春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

冬型 夏型 コーデックス

2020-06-08 | 多肉植物

アフリカ亀甲竜が、冬場を成長して、夏場に向かい休眠を始めました。

10日前に葉を茶に少しづつ染めて、1週間で緑が消えました。

 

暑い時期に葉を全て落とし、夏場の休眠です。 9月頃に目覚める予定です。

休眠中は霧吹きをかけて、極端な乾燥にはいたしません。 8年目の株。

 

1週間で全て茶に染まる

 

極寒の1月、緑一色

 

 

塊根植物の特徴の姿、この部分に

水を貯え現地の乾燥地帯の厳しい環境に

岩場にへばり付き、耐えられるようにパキポディウムは

進化してきました。

 

 

夏に成長するパキポディウム 名称グラギリス、原産地マダガスカル。

暑くなりだして、葉を小さいながら出し始めました。 

 

 

 

 

 

極めて成長の遅い、コーデックスは

気長に育てることが基本です。

 

 

 

 


多肉植物 寄せ植え 鉢植え

2020-05-23 | 多肉植物

数日前から多肉販売の会社で、寄せ植えやオブツーサ等々移植作業に

追われて、何とか5月の下旬までの納期を仲間と終わらせることが

出来ました。 暫く天候が悪かったですが、今日は気温も上がり

明日からは天気も良くなることで、寄せ植え、鉢物の数々、

正直安心をいたしました。   

 

ハオルチア属オブツーサ半透明の葉、窓と言われる光を取り込む葉先が

透き通り丸い場所がとても美しい、グリーンマスカット、オブツーサ

ハオルチアの中でも育てやすいオブツーサとして一般的に呼ばれてます。

 

春と夏が成長期、日当たりを良くして用土の渇きを見て、水を充分に

与えることハオルチア属、オブツーサは2種形が存在して

軟葉形で葉に透明な窓がありとても美しいです。

 

逆に硬葉形は葉先が尖り、葉も多く放射線状で区別がすぐに判別です。

花は花茎を上げて咲きますが自分は種などを作る必要のないときは

花茎をカットします。 サボテンと違いオブツーサはあくまでも株の美しさ。

 

 

パープ水晶、オブツーサ

 

 

3年前には投機の対象になったオブツーサは

一つの値段が数百万もした株もあり

驚きの時代がありました。中国人が

日本で買いあさり異常な時代でした。

 

多肉の寄せ植えをかなり前から行ってました。わが社には多肉の寄せ植えの

プロの女性の正社員が居ます。手早く種類を植え込む美的センスに溢れ

私が見ても見事です。 配置、色具合、どれをとっても素晴らしい出来。

1m越えの大きなリース物を載せてます。予約販売ですでに業者が引き取りに

来ます。 馴染むまで会社に置いてました。

 

 

下の作品は自分が作りました。

 

 

  

 

  

 

 

 

午後から天候が回復してます。

明日はどうなるでしょう。

多肉植物やサボテン、成長期到来です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


八福神 ユーホルビア属

2020-05-06 | 多肉植物

八福神は数十年前、タイ、バンコク郊外で、日本の当時ジッポー会社のオリジナルとして

造られたトウダイグサ科、ユーフォルビア属の多肉植物です。

 

色彩の2対の花の様な形は、苞葉で多彩な色を出します。 中央の部分が花です。

多花性、耐寒性 耐暑性、すべてに優れ、長い間色彩豊かに、彩りを見せてくれます。

我が家ではすでに3月の終わりごろには、苞葉の美しい姿が見られます。

幹にはとても鋭いトゲを出す八福神です。

 

東南アジアのベトナム タイなどでは、家の守り神として、玄関や門の

入り口に巨大な八福神を多数見てきました。

 

 

 

 

 

苞葉の色の緑色が時間が

立つにつれ赤に変わります。

 

 

 

懐かしい現地の八福神

 

 

 

花キリンは多くの品種が出回ってます。

幹に刺の無い花キリン

商品名がシャインキッス。

深紅の花が美しい品種。

 

 

 

シャインキッスは花のサイドから

再び苞葉を出し2段咲き、

3段咲きと変化してくる花キリン。

 

 

大花花キリンと言われる品種

 

 

 

 

花キリンの原産地はマダガスカル

幹が下に這うように伸びる

刺も強刺、

花も原種ゆえに小さく

この改良種が現在の沢山の花キリンです。

 

 

 

 

馴染みの薄い花キリン、

現在みられる多種多彩な

花キリンたちは原産地の原種から

生まれた歴史があります。多種多彩

な色彩を出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


グラギリス 塊根植物

2020-04-18 | 多肉植物

パキポディウム、グラギリス、夏型のコーデックス(塊根植物) 芽吹が始まる。

人気が高いパキポ、見ての通り枝も短く小さいながらも、このフォルム

は人気者、原産地はマダガスカル、乾燥や強い日光などに耐えられるように

塊根に水を貯えます。 

 

