王様の耳はロバの耳☆

兼業主婦の独り言~母親業も主婦業もお仕事も同じやるなら楽しまなきゃ~

“ココ”は愛称だったのね!

2006-01-14 18:56:57 | 読んだもの

突然ですが、私の義理の妹はお洒落でカッコ良いんです。
長女曰く、
「お父さんお母さんを友達に見られるのはちょっと微妙だけど
○○おばちゃんをだとちょっと嬉しいかも
だそうな・・・

弟は昔から私の事をやれ、ぶさいくだとか鈍くさいとか
(確かにそうですが)言っていたので、どんなお嫁さんを
選ぶかと思ってたらやっぱり面食いだったのね、と妙に納得した
私でした


そんな彼女はブランドにも詳しくてコツコツとお金を貯めては
お気に入りのビィトンのお財布やバックを購入しているようです。

で、私はと言えばけして欲しくないわけではないけれど
長持ちするからと例えば数万円のお財布を買ったとしても
きっと飽きちゃうし、それだけのお金を出すのならもっと
他のことに使いたいなぁと思ってしまいます

以前ネットオークションで安いコーチの財布を購入したことが
ありますが、人に言わせるとそんなに安いはずはないので
偽物だったみたいです
でも、見た感じ全然わからないんですよねぇ~
結局見る目がないって事

そんなブランド音痴の私でもその名前とロゴマーク?位は知っている
『CHANEL』の11歳から87歳で亡くなるまでの物語を図書館で見つけました。

藤本ひとみ著『シャネル CHANEL』

元々藤本ひとみさんの書く物は好きだし、サクセスストーリーも
大好きなので借りてみました

人気ブラントを作り上げた彼女が実はガブリエルという名前であったり、
母親が亡くなった後、姉と一緒に教会の孤児院に預けられたり
一時期ムーランの酒場の歌手をやっていたりと意外な展開で
どんどん話に引き込まれてしまいました

最初は帽子屋さんだった彼女が、当時の恋人の助言と自分の
才覚でデザイナーとして成功しいてく課程や、2回の戦争を
体験しても返って当時の世の中の流れに乗って事業を守り通し
それどころか拡大までしてしまう気持ちの強さが印象的でした。

けして妥協を許さなかった彼女の下で働く人は本当に大変だったと
思うけど一つの事を成し遂げるには、やっぱり人の言葉に惑わされない
信念が大切なのかな・・

一度引退したもの長年の友人の死に立ち会い、その彼女の言葉で奮起して
カムバックした後は亡くなるまで現役で居続け人生を本当に
素敵だなぁと思いました。

もっといろいろ感じた事はあるのですが、良い言葉が思いつかなくて・・


しかし、どうしてブランド品ってあんなにするんでしょうねえ~
高いからこそ手に入れた時の高揚感もあるのでしょうが・・
何気に持っている人を見るとやっぱりすごいなぁと思ってしまう
私はやっぱり小市民なんでしょうね