日本共産党さいたま市南区委員会へようこそ!

平和・民主主義・暮しを壊す逆流に立向かう党、どの分野でも改革と打開の展望を示す変革者の党、国民多数の合意を得てすすむ党。

きょうの潮流

2017-11-01 | コラム
台風が過ぎたあとに木枯らしが吹き、冷え込む列島。きょうから霜月です。連日の雨降りや寒暖の差で体調を崩されていませんか? 十分にご注意を▼深まりゆく秋。木々が色づき、街並みにもしっとりした感じが漂います。秋色(しゅうしょく)には景色だけでなく、秋の気配、秋らしい趣や気分といった意味があるそうです。木の葉の色合いが違うようにそれぞれの秋色が心を染めていくこの頃です▼昔から季語に用いた俳句も多い。〈秋の . . . 本文を読む

きょうの潮流

2017-10-31 | コラム
ちょうど100年前の10月、岩手の一寒村の14戸が、地主を相手に入会(いりあい)権をめぐり裁判を起こしました。小繋(こつなぎ)事件とよばれ、住民3代にわたる、半世紀におよぶたたかいとなりました▼盛岡の北約50キロにある小繋村(現在一戸町)は1500ヘクタールの山林を抱えていました。村民は昔から自由に出入りし、まきや炭用の木を切り、牛馬を放牧するなどして暮らしてきました。しかし明治になり、村民の知ら . . . 本文を読む

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2017-10-30 | コラム
緑のお椀(わん)を地面に伏せたような塚。古くから知る人たちは、ここを「土饅頭(どまんじゅう)」と呼びます。広島の平和記念公園の片隅で木々に囲まれ、ひっそりとたたずむ原爆供養塔です▼今も身元がわからない7万人もの遺骨が納められています。この場所に40年間も通い続け、守り人といわれた佐伯(さいき)敏子さんが今月97歳で亡くなりました。塚を清掃し、遺骨の引き取り手を捜し、訪れた人びとには自身の被爆体験を . . . 本文を読む

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2017-10-29 | コラム
ぶらりと立ち寄った東京・池袋の大型書店。「メディアとしての書店」と銘打った特設コーナーに目を引かれました。「本」にまつわるさまざまな書籍が並べられたブックフェアです▼担当の書店員さんに聞くと、このフェアにはもうひとつの狙いが。「各フロアの担当が選んだ、現代の日本を表すと思う本も並べました。そこから『今の日本』が見えてくるのではと」。まさに「メディアとしての書店」の心意気です▼系列店で一昨年に開催し . . . 本文を読む

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2017-10-28 | コラム
東京の空の玄関口、羽田空港。かつて、そこに総合運動場があったことは知られていません。日本がオリンピックに初参加した1912年ストックホルム大会の選考会も開かれた場所です▼当時、IOC(国際オリンピック委員会)委員になったばかりの嘉納治五郎はこれを機に国内に体育思想を普及し、世界で活躍できるスポーツの基礎をつくろうとしました。これが日本の五輪運動の始まりといわれています▼64年の東京大会が決まった際 . . . 本文を読む

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2017-10-27 | コラム
1カ月の残業がなんと159時間超。4年前に過労死したNHKの記者・佐戸未和さんの過酷な働き方を示しています。両親が労災を申請し、翌2014年に認定されました▼佐戸さんに適用されていたのは「事業外みなし労働時間制」。記者や添乗員など職場の外で働くことが多く、勤務状況の把握が難しい職種があてはまります。159時間まで時間外労働が可能としています。驚きです▼厚生労働省が定める過労死ラインは、80~100 . . . 本文を読む

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2017-10-26 | コラム
柿がおいしい季節です。柿は世界の生産量の85%を日中韓がしめる、東アジアの特産で、濃厚な甘味が特徴です。実はきょう26日は柿の日。その由来は正岡子規の俳句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」です▼子規は1895年10月26日から4日間、奈良を旅行した時に、この句を詠みました。柿は子規の大好物。「柿などというものは従来詩人にも歌よみにも見離されておるもの」だから、奈良と柿という「新しい配合を見つけ出して非 . . . 本文を読む

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2017-10-25 | コラム
謙虚に、真摯(しんし)に―。安倍首相が今後の政権運営にあたって口にしました。思えば5年前の総選挙で政権についたときも最初は低姿勢でした▼それがポーズだったことはすぐに。3カ月後には、原発ゼロの多数の声を無視して再稼働を宣言。国民も、憲法も置き去りにしたその後の暴走ぶりは周知の通りです。そのたびに市民と野党は国会前で全国で集まり、反対の意思を貫いてきました▼アベ政治の対極となってきた共闘の力。逆流の . . . 本文を読む

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2017-10-24 | コラム
選挙が始まった頃、作家の高村薫さんが週刊誌でこんなことを語っていました。「野党第1党が、たった一日で消滅するマンガみたいなこと、まともな国では起きませんよ」▼安倍首相の疑惑隠し冒頭解散、民進党の背信、偽りの対抗軸づくり―。まさにまともではないことが次々と突発するなか、大義や信義がこれほど声高に叫ばれた選挙はなかったでしょう▼自公の大勝といっても、躍進したのは市民と野党の共闘勢力でした。雨にぬれなが . . . 本文を読む

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2017-10-23 | コラム
いつも笑っていた石じぞうが仁王のように。原爆が落とされた広島で、死にゆく少女を前に顔が変わっていく絵本『おこりじぞう』。悲しみと怒りを込めた絵を描いたのが四国五郎です▼広島で生まれ、「満州」出征後、シベリアに抑留。48年に壊滅した故郷の土を踏みました。弟の被爆死に衝撃を受けた五郎は3年前に亡くなるまで、反核や平和をテーマにした膨大な絵や詩を残しています▼いま東京・世田谷区の平和資料館で四国五郎の作 . . . 本文を読む

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