春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ヘビウリ 花 実

2019-07-31 | 植物、花
7月も今日で終わり、
日中にこんな日に芝の張替え、炎天下の仕事は今日は危険、仕事途中ですが
芝苗を置いて終了。  午後に知り合いの畑を見て帰宅、さすがに暑さには強い

私でも限界がありました。 少し休憩してヘビウリの撮影。昼咲きの
花は久しぶりに見て、美しさにほれぼれ。



















原産地はインド、細長く伸びる
実は1mを超えるのも有る、正式名はセイロン瓜その姿からヘビウリと呼ばれ緑色から
赤褐色に変化します。花はカラスウリの夜咲とは逆にヘビウリは昼咲きで小ぶりの花です。









    












プルメリア 開花 

2019-07-30 | 植物、花
熱帯の花木の代表
プルメリアが暑さが増してきて蕾を上げ、開花してきてます。
人気のプルメリア、冬越しの難しさ、花付きの株を購入したのに
翌年花芽を上げない。 多くの方が店舗で質問をしてきます。

確かにプルメリアを咲かせる質問がここにきて多いです。
太陽光線に当てる、冬の目覚めに葉が5枚以上出たら肥料を与える。
通常の水やりの代わりに7~10日に1回リン酸値の高い液体肥料を与え

10月まで与え、冬越しに12月から4月まで水を切ります。
花を付けるのは翌年の栽培にかかってることを説明してます。

昨日からイエロー系のインカゴールドタイプが咲き始めました。













  











プルメリアは多くの交配種300種が生まれてますが
 もっと多いのがイエロー系です。交配するには花を見てください
しべが見当たりません、しべが花の下の菅の中に隠れてます。
そのしべを見つけ交配するのが交配士、根気のいる作業です。
開花してきた黄色系のセラダイン イエロームーンを載せてます。
 













花軸から花柄を上げ先端に蕾を付けます。












 







ピグミーブライダル  サボテン

2019-07-29 | サボテン
柑橘系の色彩を出す
花サボテンの交配種、ピグミーブライダル。早朝の7時ごろから
咲きだし、8時には全開、日中咲きの1日花、小ぶりの1日花ですが
色彩はビタミンカラーと言われ、とても珍しい花色、大きさは
直径5センチ弱、花弁の色が先端が全開時に金属光沢を出す色彩。

種から育てた4年目の実生苗、作り出したのは神奈川の交配士の方。
良い株だけを選別して3株だけ鉢一つに植え込む。














下が蕾を半分開き始め。








同日咲いたブライダルコスチューム
大きさがこちらは直径7センチ、全体的にオレンジ系統が強め、花弁も乱れ咲き。
こちらは同じく1日花で多くの交配種の母体となった
花サボテン。ロビエンシス形の花サボテン。











   




  




夏の気温の高い、湿度がある
季節は毎年、花サボテンの寿命は僅かです。 早朝に咲くのは帰宅すると花は半分閉じてます。
見られるだけでも良しです。 また気温が高くなり湿度が増す季節は
安行花キ部の花々や樹木などが売れ筋が極端に落ちます。
これは安行地区だけではありません。 毎年のことですが涼しげな花々を店頭に
並べる工夫をこれからいたします。
  



























カラスウリ  開花中

2019-07-28 | 植物、花
7時過ぎに安行地区の
雑木林近くのカラスウリのつたの絡まる場所に来る。勤め先の場所
から5分、仕事帰りの途中、数日前に小さな蕾を確認、本日開花予定日、
咲き始めてました。 7時半の撮影。













お昼ごろの蕾の状態で
夜半に咲くと確信。撮りなれてる夜花。 怪しげなレースを着飾り、妖艶な
姿を見せて、誘うカラスウリ花、魅力にはまってます。
1日花の美しさは夜だからこそさらに魅力的。撮り始めて9年、過去に花図鑑の仲間も数人いました。













雑草ゆえに刈り取られる
運命、何度も花が咲く前に刈り取られて見ることが出来ない
過去もありました。 1日花ゆえに見ることが出来ない日もあり
今回は今年初めてのカラスウリの花の姿です。














オモダカ 水田 

2019-07-27 | 水生植物
波打つ稲の鮮やかな緑
遠く雲の沸き立つ空、田園風景が広がる岩槻郊外の水田内
にオモダカがあちらこちらに咲いてます。

長い花茎を伸ばし3枚の純白の花弁が美しく彩りを添えてます。














久しぶりの太陽に
稲も波打ちまるで緑の海、夏の景色が到来です。 でも明日は熱低が
近づきます。














    




近くに池があり中央に
コウホネの群落が見えてます。 

















   











