みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

「リメイク」でも中身は別物~ハリウッド商法~

2008年01月08日 | 時事ネタ(みすき流)
ハリウッド版「着信アリ」が5位=和製ホラーの人気健在-北米興行収入 (時事通信) - goo ニュース

 【ラスベガス(米ネバダ州)6日時事】6日発表された週末(4~6日)の北米映画興行収入成績によると、携帯電話をテーマにした和製ホラー映画「着信アリ」のハリウッド・リメーク版「ワン・ミスト・コール」(エリック・バレット監督)は1350万ドル(約15億円)と初登場で5位に食い込んだ。


ここのところ、この「ハリウッド版リメイク」される日本映画、または日本の原作ものが増えている。
言わずもがな「Shall we Dance?」のアメリカでのヒットがキッカケだが、その「出来映え」に関しては、必ずしも納得いくものではないようだ。
話によると、アメリカの版権の買い方は『とりあえず基本的な設定と大まかなストーリーを使う権利』を買って、細かいことは好きに変更していいように契約書に盛り込むそうだ。
(「Shall we Dance?」のリメイクは周防監督がこの条件を飲まなかったので難航していたそうだ・・・。

だからハリウッド版ゴジラのような別物が出来てしまう訳だ。

物語がいいから、設定が斬新だからこの原作に忠実に作ってみよう・・・という神経はアメリカには無いらしい。あくまでもアグレッシブルにクリエイティブに「この原作をどういじれば、アメリカでヒットするだろう」となるようだ。
だから作家(監督)も自分の作品(映画)が「ハリウッドでリメイク」されると聞いても素直に喜べないだろう。
もちろん収入的には問題ないのだろうが、作品か収入か・・・その結論がこれまでの「リメイク映画」の全てでしょう。

ちなみに今は「ドラゴンボール」のハリウッド版が製作中だそうで・・・その設定の酷さが話題になっている。
とりあえず、悟空はキチンと学校に通う高校生だそうだ。


まあ日本で公開になっても、みすきは見ないでしょう。
まさにやりたい放題のハリウッド映画事情~~~!





あれ?
でもよく考えると、日本でも結構身近でそんな話、聞いた気がする。
ド・・・ラ・・・マ?
ああああああ!
日本のドラマ化の酷さか~~~~!
原作無視で視聴率重視のジャニオタ揃えた学芸会www
それに喜ぶジャニオタと毎日のように煽るテレビ局。
まったく困ったもんだ。


新年早々、呆れる話題でした。