詩と写真 *ミオ*

歩きながらちょっとした考えごとをするのが好きです。
日々に空いたポケットのような。そんな記録。

夏の夕暮れ

2022年08月16日 | 
階段に差し掛かると香ばしい匂いがしていた
一段上がるたび、匂いの濃度は微妙に変化し
踊り場をくるりと回って
新たな階を上り始めると
同じ匂いがまた新しく感じられる
夏の夕暮れ
もうつくつくぼうしが鳴き始めている
光のあざやかさ
青春のように感じている
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