カラス対決ちゃん♀は9月8日(土)午前11時41分に亡くなり、
育てた自宅の花を入れたけど、自己満足であり、慰めにもならず、
翌日は風に乗って、もう自由で何も怖くなくなったのだと思っています。
沢山の猫の病気を経験しても、今回の最後の最期の闘病は壮絶であり、
加えてアカメのケアもあり、両方のケアが重なるときは分刻みであり、徹夜も続き、
カラスの闘いが終わった後も、いまだに疲労、脱力感が抜けません。
また、病理と場所から、今後のアカメも壮絶な事になることがすでに予想されており、幸いにもアカメは今は痛み等は感じていませんが、実際に刻々と深刻な状況に陥っています。
アカメは早期発見でも、そうでなくても、治療できない、もう、きわめて限定された時間しか残されていない、このことはゆるぎのない事実であり、
私にできるのはその最後の時間をどう快適で安心して逝けるか、愛情で苦痛や恐怖をカバーできるのかですが、
実際、カラスの最期も苦しそうで、打ちのめされました。
私はもう今回は無理強いの治療を早々あきらめたのだけれど、
その後も猫はありえないほど頑張りました。私が好きというより、とにかく家に居たがりました。先生も自宅で治療可能のように取り計らってくださり感謝です。
カラスの場合は、治療次第では、
大事を取って、時期がもう少し早い治療ならば、もう一度回復出来て、暮らせたのではないかと思っています。
自分のミスです。
少し落ち着いたら、
自分がカラスの治療の事、工夫などを書くことによって、誰かのお目に留まり、その猫さんにいきればいいなとは感じています。
でも、引き続きカラスの死後も、アカメの問題に集中し、工夫し、信頼する先生に数々の薬を変えてもらったり質問したりで、時間がないか、治療や体験記を検索しているか、出来た時間は自分が休憩するかで、余裕のない日々を過ごしています。
昨日ですが、ポストにお世話になった先生からのお手紙とスタッフさんの寄せ書きが入っていました。
夕焼けの写真の裏の寄せ書きには皆様のお名前と、カラス対決ちゃんが安らかに眠りますようにと。
私はまだまだカラスについては書けない、
でも更新するきっかけになりました。
今までのカラスの状態について書いてある事、先生の温かい文章をご紹介したいと思います。
○○様、カラス対決ちゃんのご逝去を心よりお悔み申し上げます。
カラス対決ちゃんは、いつもカラスに囲まれて、2008年7月に、見かねて○○様が保護した猫でした。猫免疫不全ウィルスの感染が確認されました。
2011年9月発熱疾患で来院されました。腹腔内の膀胱背側に、背中に固着した化膿性肉芽腫性炎症がみつかり、切除を行いました。
2011年11月には、右側下腹部の乳腺付近に脂肪織炎を生じ、切除しました。
2012年8月、発熱により来院されました。感染症が示唆され、抗生物質による治療を行ったところ食欲の改善を認めました。
2012年9月、尿失禁と状態の低下で来院されました。経鼻カテーテルより栄養管理を始めましたが、2012年9月8日、永眠しました。
カラス対決ちゃんは、免疫不全ウィルスに起因すると考えられる感染や炎症をくりかえしましたが、○○様に迎えられ出来るだけの治療をしていただくことができました。4年前に保護されていなければ、早くに寿命が訪れたものと思われます。カラス対決ちゃんは、○○様に感謝して、今では天国で安らかに眠っていることでしょう。
○○様ご自身もお体を大切にされて、いつか悲しみから離れられ、カラス対決ちゃんのことが良き思いでとなる日が来ることを祈っております。
現在の気持ちを何と言ったらいいか、
でも、猫の病気を看るたびに、自分は強靱ではないとわかるし、
野良猫を見なかったふりで見捨てるほどの強靱さもないのです。
アカメの病気を検索していて、なぜか、
偶然見つけた他県のこのプロジェクトのアニメを見て、
我が家に来た今までの子のほとんどに当てはまると思うばかりです。
https://sites.google.com/site/ouchihekaeroupurojekuto/
だから、出来ることはする。
でも、しんどいです。
しんどくない程度でもいい。とにかく手を差し伸べてください。自分で出来るなんらかの形でいいからと思います。
つづく。