<fontsize="2">11月7日(日)
ついに「Hold Up」が完成したそうだ。その上映会があるというので、喜び勇んで会場に向かった。
折しも早稲田大学は学園祭の真っ只中。高田馬場のバス停は普段よりも数倍混んでいて、しかもキャンパス内はまさに「祭」の様相、人の群れ、群れ。それに加え通路のあちこちでイベントが行われていて進むに進めない…おかげで予定よりも5分程遅れてしまい、会場である教室に入ったら既に上映は始まっていた。
見覚えのあるシーン…あ、ここはアフレコしたんだっけ(笑)、へえ~ここはこんな風に撮っていたのか~。などと感心しつつも、次第に画面に見入っていた。
脚本を見た時から、この作品、完成したらかなりいいものになるぞ…と思っていた。
しかし、撮影の間はどんなアングルで撮られていて、次とどうつながるのかが判らないため、そんな思いも薄れていた。
しかし…
一つの物語として編集されたものを初めて見たら、薄れていたその思いが再度湧き上がってきた。
かなり…いいじゃん!
自分の絡んだシーンと全く知らないシーン。数々の役者達。カット割、照明、BGM、音響…は少し弱い所があったが、少なくとも、みすきがこれまで出演してきた作品の中で一番だと思えた。
上映が終わり、会場に来ていた共演者から「結構出てたね」と言われた…それはみすきも思った。50分弱の物語のうち…3分の1くらいは出ていたのではないか?一つの作品でこれだけ出たのは初めてだ。
なんかすごく嬉しい。
エンドタイトルには、もちろん「みすき康人」の名前もあった。
それを見ながらも、あの撮影の日々を思い出し、共演した方々を思い出し、感無量な気持ちになった。
これも上映後だが、監督と助監督と話が出来た。
二人とも『納得するレベルの作品にする事が出来た』と言っていた。
しかし、みすきは思った…「すいません、みすきの演技がもっと上手ければ、この3割増しのレベルになってました… (泣)」
そう。
この作品を観て、今の自分の最大の反省点が見つかった。
それは、本来すごく判りやすい事なのだが、これまでのように「チョイと出」の役だとあまり気にならない事だった。
う~ん、それに気付く事が出来ただけでも今日は「儲けもの」だぁ(笑)
帰りのバスの中で思った…
この作品に出演できて良かった
帰りがけに監督から貰った、この作品のDVDはケースも無いハダカの状態だったが、それは監督の人柄をよく表していて笑えた。
早稲田大学シネマプロダクションの皆様
この度は本当にありがとうございました。
この作品に出演した事で、役者みすき康人は、また一つ成長する事が出来ました。
ただただ感謝、感謝です。
今後また機会がありましたら、お気軽にお声がけ下さいね~!
みすきは可能な限り頑張りたいと思います。
貰ったDVDには、なんと「予告編」も収まっているそうだ。以前から予告編を作ってネットに上げてくれと頼み込んでいたものだ。
そして近々ネットに上げてくれると言う…やったね♪
やはり映像も面白い。
これからも、みすきは頑張ってみたいな…と思った一日でした。