明日は関東地方に
熱帯低気圧が近づきます。 風の被害に備え、本日支えや、鉢物を店内の屋根下に
移動しました。 毎年この繰り返しです。 

















はるかちゃんの ヒマワリ

2019-07-26 | 植物、花



はるかのひまわり絆プロジェクト
は真夏の時期に全国に広まってます。 阪神淡路大震災が由来のヒマワリ、1995年
1月に起きた大地震で亡くなった、はるかちゃんのご自宅に後に大好きだった、
ヒマワリが咲き、その種を(再生や復興への願いを込めた絆プロジェクト)

に寄り全国に広めた絆。  私も今でも忘れない光景は三の宮の駅前のビルが崩れ
高速道路が倒れる光景は当時建設業に従事してた仲間と
ともに驚きの光景に言葉も出なかった当時を思い出します。




はるかちゃんのヒマワリは一区画。
栃木県、野木のひまわり畑に今満開です。
























各地の長年ヒマワリ畑に
出向いてますが、栃木の野木のヒマワリ畑は今年で28回、1回目から足を運んでます。
この場所だけは皆勤です。 家族も諦めてます。 大きな規模になり、1年に1回だけ
会う、地元の人もいます。  夏のヒマワリは毎年違う表情を
見せてくれます。  早朝に出向き 午後安行で仕事、今帰宅準備です。下は野木のヒマワリ。














































古代蓮咲く  原市沼

2019-07-25 | 多肉植物
原市沼は上尾市と伊奈町の境に位置する
広大な沼地が続く湿生植物の宝庫で行田のゴミ焼却所用地を
掘り起こした30年前に古代蓮が発見され
その種を譲り受けて原市沼で古代蓮を蘇らせた経緯があります。

文献によると原市沼は600年前からハス花が咲いてた
と言われてます。戦時中食糧難に沼の泥などが肥料に使われ
一旦は沼が無くなりましたが、原市沼を愛する会が古代蓮を
蘇らせ現在に至ってます。 昨日午前中にこの地を
訪れ、大きな沼周辺を散策して見ました。 

























       


ハス花の中心が花托、
花弁を落とすと名称が、果托になります。水中に没するまでのドラマが続きます。





















原市沼の背後にはニューシャトルや
東北新幹線の高架橋があります。かつて仙台に出張の際に帰りにはいつも
進行方向の左際の窓の近くの席を予約して大宮まで帰宅してました。
帰りに沼を見て帰宅するのが常でした。 すでに20年前からです。素朴な沼の景色は
ハス花を引き立てます。 今年はもう満開の状態でした。




































ブライダルコスチューム 開花

2019-07-24 | サボテン
夕方から咲き始めた
ロビプシス属 気温が高くなくても開花に至ります。 ロビビア×エキノプシス
交配種でありながらどちらかと言えば、桃色短毛丸の遺伝子が強く

出てるサボテンです。 屋外のサボテンも雨に濡れながら咲いてます。
全てが交配種で作り出された花サボテンの仲間です。
































梅雨明けが発表されました。
関東地方はまだ、今日も天気が目まぐるしく変わり、大雨が降りました。
週末に台風が近づきます。  ヒマワリ祭りがありますが如何なることやら。




ツキミソウ 黄花

2019-07-23 | 植物、花
オオマツヨイグサと私たちは
呼んでます。 早朝の早い時間に境内にきて撮影をしてます。 7月から
咲き始めましたが、連日の雨、やっとのことで開花らしい姿を
見ることが出来ました。  安行地区 興禅院境内。






























今日は大暑、今年は
7月が今まですべて雨に降られたような感じがします。
梅雨明けがまじかですが、目の前に8月が到来です。
若い頃に海の撮影を長くおこなってた時期があります。 大暑の日に渥美半島突端の伊良湖岬灯台の
撮影は忘れられない思い出。 

















白蓮の美しさ  埼玉蓮田

2019-07-22 | 水生植物
蓮田の名称が付く蓮田地区は
古くから存在するお堂前にハス花が生い茂り、その美しさに
当時のその場所を宿にした高貴なお方がお堂の名称を

蓮華院弥陀堂と名付け、数百年にわたりこの地を蓮田と呼ぶように
なりました。しかし近年(5~6年)、蓮田の多くが一気に無くなってきました。
水質、水中の生物?いまだに原因を調べてる状態です。

2日前に蓮田地区に親方と出かけたときに撮影した、白蓮の美しさは
見事でした。 今年はまだ数輪ですが、梅雨曇り空の中、美しさだけが
際立ち、大葉の暗緑色の色も、白花を引き立ててました。


















    


















白のハス花は 清らかな心 の
花言葉、曇り空の薄暗い中、純白の花は目立ちます。ハスのように泥土の中から咲くお釈迦様の
悟りの花、自分を見つめ泥の不純な中で、気高く清らかに咲く花を

自分に見立て美しい大きな花を咲かせるこそ悟りの花でしょう。久しぶりに
親方と出かけこの地で最高の蓮田を見せてもらいました。