miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

明治・大正・昭和の巳年こんな年

2013-01-02 | Weblog
巳(へび)は、弁財天のお使いと言われ、財福を司ります。昔の人たちは、脱皮した蛇の皮を、財布の中に入れていました。金運に恵まれるおまじないです。

過去の巳年の代表的な出来事を見てみると、巳年は時代の大きな変遷の年に当っています。いよいよ、自民党復権内閣が発足します、さて、どんな年になりますか。

明治26年の巳年は、鉄道の本格的な普及期に入りました、上野・直江津間工事の、碓氷峠越えに、特殊線路と機関を採用し、現在の信越本線が開通しました。

明治38年の巳年は、日本海開戦で、ロシアのバルチック艦隊を撃破し、軍部横専政治の時代へと移っていきます。

大正6年の巳年は、駅伝競走の始まった年です。東海道53次を、昼夜休みのない、競技が繰り広げられました。正月の恒例行事になった、箱根駅伝も、実業団駅伝もこれに起因します。

昭和4年の巳年は、ニューヨーク株式市場の、大暴落で、世界恐慌の始まった年でした。日本でも銀行の倒産や、取り付け騒動がありました。

昭和16年の巳年は、日本軍の仏印進出報復として、アメリカ、イギリス、オランダ、が国内の日本資産を凍結、日本への石油の全面輸出禁止措置をとりました。11月措置解除の日米交渉が決裂、12月8日日本軍の真珠湾攻撃で、世界大戦に突入しました。

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