遠足
「 記録は消えても記憶は残る 」
という言葉があります。
災害の傷跡について ・・・
物質的なものを復興するのは
それほど難しいことではないかもしれません。
予算と時間をかけさえすれば
元通り あるいは 元以上に
・・・ 復興することも可能でしょう。
しかし
人間の心に刻まれた痛みの記憶というものは
どんなに予算をかけても
どんなに努力しても
簡単に消すことができないような
深いものがあるのではないかと思います。
被災地以外の人たちが忘れ去った時になっても
そこに生きた人々の心のなかに残った傷跡というのは
生き続けて ・・・ 消えることがないのではないでしょうか。