自生地では隠れるように岩場に張り付き生き抜く、グラギリス。

現在の姿です。  枝先に緑の成長が少し見えてます。

 

 

 

 

 

冬の間にすべての葉を落とす、活発に動きがあった11月頃の葉を出す

姿を載せてます。

 

 

 

 

温室内で育てるグラギリス

去年の夏の終わりごろ

 

 

 

乾燥や強い光線を好む塊根植物は

輸入の株は根を出させるのに

数年がかかります。

過湿にしないことが1番。

根気よく長年育てることが

パキポディウムの栽培です。

 

今青空が広がってきました。

 

 

 

 

 

 


グリーンネックレス 断崖の女王

2020-04-12 | 多肉植物

美しい緑の玉のセネキオ属のグリーンネックレスは上手に育てると、

沢山の個性的な花を長い間、咲いてくれます。 と言っても

栽培は簡単には多くの花を上げてくれません。 このネックレスは

家の中では育てては花を多く咲かせません。さらに水やりは夏場や

冬にも我が家では断水をさせます。 2月頃に最近になり水を与えると、ギョクも

緑、花茎を沢山伸ばし、今満開です。

 

一番のネックは水やりをやりすぎると、玉も伸ばしたツルも腐り始めます。

売り物はツルを枝垂れさせません。鉢中に出来るだけ丸めます。自宅では

枝垂れさせますが、売り物は又別です。 

それ故に培養土は乾燥気味にして、ギョクを湿らせないように育てます。

 

一株にこの蕾の数、これは売れてしまいました。

枝垂れさせると花茎がよれたり

見栄えが悪くなり観賞価値も

低くなり、鉢にくるりと回し育てるのが

見栄え、花付き良し。売り手は

買手の美しさに訴える、これが基本。

30鉢全て完売でした。

 

 

 

 

 

 

 

10月頃の株で30鉢位

用意して1年育て上げ発注でした

 

自宅のネックレス、1年中ネット

フェンスに吊り下げてます。

 

 

 

自宅の断崖の女王の花を載せて見ました。

ビロードの葉、これが塊根植物の

オレンジの花、断崖の岩だなに自生して

誰の目にも触れない花を見てください。

遥かかなたのブラジルの小さな

州の岩棚に着生する、断崖の女王。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


多肉植物 寄せ植え作り

2020-04-07 | 多肉植物

数日前に久しぶりに多肉植物の寄せ植え作りを始める。過去に長い間

沢山の寄せ植えをやってきました。、自分はブリキ缶、ガラスの入れ物、食器類、カップ、バケツ

色付きのプラ、などに植え込む寄せ植えは、昔から絶対にやりませんでした。 長く行なってきたのは

鉢植えや陶器の入れ物だけで、今でもこだわりがあります。 入れ物にも多肉の寄せ植えはこだわりがあります。

この時見てブリキ缶と勘違いして断りましたが、社長が出てきて陶器だから、やってよ、と声がかかりました。

 

上得意のお客様だから、そんな感じでした。ブリキ缶と見た目で判断してしまいました。

完成後に今日わざわざ都内から受け取りに来ました。 とても喜んで持ち帰りました。 

 

2つの寄せ植え、(持ち込み)の

陶器の立派な入れ物、すぐに鉢穴を確認、絶対条件

背の高い入れ物なので、底には

鹿沼の大玉、中玉を入れて

後は作り上げた培養土。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多肉の寄せ植えは、どんなに美しく植え込んでも

その姿は2~3年で美しさは消えてゆきます。

成長は上に伸びます。切り詰めて

姿を整えるか、間延びを承知で成長を

させるか。それはあなた次第です。

社長もお得意さんが喜んでくれて

満足の顔をしてました。

みんなで作り上げた多肉会社、

すでに立ち上げから5年も過ぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


恵比寿大黒 2

2020-04-06 | 多肉植物

南アフリカや近くのマダガスカル産の原種である、塊根植物(コーデックス)

と呼び芋の様なふっくらしたフォルム、形も様々、扁平 縦型 ボトルタイプ

乾燥地帯で生き抜く自生の強さ、水分をあまり必要としない植物。

 

葉で光合成をおこない写真のように今の時期春先に、花茎を伸ばしこの体に

似つかない黄色の美しい花を咲かせます。 恵比寿大黒は恵比寿笑いの交配種として

生まれてます。故郷は恵比寿様はマダガスカル。 良き故郷を持ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

トックリのボトルタイプには

美しい花の代表種が多数あります。

 

 

大型のルビーネックレスは大きさが

かなり大きくなり。色もすっかり

ルビー色からグリーンに変化してきました。

 

 

 

    

 

