春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

トリトマ 豪華絢爛

2019-06-30 | 植物、花
安行花街道の脇の農家の
畑に今トリトマが鮮やかに咲いてます。垂直に伸ばした花茎の先に
花序を出し下向きに多数の花を咲かせます。花茎は60~120cm近く、年数を経ると

大株に育ち見るものを魅了いたします。オレンジ色が今の時季にとても
目立ちます。 下段の花はオレンジから黄色になり美しい
グラデーションを見せてくれます。 とても強い植物で耐寒性、耐暑性抜群で
強烈な日光を好み、放置しても大株に増えていきます。
























オレンジと言えばノウゼンカズラも
枝垂れるように見事に咲いてます。 自分の小さい頃の思い出は夏花と言えばヒマワリとノウゼンカズラです。














































常緑ヤマボウシ 月光 

2019-06-29 | 樹木
常緑ヤマボウシ、ホンコンエンシス、
月光の樹木に真っ白な花びらに見える、総苞片の美しさからこの樹木は今の時季に
樹木自体を真っ白に染め上げる眺めがとても美しく

数年前から庭木や庭園に植えてほしいとの依頼が多く来てます。 特に街路樹にも人気が
あり、品薄になってます。 











          





(常緑ヤマボウシ コルヌス
ブルーミング、メリーテトラ)。苞葉が先尖る大きな状態を樹木一杯に見せてくれて、冬の時季でも
見せてくれる優れものの樹木。











       




ヤマボウシと言えば
すでに苞葉は落ち、実の状態が樹木から確認できる。5月の中頃に樹木が
真っ白、6月の初めに実の状態。











      



樹木たちの花は足早に半年を駆け抜けました。
安行の樹木待機所は雨に濡れる葉の美しさ、地上は赤土、泥だらけ。長靴利用。









 
















鬼面角  真夜中開花

2019-06-28 | サボテン

現地では巨大に大群生して咲き誇るキメンカク。
国内では観賞用に鉢に植えられて園芸店などで売られてます。 部屋の中で育てると
花芽は付けるのが難しい柱状のサボテン、耐寒性 耐暑性、優れた柱サボテンは上手に育てると
1年で20センチは伸びあがります。 自宅ではすでに1m以上をを越す柱になってます。

我が家では大鉢に入れて1年中外に置きっぱなし。毎年花を真夜中に咲いてくれます。
咲き始めの1輪、さらに2輪。現在真夜中、開花中です。




















         






  



現在10時過ぎ満開です。
この辺で終了いたします。













 






紅鳳丸 2 終焉

2019-06-28 | サボテン
今年の1月から
咲き始めてたサボテン花も半年の節目を迎え、自宅や借り温室内のサボテン花も
約、半分が咲き終えました。 昨日、夜咲のコウホウマルが早朝に終焉になりました。











        



借り温室内、外の軒下 
開花の春桃丸下部咲き2 黄色の花のロビプシス属 










    






















半年の間に咲いてくれたサボテン花は多くが1日の開花ですが、沢山楽しませて
もらいました。 見て頂き感謝です。 サボテンたちにも。


















ギンバイカ 美しさは一瞬 

2019-06-27 | 樹木
樹木の白色花は次第に
色あせて終わりを告げてきました。すでに朴の木、タイサンボク、大好きな樹木の
大型の白花も盛りを過ぎました。 ギンバイカの小さな花は群生して見事な

花を咲かせてくれたのが、昨日通ると、道に一杯にこぼれ花を落とし
時季は過ぎ去ってました。 沢山の花は一瞬にして季節を過ぎ去ってました。




























 











タイサンボクの最後の美しい花
を載せてます。 昨日の10時ごろの開き始めの花姿、すでに樹木には見える蕾はありません。
中のほうに蕾がありますが、私の撮影の対象には残念ですがなりません。













       




明日から天候が崩れます。大雨が予想されます。
早いものです、季節の流れはもう半年が過ぎ去ろうとしてます。 帰宅します。





 





各種植え込み  多肉植物

2019-06-26 | 多肉植物
朝から多肉植物販売会社の苗木をプラ鉢
に植え込む作業を開始。  大量にある苗木を植え込んだり、鉢物に入ってる
小さなミニプラグに明記版に名を書いて、張り付ける作業、天気が良い日に

行うことが出来一安心。 かなり手間取りましたが、サボテン移植より
楽な作業です。 何故、刺が無いだけ作業は進みます。
しかしエケベリアの白粉を落とさないことが、大切。




