miuちゃん、あの日から明日で2年です。
ママはあの日の事を思い出してやっぱり泣いてしまいます。
8月になってから元気がない日もありましたが、ご飯はしっかりいつも完食。
それなのに、急に食べなくなってしまい、ママは胸がつぶれそうになりながら、食べないmiuになんとか食べられる物をと一生懸命でした。
でもお水さえ受けつけられなくなってしまいました。
そんなmiuが最後に少し食べてくれたのが、ママが煮た花豆でしたね。
それから5日目でした。
前の晩、パパと家の前を少しでしたが歩いたmiu。
なにも食べていないのにどこにそんな力が残っていたのでしょう。
あの日の朝、起きてよろよろしながらトイレに行くあなたを支えながらママは、miuちゃん、トイレにしなくてもいいから..…と声をかけたのに頑張ってトイレまで行ったね。
そして、ソファーにいるmiuに添い寝していました。
しばらくして、添い寝しているママの手をかりかりしてお水が飲みたいって言いました。
ママは急いでキッチンに行ってお水を入れて、ふとリビングのmiuを見たら………ソファーにお座りしてママに笑ってくれましたね。
もう顔をもたげる事もできなくなっていたのに。
(ママはこの時のmiuが忘れられません)
ママはびっくりして、あぁmiuちゃん!そんなお顔が出来るんだね!とあなたを抱きしめました。
そして抱きしめながらあなたに、miuちゃん、ずっとママのそばにいるんだよ。どこにも行ってはダメだよ。
あなたに言いました。
miuはママを見上げながら、何度もママの胸に顔をうずめて約束してくれましたね。
大好きなパパを待っていたmiu。
出掛けていたパパが帰ってくるのを待ちながら、何度もリビングのドアーの方を見ていましたね。
大急ぎで帰ってきたパパの腕に抱かれて、潤んだ優しい目でママを見つめながら静かに息をとめました。
最期まで凛としていたmiuちゃん。
えらかったね!!
頑張ったね!!
大好きだよ!!
お家の子になってくれてありがとう!!
miuはパパとママの誇りです。
あの時ママと約束してくれたね。
ずっと一緒。ずっと大好き。
忘れない。
✴︎長い間「miuと一緒♪」をご覧頂きありがとうございました。
ブログの更新をしない間も、毎日たくさんの方がブログを見にきて下さっていましたが、miuの事を書けるまで2年の月日が私には必要でした。
やっとなんとか書くことができました。
miuは2014年8月13日 15歳8ヶ月でお空に行ってしまいました。
食べられなくなって5日。
どんなに辛く苦しかったと思いますが、最期まで弱音をはくこともせずに凛としていました。
お水を用意して、リビングのソファーにいるmiuを見た私に、miuはお座りをして私にとても可愛い笑顔で笑ってくれました。
あの笑顔は私へのあの子からの最後のプレゼントだったのかも知れません。
それから10数分後でした。
大好きなパパに抱かれて、静かに息を引き取りました。
miuは、息を止めるその時まで主人と私に気遣いを見せ、優しい眼差しで見つめていました。
ビビリで寂しがりでしたが、芯の強さと本当の優しさを私たちに見せてくれました。
私はmiuが逝ってしまってから、毎日毎日泣いて過ごしました。
そんな私を主人や娘、周りの友人が支えてくれました。
そして、昨年の冬に我が家に新しい子が来ました。
可愛い小さな小さな男の子です。
穏やかな性格でとても賢い子です。
この子が、私の中で止まっていた時間を動かしてくれました。
miuを心の中で大切に抱きしめながら、この子とまたスキップしながら生きていこうと思います。