miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

花ぐもり朧に近き夕かな(与謝蕪村)

2019-03-26 | Weblog
桜の頃になると薄曇りの日が続きます。「花ぐもり」とか「養花天」と言う季語になっています。江南市も本格的な桜の季節になって来ました。満開の桜のもと平成天皇の退位と共に、新天皇と新年号が生まれます。生前退位には反対していましたがこれが正解だったのかなと、思いを改めています。


新聞のタイトルは意図的にある方向に誘導する危険性があります。例えば今朝の中日新聞に麻生氏「札幌は奥地」と言う囲い記事がありました。新幹線延長をめぐる質疑で札幌を奥地と表現したと国民民主党の徳永エリ氏が麻生氏を批判したことです。内容を読めば函館の人が札幌の人に「奥地からようこそ」と言うのを聞き知っていた麻生氏が新幹線札幌延長に関し「もう奥地の札幌が奥地ではない」と述べただけのことです。


朝の多忙な時間、新聞のタイトルだけを見て、納得してしまう人が多い、つまり見出しに影響されることが多いので意図的に見出を誘導手段に使用する傾向にあります。


高齢者ドライバーの事故問題にしても、新聞テレビの高齢者いじめが眼に余ります。統計的には19歳から29歳のドライバーの事故が、80歳以上のドライバーの5倍以上です。単に事故件数だけでなく比率から見ても高齢者の方が少ない。(平成29年度警察庁交通事故発生状況)