こんばんは。
今夜もようやく仕事が終わり、フラフラと風呂に入ろうか迷っている汚れた宇宙人エーコです。
やはりお風呂は入りたいですね。
しかし大義を持つと疲れますね。
そもそも宇宙人の私が「大義」だなんて何かの冗談のようですよね?
大上段に構えていては肩が凝りますからここらで「小手先」の技術で逃げ切ろうかと。
「お前、20代で手を抜くことを覚えたら30歳以降絶対に大成しないぞ。基本に忠実でいろよな!」
「大成ってどうなることですか?億万長者とか身体が巨大化するとか超能力が身につくとか?」
「俺の日々進化し続ける『世界をあっと驚かせるかもしれない美味しい料理』を食べ続けられることだ。今に世界が俺の料理を求めて殺到してくるはずだしな!」
「今時そんなビッグなマウスは見ませんよ。ほんと良くも悪くも昭和の男子ですね、田吾作主人は。」
「うるせぇ!!とにかく基本に忠実でいろ!分かったな!!」
「はいはい。チュー実でいますよ。」
「『はい』は一回でいい!!明日から叩き直しだなコリャ。」
「大冗談ですか?!これ以上叩かれたら大成する前にこぶだらけで頭が大成しちゃいますよ。」
「頭でっかち宇宙人・・か?・・・プッ。想像しちまったじゃねぇか。」
「何ですかぁ?」
「小手先だけやたらと動く頭でっかち宇宙人って、今のお前そのまんまじゃねぇか。プププ。」
「むーっ!!小手先だけじゃないです!!明日から基本に忠実に全身で動いてやる!!」