気心は未だ若い「老生」の「余話」

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 雑感を主に綴った呆け防止のための雑記帳です。

分電盤に関する理解不足

2014-06-20 11:54:34 | 日常
関東電気保安協会による巡回電気設備安全点検を今日受けた。結果は「異常は認められません」とのことだった。我家では年に何度も、ブレーカダウンの回数が長年続いているので、配線用遮断機の機能も劣化しているのではないかと尋ねたが、別に問題なしとのことだった。
この点検の際、担当の方から次の2点について参考意見を聞いた。

ご家庭によっては、今回点検対象の「分電盤」は、電気会社やお住まいの団地管理組合からの貸与品だと、誤解している方もかなりおられるが、ご家庭の分電盤はご自身で管理する個人の設備であるということ。確かに、当方も以前はそんな誤認識をしていた。家庭の中では特別な機器にも思えるのでそう受け取られるケースもあるのだろう。
我家がそうなのだが、旧式タイプの分電盤には上記写真のような漏電遮断機がない。配線用遮断機だけなので、配線や器具の漏電時における瞬時の電気遮断機能は十分でないとのことだった。セールス意図的助言の匂いもするが、でも、確かに2重の安全装置付きの分電盤の方が安全上はより望ましいと思った。
どんな機器にも所謂「耐用命数」なるものがある。巡回点検員の方から貰ったパンフレットには、「漏電遮断機は製造後15年が交換の目安です。」とある。だとすれば、我家現用の分電気は1999年製となっているから、とっくに新型分電盤に交換すべき代物になってしまっている。日頃世話になっているこの分電盤の機能についての認識が足りないこと。ケースが油付き埃だらけのままで、点検の方に不快な思いをさせたであろうことと併せ、反省もしている。

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