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吹く風に、舞ういちょうの葉、秋の日を、表に裏にあびてかがやく。(東宮妃)
紅葉する、深山に入りて、たたずめば、木々の葉ゆらす風の音聞こゆ。(皇太子)
おほかたの、枯葉は枝にのこりつつ、今日まんさくの、花ひとつ咲く。(皇后)
五十年の、祝いの年に、共に蒔し、白樺の葉に、暑き日の射す。(天皇)
歌会は奈良時代から盛んに行われていたようですが、年の初めの「歌会始」としての起源は、鎌倉時代中期、亀山天皇の文永4年(1267年)1月15日のようです。一般の詠進が認められるようになったのは、明治7年ですが、今日のように一般の詠進が披露されるようになったのは明治12年で、国民参加の歌会始の根幹を確立しました。(宮内庁資料より)
来年のお題は「岸」です。投稿様式は、宮内庁ホームページで、案内しています。今年もカナダからの投稿者の入選がありました。