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先日のブログで「私が背中を押しますから」と書きました。
国際学会なんて敷居が高そうと思っている貴方。それは貴方がそう思っているから。まずは今回のテーマを読んでみましょう。
- Investing in the Advanced Practice Nurse Health Workforce
- Advancements in Digital Health and Technology for Enhanced Advanced Practice Nurse Practice
- Extending the Reach, Amplifying the Impact, and Realising the Value of Advanced Practice Nurse's
- Advanced Practice Nurse's Role in Shaping a Healthier, More Equitable World
- Educational and Regulatory Landscapes Shaping Advanced Practice Nursing
- The Dynamics of Interdisciplinary Collaboration in Advanced Practice Nursing
- Aligning Advanced Practice Nursing with Global Health Imperatives and Health Systems Resilience
(UK 参加者のみのものは8番目のテーマとなっています)
私の職場のものは4番。日本APN後援会のものは1番で選ばれていました。
申込の時は2つテーマを選べるようになっています。
これらは今回のテーマですが、だいたいICNの理念に沿ってテーマは作られているので、毎回さほど変わりません。よってまずはこれらのどこに自分の使命が当てはまるのか?考えてみましょう。そこから始まります。
さあ、このテーマの中には「医師の働き方改革」に関連づけるようなものは入っていません。何故ならそれはAPNの使命ではありませんから。APNの存在意味は国民のためです。国民の健康度の向上が目的です。
今貴方がしていることを「医師の働き方改革」以外の事で表現するのが大事なのです。別のことをしろとは全く言っていません。同じことをしていても医師のためにしているのか?国民のためにしているのか?どちらを言語化するかの違いなのです。
看護師はAPNはあくまで自律している専門職で他の専門職のために存在しているわけではありませんから。これをいまだに勘違いしている人がいて私はイラつきます。以前シリーズで自律について書いたものはこちら
メディア等でAPN、特に診療看護師(NP)について取り上げてもらえる機会が増えているようで良いことだと思います。しかし「医師の働き方改革」に紐づけて書かれているものは国民に誤ったAPN像を押し付け、日本の看護界のNP反対派を刺激するだけです。
本当に日本の診療看護師(NP)の発展を願うのなら、これらを正すことも貴方の役目です(日本APN後援会を含む各諸団体も)。忘れないでください。
おっと横道にそれてしまった。もし今回申し込んで選ばれなかったのなら、このような点が問題だったのかもしれませんよ。
看護師もAPNも自立した専門職で、存在意味は国民のため。頭に叩き込んでおいてください〜
冒頭写真: 春スキーとは思えない新雪を楽しんでいます〜