ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

回り道

2020-08-29 23:07:33 | 受けて立つ

忙しくてパソコンを開き、書く暇がない、そんな有様の毎日です。_| ̄|○ しかも書いた記事が消えた(T_T) 箇条書きで。

◆8月24日(月)晴れから曇り。32-24℃

私に寄生獣の世話に忙殺される。

そんな中、ローカルテレビ「帝王の娘 スベクヒャン」にハマる。「チャングムの誓い」以来。

6世紀の朝鮮半島の百済・高句麗が舞台。登場人物の服装が教科書で見た、正倉院の「鳥毛立女屏風」、

もしくは「高松塚古墳」のスカートのよう。

    

「この赤はコロンブスの新大陸発見以降の、カイガラムシの染料の赤だ、茜の色でない。」とか、「宮中の衣装があまりに豪華で、財政は圧迫されないのか?」とか突っ込んでいた。

近現代のストーリーだと、コロナ禍以前の数か月前の世界であり、変なジレンマがあるので、大昔の歴史物が丁度良い。この時間筋トレなど。

あと、患者数が減って喜んでみたり。

 

猛暑でも、夕方の風に、かすかに秋の気配を感じる。

防火バケツには、小さな金魚の子が孵っていた。

小さくて写らない。

夜中までお世話は続く、遅れると大声で鳴き叫ぶ。自分の精神と体力がもつか心配。

 

◆8月25日(火)晴れから曇り。32-24℃

猫に奉仕する残酷な朝が始まる。

猫のために一日中台所に立つ。

今一だった林檎もジャムにする。クッキングアップルにしても今一である。紅玉が待ちどおしい。

テレビでは、若き母と子供の頃から訪れた、原宿の駅が解体されるニュース。

私はハーフティンバーの壁の木造建築が大好き、また一つ思い出が消えていく…。

 

今日も過酷な世話が無事に終わる。

 

◆8月26日(水)晴れ。33-23℃

早朝からまず猫のオムツ交換やトイレ介助、強制給餌、清拭、

その一連の作業を終えると、本当に幸せそうである。

今日は爪も切った、年を取りすぎて、自分では研いで新しい爪を出せないからだ。

 

患者数が増加(T_T)

自粛というより、高齢者の場合、熱中症対策で家にいるのも一つの理由。

 

猫の療法食が届いた。闘いは長く続きそう、老猫は他力本願で生きる気マンマン。

羨ましそうに覗くクロ、他の猫の方が先だと思う。

 

◆8月27日(木)曇り、時々通り雨。33-27℃

猫介護で終わり、猫介護で始まる一日www

「高齢化社会なのだ」と、テレビのCM、新聞の広告欄の内容を見ても思う、コロナ禍以降、広告がガクンと減った。

テレビの養毛剤、しわ取り、シミ取りのクリーム、ひざなどの軟骨成分(絶対に効かない)、ゴマ、シジミがどうなの、そんな広告ばかり、近頃は延々流れている。(あとは、しゃぶしゃぶと梅酒の宣伝ばっかり。)

気になるなら安いサプリと筋トレが一番!!

自分にも、年に二度大人買いのチャンスがある。

ネット通販のUNIQLOのイスラム向けのファッションのエアリズムUVカットハイネックT(長袖)である。あっという間に売り切れる、幾つか残っていても絶対に値引き商品にならない。

箱が…。普通でいいんだが。

アウターに良し、インナーに良し、スポーツウェアに良し、日光過敏症向けである。私は3シーズン愛用。あ、サクラのようですが。

レビューでは「首が小さい、キツイ」、「もっと大きめを出せ」、約165㎝でLだが、それでブラウス並みに布にゆとりがあるし、手首まで長さがあって嬉しい。

半袖着用で日焼け防止に袖カバー、襟にストールなどしなくてもイイ。ハイネックでないのも何年も愛用、少し高いけど結局ハイネックの方が良い。

ベージュと白は重ね着に使いやすい、どんなに襟の、脇の開いたブラウスでも、これがあれば大丈夫。しかも手を入れても、表に透けて見えにくい。発表会も下はコレの上から袖のないワンピース。

 

今日、嬉しかったのは、12歳の女の子の地域猫活動のお話。

自分の活動が無くなった時、この子は幸せだという。未来への希望を見た。

 

