京都市内を回るのに、自転車は便利だ。ただ、駐輪場のない店に行くときには、とても困る。そこで、市営駐輪場。四条通に近い御射山・富小路六角・先斗町は、何度となく利用した。だが、寺町は、昨日まで使ったことがなかった。地下鉄市役所前駅を使う人ぐらいしか利用しないのでは?と思っていた。木屋町を歩くのに、寺町臨時自転車駐車場を使ってみた。
市役所のすぐ北側、押小路に面して入り口がある。この通りには東から公用車駐車場、市役所の自転車駐車場があり、その並びに市営臨時駐車場入り口があるので、初めてだと注意が必要。
他の市営自転車駐車場では門と発券機があり、出庫の際に自動清算機で支払いをするのだが、ここでは門がなく、入庫時に受付で支払う。料金は同じ150円/日。ただ、営業時間が基本的に6:30~22:30なので、5:00~翌0:30の利用者は、特別なエリアに置くことになっているようだ。入庫の際に「10:30よりも遅くなりませんか」と声をかけてもらえるので、出庫できないという事態にはならない、と思われる。
名前に冠した「臨時」が気にかかる。収容台数は、自転車309台、原付等429台。そう多くはない。が、しかし、地下鉄東西線各駅の市営自転車駐輪場には、もっと少ないところもいくつかある。
市営駐輪場には、「自転車駐車場」と「自転車等駐車場」がある。「等」がついているところは原付(場所によっては二輪)が停められる。ついていないところは、自転車のみ、という場合が多い。もともとは、名前をきちんと使い分けていたのだろう。あるいは、もとは自転車だけしか停められなかったのが、後に原付なども停められるようになったとか?
市営駐車場mapを見ると、「臨時」とあるのは他に「伏見臨時駐車場」ぐらい。ここは車4台の小規模駐車場だ。市は、去年12月に社会実験として四条通京都信用金庫本店駐車場に臨時有料駐車場を設置したこともあった。寺町も、一時的な駐車場ということだろうか。市内に住んでまだ1年半の私には、よくわからない。
http://www.kyotopublic.or.jp/annai/annai2/bicycle_shed/teramachi/teramachi.html