最初はエケベリア、ジルバ、
プラ列に並べてる最中から売れてゆく、購入価格200円を会社は付けてます。











    





エケベリアの七福神、大きさも
15cmを超える株もあり植え込んだら、何と全て予約済みになり驚く、
聞けば株を購入した時から、買手が付いてたそうです。 明日買手が来るそうです。
何とか100鉢、植え込む。 











      







一番手間がかかったのが名を付ける
作業。 地方からの搬入ですが、明記版を打たないことがたまに有、調べるのに手間がかかります。
でも見た限り、多くがわかります。 従業員と手分けして貼り付け。


黄麗 秋麗 白牡丹 新玉玉 火祭り ペンデンス各 その他  培養土は作りこみ 赤玉小4 鹿沼土微粒2
燻炭 軽石各4 ゼオライト バーミキュライト各2リッター 一部にペレット肥料入れ。
これらが会社の培養土配合。  

















昨日から初めて本日の
午前中に完了です。 植え込みや、移植作業は天気の良い日に行うのが基本です。
売り物なので小さな鉢でもおろそかには出来ません。 












 




スモークツリー グレイス 最終

2019-06-25 | 樹木
スモークツリーを載せたのが
1か月前、毎年梅雨時に煙の色が変化いたします。 雨に濡れることも
理由がありますが、一番は小さい実が茶に変化する時期は、煙りの色も

グレース紅色から薄いグレーに変わってゆきます。煙がくすぶるグレース色から
燃焼して燃え立ち炎が終わりに近づき、煙がグレー色に成る、この変化が
まさに、スモークツリーの本領発揮の姿なのです。 上空の燃え立つ変化も

鮮やかに見せて、幕を閉じます。現在と1か月前、初期の姿を見てください。 




















      



煙の色も燃焼して薄くなり種も
全て緑の色から黒色に変化して上部に見つけることが出来ません。上部の全ての種は残ってません。

通称、煙と言われる繊毛とともに種は花柄と言われる枝とともに 
折れて地上に舞ってます。1か月の期間で大きな変化が毎年起こります。





























梅雨の中休み、見上げる空の
美しさ、夏の到来を感じますが、梅雨は本番ではありません。安行地区より。





























ハス花 花托 果托

2019-06-24 | 水生植物
午後から太陽が照り付け、安行雑木林近くの
沼に1輪咲くハスを見に行く。仏教的に言うと泥の不浄の中から

花を咲かせる姿は極楽浄土の花、お釈迦様の誕生の地に咲いてた花
美しき教えの花は今も仏教国である国々では、最高位のお花と言われ尊敬の花。














         











花を咲いてる間は
中央の名称は(花托)  花弁を落とすと(果托)になり、季節の移ろいに沢山の物語を見せてくれます。
安行地区今はすっかり雨も上がり夕焼け空になってます。












      










スカシユリ畑 

2019-06-23 | 植物、花

知り合いの畑の中でスカシユリが
満開です。ユリの中で由一上向きに咲くことがスカシユリの最大の特徴です。

丈夫で育てやすいと言われてますが、夏の暑さに弱く、過湿を嫌います。
畑の土を触ってみると水はけのよい土壌です。鉢植えにする場合は鹿沼土の
微粒を入れ込んで過湿にならないことが原則です。

スカシユリ球根は30センチ深く植え込むことが基本で、季節は10~11月。
 











      






        















梅雨の晴れ間の時間帯、
1週間前あたりです。 安行地区にはこのように規模は小さいですが、お花畑を各地で
見ることが出来ます。  今日は曇り空6月も最終週になりました。 行ってきます。
















半夏生 2 染め上げる 白

2019-06-22 | 植物、花
10日ぶりに雑木林の脇道を通る。
午前中は日が少し差し込み、半夏生の葉は僅かですが、白に染め上げてきました。

当然花も咲き始め、その花を知らせるがために、葉が白色に染まってゆきます。
この場所の葉は、他に比べ暗緑色の色彩が極めて美しく、かつ白色の色が鮮やかなのが
特徴です。太陽光線が強くなく 、樹木が日陰を作り、見事な半夏生の群落を作ってます。















        




         



白く染まった葉の裏側を
見ると全く緑一色です。さらに染まる葉は花を咲かせる上部から多くて2枚目までの葉です。










10日前の状態は緑一色でした。穂状の花が
咲き始めるとすぐに葉が白色に染まり始めました。自然の営みは不思議です。





      



下は雑木林の池の畔の半夏生、すでに葉は真っ白、
この場所は太陽があたり水辺、この要素が葉を多く白に染め上げます。