みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

【イプシロン】舞台モード再び・・・

2011年02月28日 | 演劇・映像活動
2月26日(土)
今年2本目になる映像作品の撮影があった。
ロケ地は武蔵嵐山…埼玉のはずれ、東武線の森林公園よりも奥。それでも他の出演者に比べるとみすきの家からは近い方だったのが、ちょっと悲しい。

みすきの役は「某企業の支店長」で、作品中に出てくるのは、この1シーンだけ。そのため衣装は自前のスーツでOKとの事。まあウチから着ていけば、持ち歩く手間も無く楽なので助かる。

その支店長、ミスをした部下…主人公には厳しいのだが、息子ほど年の離れた「二代目ボンボン会長」には頭が上がらずに、ひたすらヘコヘコしている…そんな昭和喜劇映画的社員(笑)を演じてみた・・・つもり。

この作品の監督は舞台役者出身で、これまでの出演作品の監督に比べて、演技指導が多かった。しかし、それは演じる側としては安心する。何も指示が無いと「本当にこれでイイのかな?」と不安になってしまうが、これだけ演技指導が入ればそんな不安も感じる事も無い。

その中で、みすきが監督から指摘された事の一つが
『演技が舞台っぽい』と言う事。
あらら~~~!
舞台を離れて数年、少しは映像的になってると思ったのに…(泣)
でも、今はちょうど舞台の稽古もしてるので、いつの間にか中身が「舞台モード」に切り替わっていたのかもしれないな…と自分で自分に言い訳をしてみた。これはイケナイ、ナンとか「映像モード」に戻せるかどうか・・・。
個性的な役なので、その個性を出そうと意識しすぎたんだろう…声も動きも大きめになっている自分に気付かなかったのは失敗、失敗。

道路事情のため監督の現場入りが一時間半遅れるというトラブルがあったが、撮影も何とか進みラストにはイメージカットが入る。
冷徹な会長さんの前で、上司二人に突き放された主人公。そんな彼には上司二人の表情が天狗だったりひょっとこだったりに見えた…。
その時に用意された天狗のお面を被って記念に一枚(画像)。

この作品、撮影が月位置に一回と言うスロー(失礼!)ペース。しかし去年から始めて来たこの作品も、大まかなシーンは撮り終わったと言うことだ・・・でもまだ完成までにまだまだかかりそうだけど、脚本を見る限り面白そうなので、完成が楽しみだ。


監督ならびにスタッフの方々、共演の皆さん、お世話になりました~~~!