miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

自虐洗脳教育からの覚醒

2016-03-01 | Weblog
戦後70年、GHQ教育で徹底的に洗脳された日本人も、やっと覚醒し始めた感じである。まことに日本人的と言える年月である。憲法改正が国民的議論になり始めたのは、歓迎すべきです。PHP文庫から出版している櫻井よしこさん著「気高く、強く、美しくあれ」を拝読し、意を強くした。多くの皆さんに読んでもらいたい一冊です。


教育勅語と言えば、その意味も解らず、軍国主義・戦争と直結してしまう人達が、まだまだ多いようですが、明治憲法発布と同時に、明治天皇が教育の基本方針として、明文化したものです。漢文調で難解な文字が多い400字程度の文言ですが、リズム感があって覚えやすい。私も小学生時代、先生が読み上げる一節ずつを、全員で復唱し覚えたものです。元衆議院議員の佐々木盛雄氏が、教育勅語を口語文に訳された文章を、櫻井よしこさんが紹介しています。これなら意味がよく解ります。


教育勅語の口語文訳私たちの先祖は、遠い昔に我が国をお開きになって以来、道義国家の理想実現を目指してこられました。そのために、国民は常に心を一つにして、忠孝一致の道にはげみ、わが国の進歩発展を見事に成し遂げて参りました。もとより、これはわが国古来のすぐれた国柄の長所でありますが、私は教育の根本目的も、道義国家の完成にあると信じます。

国民の皆さんは、子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦はなかむまじく解け合い、友人は信義を守って励ましあい、そして自分の言動をつつしみ、すべての人々に愛の手をさしのべ、学問を怠らず、職場に専念し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで、社会のために力をつくし、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態がおっこた場合は、身命をささげて、国の平和と、安全に奉仕しなければなりません。そしてこれらのことは、善良な国民としての務めであるばかりでなく、また、先祖が示し残された伝統的美風を、私たちが更にいっそう明らかにして讃えることにもなるのです。

だから、このような国の歩むべき道は、先祖の教訓として、私たち子孫が守って行かなければならないことであり、昔も今も変わらぬ正しい道であって、日本ばかりでなく、外国においても、同じように間違いのない道でありますから、私も国民の皆さんとともに、祖父の教訓を胸に抱いて、日本が永久に立派な道義国家であるように希望いたします。明治23年10月30日・睦仁

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