火傷するほど
熱い気持ちを
ずっと持っていたいよ
悲しみでもいいの
鮮明に残しておきたいよ
でも毎日毎晩
ねむるたび
眠る度
ネムル旅
杖をついて遠い丘陵の遠い道のりを
歩いていくのだろうか
不気味な宅急便が届いて
赤い長い手袋なのだけど
中にはノコギリが入っている
これから神社で恐ろしい儀式が始まる
入り組んだ構造の旅館が出てきて
階段をあがったりさがったり
知り合いが入り乱れて
ごたごたごたごたやっているうちに
記憶は洗われてしまい
朝ごとに、夢の波がひいていくごとに
悲しみの感覚は薄れていき
その人がいない現実が
その現実にもはや抵抗しない心が
ゆっくり日々を浸していく
新しい現実を受け入れるためにできた
たくさんのささくれが治らないように
二人が交わした時間
結晶のようにきらきら光っていたのに
砂に埋もれていくの
そうだろうか
きらきら光っていたとは
願望が言わせる言葉
熱い気持ちを持っていたいがために
死によって確かめたくなったその人は
確認するほどあやふやになり
生きていたときのその人さえ
その人だったのかどうか
その人を着ている何かだったような
そんな気さえして
熱い思いも冷えて砂浜
砂金が光る
ひろがっている
熱い気持ちを
ずっと持っていたいよ
悲しみでもいいの
鮮明に残しておきたいよ
でも毎日毎晩
ねむるたび
眠る度
ネムル旅
杖をついて遠い丘陵の遠い道のりを
歩いていくのだろうか
不気味な宅急便が届いて
赤い長い手袋なのだけど
中にはノコギリが入っている
これから神社で恐ろしい儀式が始まる
入り組んだ構造の旅館が出てきて
階段をあがったりさがったり
知り合いが入り乱れて
ごたごたごたごたやっているうちに
記憶は洗われてしまい
朝ごとに、夢の波がひいていくごとに
悲しみの感覚は薄れていき
その人がいない現実が
その現実にもはや抵抗しない心が
ゆっくり日々を浸していく
新しい現実を受け入れるためにできた
たくさんのささくれが治らないように
二人が交わした時間
結晶のようにきらきら光っていたのに
砂に埋もれていくの
そうだろうか
きらきら光っていたとは
願望が言わせる言葉
熱い気持ちを持っていたいがために
死によって確かめたくなったその人は
確認するほどあやふやになり
生きていたときのその人さえ
その人だったのかどうか
その人を着ている何かだったような
そんな気さえして
熱い思いも冷えて砂浜
砂金が光る
ひろがっている
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