猫に強制給餌をし、一日はあっという間。

 

20年前に全滅したと思ったワイルドストロベリーが復活、嬉しい。

 

ふ、増えている _| ̄|○

今、自分に出来ることをする、そう言い聞かせて、今日も夜が更ける。

 

◆8月28日(金)晴れ、午前中、一時雨。34-27℃ 

リウマチを抑える薬が切れた、まずは猫優先。午前中は猫で潰れる。

テレビの予報通りに、午前中に一時雨。

その後晴れる。午後一で受診。外は熱中症になりそうな気温。

病院は混雑、小一時間は潰れる、暑さのせいか段々気持ちが悪くなる。

帰宅すると、すぐ待ちかねている猫の世話が待っていた。

その頃からどんどん体中の関節がインフルエンザのように痛み出し、リウマチでも痛いので、そっちだろうとも思い、体温を測り、

「コロナにしては低いな」と普通に過ごすように努力していたが、猫の一日の最後の世話のあたりで、我慢の限界、吐き気もする。

いくらクーラーをしても深部が熱い、そして関節の痛み、一晩中寝汗をかきながら、痛みでのたうつ、両肩、手首などが動かない、「明日のレッスンは休みだ、連絡せねば。」と思いながら一晩過ごす。タイムリーな、次期首相の話どころではない気持ちの悪さ。動物のお世話が心配。

 

◆8月29日(土)晴れ。34-27℃ 

朝まで不快感は続くも、熱も咳もない、そして寝てもいられない。猫が大鳴きしている、おむつもぐっしょり。昨日、私がダウンして起きれなかったせい。

気持ち悪い体に鞭を打っていつも通りのお世話。

レッスン迄、練習。だんだん一発で合格しなくなるし、練習時間が取れない、体力、気力を11か月間、この猫に奪われている。

母の命日だった、2011年だから、もう9年経った、亡くなった時間に手を合わせる。

出発。

道の花はこの連日の暑さでドライフラワーに見える。

到着。

Y君の笑い声と演奏が聞こえるが、私はピアノの講師のお若い先生のフランツ・リストの「愛の夢」の練習をうっとりと堪能出来た。

Y君は折り畳みの譜面台を大変喜んでくれる、きっと、楽器同様に、すぐに良いものが欲しくなると思うが。あの屈託のない笑い声、笑顔がみれて嬉しい。

私の番になる、先生は延長して、これでもか、これでもかと、私のレッスンをしてくださった。勿論、私の合格は遠いwww 素晴らしい模範演技もあった。

例えば、退屈な教本の曲でも、プロが弾くと、こうなります、ネ申👇

David Garrett - Variations on a theme of Corelli in the style of Tartini 2011

 

帰り際に、私は「先生に基礎を習ってよかったと思う」と。

二日前、放置しているSNSのアカウントで独学の人のバイオリンを聴いた。初めて、「ああなんて勿体ない」と思った演奏に当たったのだった。

実際に上手い、器用な人だと思う。取り巻くフォロー達も絶賛。ご本人もバイオリンをやっている人にはバレルと書いていたが、お上手で、今の私やY君では負ける。

しかし、ここまで弾けて、暗譜も出来て、けど、最初の数時間で習う事、フォーム、弓筋、弓の一部しか使わない、ピカソのブルーやローズの時代が無いようだ。ああ、なんて器用なのに勿体ない、ここまで費やした時間が結構あっただろう、きちんと習えばこの人は凄い高いところまで行けるだろうし、今から、このついた癖を直すのにも、何年もかかると思ったのだ。(また、先で苦労する。)

先生に『回り道していることが、本当は近道をしているのがわかったのです』と。(私は兎でなくて亀でいい、一生ゴールに到達出来なくても、わかる人にわかるように、きちんと弾きたい。)

先生は「講師冥利に尽きる、それがわかってくれる人は少ない」と、お辞儀をされた。

 

帰りに人工海岸へ。

横浜のベイブリッジも、東京のスカイツリーも、富士山も見えた。

亡くなった母の事を思った。死んだらそこで終わり、魂など信じていないが、何故か月を見ると、そこにいるように思ったり...。

そして、猫の事から、少しは解放されたかった。

 

帰宅してからは、慌ただしく、

いつも通りの夜更かしが始まる。いつ終わるのか、わからない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする