宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

憲法9条やまとの会・・・中村 哲さんのお話に感動!

2014年06月01日 | 折々のこと

 第8回憲法9条やまとの会の講演者は、ペシャワール会の医師・中村 哲さんでした。 やまとの会では、2回目の講演です。 憲法9条やまとの会の事務局長の斉藤竜太さんが挨拶・講師紹介をし、約2時間にわたり、アフガニスタンでの活動を画像を用いて、「国際的支援に基づく平和への歩み」を語られました。

アフガンの人々にとって、日本人は「古くは日露戦争で大国ロシアに勝ったすごい国民、広島・長崎の原爆にもめげず、復興を遂げたすごい国民」という評価で、大変好意的だそうです。 アフガン戦争を経て、いま、最大の問題は「大干ばつ」をどう克服するかで、中村医師は、砂漠化した土地に水をひき、緑を植えるために聴診器をブルドーザーに変えて現地人と力を合わせ活動している様子を語りました。

会場からの質問もたくさん出ました。
女子高校生は、「いま、将来の進路を考えていますが、先生のようにアフガンにいけますか」
中村さん 「いま、アフガンは治安が悪くて、20人ほどいた日本人も撤退し、診療所もパキスタンに置いている。」
ある女性「中村さんこそ、ノーベル平和賞をもらうべきでは?」
中村さん「ぼく 嫌いです。」

やっぱり聞きたい!と斉藤事務局長が「日本が集団的自衛権を容認するようになったらどうなるか?」
中村さん「アフガン戦争は、アメリカが引き起こした戦争に、集団的自衛権でイギリス・フランスが加担したので、現地で彼等はもう受け入れられない。 集団的自衛権とはまさに戦争に参戦することになる。 そうなったら、現地では受け入れられない。 平和的国際的支援こそ現地人に受け入れられ、国際貢献になる」と。

会場一杯の参加者・若者も多く、示唆に富んだお話を聞けて有意義な時間を皆さんと共有できて嬉しく思いました。
中村さんには、お体に気を付けられて、活動してくださいとエールを送りました。
大木大和市長からも「祝辞」が寄せられました。

**6月2日お聞きしたのですが、木村議員も会場に見えて、キャンセル待ち50人ほどで入場できず残念ながら帰られたそうです。
 


ブログランキングに登録しています。よろしかったら、↓のボタンをクリックしてください

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村