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移民の国カナダ。毎年多くの移民申請や難民申請を受け入れています。よって母国語が英語やフランス語でない子供たちには、普通の授業以外にESL(英語を第二言語のための授業)を小中高でいつでも必要なだけ受けることができます。
子供の順応性はとても高い。特に低学年になればなるほど第二言語の飲み込みは早い。
しかしこの子、英語を話しません。理解もできていないよう。カナダで生まれているのに。家族は難民で両親の英語はほんの少しだけ。そして母親は病気で働けず、父親はその介護と子供の養育で働いていません。よって社会で過ごす時間も少なく家族の中では母国語のみとなります。しかし小学4年生。どんなに家庭では違う言語を話していても学校の生活や友達と遊ぶことで聞く、話すはできるようになる子がほとんどなのに。
通訳は姉。高校生。姉曰く家でも話すのを嫌う。つまり母国語もあまり話さない。
おいおいおい、それはやばい。言語の発達の遅れ?
そういうのは学校で早期に発見されるのが常。見逃した?!
就学前は大体親が心配して受診に連れて来ることが多いけど、この子の場合はそれもなかった。なんせ以前受診したのはずいぶん昔。
移民、言語の壁、親の健康状態、赤旗ばかり。沢山の問題が山積み。ちゃんとテストに行ってくれますように、、、、。