2000年の夏、大学のスクーリングで初めて描いた色鉛筆デッサンです。
一枚の画用紙に、これ程長時間、集中して向き合ったのは生まれて初めての経験でした。
教室の仲間みんなが真剣に取り組んでいる様子に
引きずられるような想いで、何とか乗り切りました。
あれから13年、、、
今では大雑把な写生しかしていません。
久しぶりに細密描写に取り組んでみようと思いましたが集中力が続きませんでした。
あの時の体験で、よく観る事の大切さを身体に叩き込まれ、観察力が多少なりとも養われたようにおもいます。
手は動きませんが気持ちだけは忘れていません。写生が大事と肝に命じています。
出来ることなら、現場に身を置いて五感に感じるままに、、、