みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

「星のじゅうたん」公演終了

2009年04月20日 | ☆マアブルキャッツ☆
4月20日(月)
そして今、戻ってきた「日常」の中で、公演後の達成感と解放感、虚脱感と筋肉痛の中でこれを書いている。

4回目…最後の公演も、何とか終わった。

みすきは今回、最後の最後まで台本を手放せなかった。そして結局、最後まで「台本100%」のセリフを言う事は出来なかった。その時の気持ちによって毎回語句がビミョーに違っていたり、順番が違ったり跳ばしてしまったり…。

つくづく自分の記憶力の低下に呆れるとともに、あれだけ読み込んだのに、いざ舞台に立つとヘロッと違う言葉が口から出てしまう…その瞬間、頭ではわかっているのに…。

全体の出来は、さすがに最終回が一番こなれていて、まとまっていたと思う。稽古不足でギリギリまであーだこーだ言っていた状況が嘘のようで、本番が始まったら何とかなる…というのは、どこの劇団でも同じだなぁと思った。


今回このユニットに参加して、銀杏では得られないものを得る事が出来、とても勉強になった。

演出に関しても、今まで固まっていたみすきの概念の一部が壊れ、違う方向からの見方が出来るようになったし、みすきが悪い意味で長年培ってきてしまった「癖」を指摘し、自覚させてくれた…これは公演までには治らなかったが…。

これまでに何度か書いたかもしれないが、一番苦労したのはセリフのテンポアップだった。それも時間短縮が目的なため情け容赦ない。
おかげで未熟なみすきは終始焦燥感に駆られ、気持ちを入れるどころではなかった。ただ、みすきの癖の1つである「セリフ途中の妙な間」を意識できた事はよかったが…。


そんなこんなで、また一つの活動が終わった。今回のみすきの「体たらく振り」から言って、次回以降お声がかかる事は無いだろう…その前に、公演終了と同時にズシンと重くのしかかったチケットノルマの負担分を、どう都合しようか頭が痛い今…これさえ無ければなぁ…。


このブログの「マアブルキャッツ」カテゴリーは、ひとまずこれで終了です。
マアブルキャッツの皆さん、本当にお世話になりました!

また乱文連発の文章を読んでくれた方々、ありがとうございました!

そして何より…

ご来場いただいた皆々様、本当にありがとうございました~!




そして、みすきはまた「次」へ向かいます。