群盲の象をなでる、(これ今は差別語かな?)と言います。
目の不自由な人が、象を見に行きました。
勿論、目では見えません。触ってみたのです。
有る人は言いました。ざらざらとして大きな板のようだと。
また別の人が言いました。いや違う、丸太のように太くて抱えきれなかったと。
又別の人が言いました。いや腕くらいの太さで、先は細かったと。
もう一人が言いました。少し太い腕くらいで、くねくね曲がったと。
胴、足、尾、鼻と触った場所が違ったのです。
昔は大局を見ないで、部分ばかり見る事を戒める例えに使われました。
今は、差別に繋がるとして使われないかも?
写真もそうです、写す場所を変えると、同じ場所が違って見えます。