<fontsize="2">11月7日(日)
この日はしばらくぶりに「ワルダクミ」の撮影があった。
この作品の中で、みすきは前半で殺されてしまう役なので、9月には当初必要だったシーンは撮り終わっている。クランクインの直前まで完成していなかった脚本で回想シーンが増えたのだが、全体ののスケジュールの都合でこうして1ヶ月以上間の空いたこの日になった。
普通は1ヶ月も間が空くと、髪型や体型が若干変わってしまったりして、編集の際にアセったりするのだが、もともとこのシーンは数年前という設定なので、変わっていても全く問題はなかった。
現場入りは朝10時30分。
以前のシーンにも使った埼玉県内の店だった。
店内に入ると監督はじめ、しばらく振りの面々は既に揃っていた。この撮影チームは時間にルーズでない所が素敵だ。
シーンの概要は、数年前…主人公とその彼女(?)の回想で、みすき演じる兄貴分が、水商売初心者の彼女に絡む、というもの。
まずは全体…「引き」の画を撮る。数回のリハーサルをしてから本番…これが一発でOK!
これは幸先いいな、と少しアップ気味の画を数カット撮影。NGは少なかったが、そのほとんどは、みすきが出していた…(泣)
それでも撮影は予定時間に終了、みすきは晴れてクランクアップとなった。
スタッフの「お疲れ様でした」の声と共に小さな紙袋を貰った。中身云々よりも、こうした気遣いはとても嬉しい。みすきも見習いたいものだ。
みすき以外のキャスト、スタッフはこの後に最後の1シーンの撮影のために場所を移動するとの事で、早速撤収作業を始めていた。
みすきも撮影後に用事(上映会)があったので、せっかく用意してくれた弁当を断り(うう…勿体ない)、一同にこれまでの礼を言い、駅に向かった。
これで、みすきの「ワルダクミ」は終わりました。
当初予定よりも撮影期間はかかってしまったが、この作品、撮影チームのみんながイイ人で、みすきはとてもリラックスして…そして、自分なりの反省点は多々ありますが、とても楽しく撮影に参加できました。
立教大学映像身体学科 八木下班の皆さん、ありがとうございました。
すでに編集も取りかかっていると聞きました。素晴らしい作品になる事を期待していま~す。