キカラスウリの実は握りこぶしの大きさで、重さもあります。
この時期に鳥の餌にならず、レッドロビンの生垣にぶら下がってます。 すでにカラスウリの実は無くなって
ます。  両者の実たちは人の手によりもぎ取られることが多く、でもこの場所は私有地で安心してます。










11月初旬の景色と真夏の花。



    



 









アガベ牡丹 開花 サボテン

2018-12-25 | サボテン

アガベと言ってもサボテンです。メキシコ原産のサボテン科の
アリオカルプス属で花を咲かせてます。 紅紫色の花。我が家で初めて咲いてくれた牡丹です。

肥料類はほとんど与えてません、また冬には霧吹きをかける程度で、水遣りはいたしません。
根は塊根で地中に株以上の大きさになります。  小さな株ですが年数は経ってます。yさん、有難う。