気温上がるにつれて、すべての生き物は躍動の季節を迎えます。

今日久しぶりに都内に出向きました。 驚くほど幹線道路は空いてます。

また都内の山手線、京浜東北線 いつもならラッシュアワーの大混雑の

時間帯ですが、何と空間が出来るほど車内は空いてます。 又車窓は半分開けられ

車内に風が入り、今日は涼しいよりは寒いぐらいでした。 でも誰もが我慢して

目をつぶってました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ラウリンゼ エケベリア 

2020-04-05 | 多肉植物

暫くの間多肉会社の植え替えを手伝ってました。毎年4月頃に成長した苗木

を鉢に植え込む作業を本日で終了です。 自宅で育て上げた、自分が一番好きな

エケベリア、 ラゥイ×リンゼアナの交配種、ラウリンゼ、ブルーの葉、

株を覆うホワイトパウダー、強健で育てやすいエケベリアは長く育てると

美しいフォルムになり、

かつ育てやすいエケベリア、しかし白粉を落とすとその姿は

半減いたします。 何点かを販売に出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい苗木を育て、明日業者さんが引き取りに来ます。 コチドレン セダム

グラフトベリア パキフィズム エケベリア その他を植え込み、培養土は

安行の花き部の用土販売から購入して作り上げた、赤玉小 鹿沼土微細 燻炭

軽石 ゼオライト バーミキュライト 18 16 4 4 2 2Lで基本培養土。

嫁入りです。

 

 

 

 

 

 

 

今回の目玉はエケベリア 、ブルーエット錦。

最高の状態です。これからが

栽培次第で美しくなる多肉植物。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


花キリン 各種成長

2020-03-31 | 多肉植物

色鮮やかな苞葉を3月の初めごろから出し始めてます。 花キリンにも

各種あり、刺無し花キリン、苞の美しい大型の花キリン、東南アジアで

生まれた八福神、 それぞれの特徴があります。トウダイグサ科、トウダイグサ属

非耐寒性と言われてますが、我が家では玄関の入り口で冬を過ごします。

 

 赤 ピンク 白の色鮮やかな2枚の苞の中央に見えるのが花です

 

長く栽培してるマダガスカル産の花キリン、幹が横に広がって成長を

してきます。刺の中から美しい黄色の苞葉から花が見えます。

 

 

 

 

 

去年の7月頃の成長期

 

 

 

 

大型に成長する花キリン、苞も多種多彩な色を出します。園芸交配種も多数あり。

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

東南アジアではハスの花が大切にされてることは知られてますが

この花キリン、現地では八福神と呼ばれ玄関の入り口に植栽され

守り神、金運を呼び込む、植物として大切にされてます。八福神は

タイの郊外の日本の園芸栽培所から作られ、東南アジアに広まりました。

驚くほどの大きさになり、まだら模様の苞を出し、1年中咲き多くを見てきました。

今でも懐かしく自宅や借り温室で鉢栽培して眺めてます。

今日で年度終わり、棚卸を昨日から始め無事終えました。 今はどの業種も

試練の時、明日から新年度、体調だけは整えて新たな気持ちで進みたいです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


サルコカウロン、クラシカウレ 多肉植物

2020-03-30 | 多肉植物

幹から鋭いトゲを出す、冬型のコーデックス、塊根植物と言われ極端な寒さを

嫌いますが、冬でも終わりごろには、この姿から驚きの花を咲かせます。

 

ナビビアの乾燥した砂漠地帯が原産でサルコカウロン、クラシカウレはとても個性が有り、成長が

遅く栽培は難しいと言われてますが、その点このタイプのクラシカウレは強健で、長く栽培を

すれば株、花の素晴らしいさを見せてくれます。イモタイプは亀甲竜や砂漠のバラ、サルコカウロン

はホネタイプで細い枝を伸ばして樹形を作り、長く栽培して遥か遠い故郷の山岳地帯の

 

乾燥した土地で生き続けるその姿と花を目の前で見られることに感無量。

 

 

 

 

 

 

幹から鋭いトゲを出す。

 

 

 

 

サルコカウロン、ムルチフィズムは寒い時期の2月まで休眠して、その後に

幹から直接、花芽を吹き出して大型の美しいピンクの色柄の花を咲かせます。

 

 

 

 

 

 

 

断崖の女王、原産地の野生種は断崖にへばり付きながら生き続ける植物、扁平な

球根(肥大した塊茎)を作り太い茎を伸ばして上空に葉を付けます。

表面は見ての通り動物の体毛の様なビロード状の銀白色。花は赤色の群生咲。

 

 

 

 

 

コーデックスは今や人気の多肉植物、全国に

素晴らしい栽培品をお持ちの方が居ます。

かつて素晴らしい作品見せてもらった

過去があります。

一つ言えることは、長く栽培をして

独自の栽培方法で管理をしてる。この一言です。

 

芋タイプの亀甲竜の現在の姿、厳しい寒さでも

青葉を茂らし、芋も大きくなり元気。

冬型種。