前田彩里に感動・都府県の財政

名古屋ウイメンズマラソンは、世界第一位の規模になった。参加登録者19,496人、海外からの参加も1800人を超えたようだ。優勝はキルワ（バーレン）２位、コノワロワ（ロシア）、トップに数十秒遅れて、前田彩里（ダイハツ）が３位に入った。１５キロの給水所で、男性のような体格の巨人ロシアのコノワロワと接触し、転倒した前田は右膝を負傷、流血の状態で最後まで３人の、熾烈な優勝争いを見せてくれた。この時初マラソンの天満屋、小原怜も転倒したが、折り返し地点まで、先頭集団でよく頑張った。

前年、佛教大学４年で、マラソンに初挑戦した前田は、学生マラソンの記録を更新、同時に親子マラソンの合計タイムで、ギネスの記録も更新した。（大阪女子国際マラソンに、母親も同時に参加していたので、その合計記録）、今日の、名古屋ウイメンズは、前田彩里にとっては２度目のマラソンだが、２時間22分台は、日本歴代８位の記録になる。転倒負傷しながらのこの頑張り、期待を裏切らない精神力と両親から受け継いだDNA。今後の期待は、ますますふくらむ。

東京都の２７年度予算は、一般会計が６兆９５２０億、特別会計が１３兆８７０６億、愛知県の場合は、特別会計が公表されていないが、東京都の予算ともなると、国家規模の予算になっている。財政力指数や、自主財源比率、では愛知は東京に次ぐ２位の位置にあるようだが、金額では三分の一の状態で、一極集中の状態が一目瞭然だ。韓国や、メキシコの国家予算は２０兆前後だから、東京都程度。因みにアメリカの国家予算は３１０兆円、日本は２１８兆円、３位の中国は１７２兆円。しかしこれは2012年のデーターだから、2015年では中国と日本が入れ替わっているかな。