ミコの絵日記

日本画を描いています。
生涯の楽しみとして描き続けたい、、、
シニア主婦の備忘録です

芍薬の蕾

2018-04-14 | Weblog


芍薬の蕾に蜜の様な液体がたくさんついていました
恐る恐る舐めてみたら甘かった〜〜


Yahoo!で検索すると、、、

一般社団法人 日本植物生理学会 The Japanese Society of Plant Physiologists
ここに回答がありました
無断ですが抜粋&添付させていただきます。

質問: 芍薬の蕾になぜ蜜がでてくるのですか?

芍薬のつぼみに蜜のようなものがでてきて、触るとベトベトするし、蟻がきたり、開花の妨げになっている気がします。
なぜ蜜がでてくるのか?どの部分から出ているか教えてください。お願いいたします。

回答:
ご質問のシャクヤクの蕾の蜜のような物は蜜そのものです。シャクヤクの他にもつぼみに蜜が分泌される植物はあります。ところで、色々な花が蜜を出し、昆虫を惹き付けて花粉を運んでもらったり、受粉を助けてもらったりすることはご存じですね。それでは花の蕾がなぜ蜜をだすのでしょうか。植物にとってどのような意味があるのでしょうか。不思議ですね。蕾の蜜を食べにやってくるのはアリとかハチです。その理由は実験的に証明された訳ではありませんが、おそらくアリやハチが来ることによって、つぼみに食害をあたえるような他の昆虫が来るのを防いでもらっているのではないかと言われてます。つまり、蕾が正常に大きく成長して開花できるまで、害虫に食まれてしまわないように、蜜を与えて、守ってもらっているという訳です。持ちつ持たれつ、give and takeと言う図式です。生物の世界ではこのような関係はいろいろあります。ただアリの場合には、開花した後も今度は花の蜜をも吸いに来て、かえって受粉の邪魔になるという例もあるようです。花蜜はいずれも蜜腺(花蜜を分泌する器官)で作られて分泌されます。
JSPPサイエンスアドバイザー