８月 ひとりごと

こんにちは、夏本番、暑い毎日が続いておりますが夏バテで体調を崩されていないでしょうか。さて、そんな夏を乗り切るため、日本には古くからいろいろな伝統や風習があります。例えば、涼しさを求めて「打ち水」をしたり「かき氷」を食べたりします。また、涼しげな音色が心地よく、軒下や窓辺で目にするだけでも風情のある「風鈴」もその一つです。ガラスに朝顔や金魚などの模様が描かれた江戸風鈴や、約900年もの歴史があると言われる南部風鈴が代表的ですが、昨今では陶器、木炭、水晶など様々な材質を使った風鈴が日本各地で作られています。この風鈴の音色ですが、聞くと実際に体温が2度ほど下がったという実験結果があると言います。これは、音色を聞くことで脳が「風鈴が鳴る＝風が吹いている＝涼しい」とイメージして、抹消神経に体温を下げるように働きかけるからだそうです。しかし、風鈴を知らない外国の方、風鈴に馴染みのない若い世代の方はイメージが湧きにくいため、音色を聞いても涼しさは感じられないみたいです(^^;)　ちなみに夏によく話される怪談も同様で、「怖い＝寒い」という感覚は日本人以外には理解されにくいようです。こうしてみると、風鈴の音色は聞く人によって効果が違うように思いますが、風鈴の音には“ゆらぎ”という健康効果があることがわかっています。このゆらぎは、リラックスしている時の脳波“α波”を出しやすくするもので、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどと同じようにストレスを減少して心身を癒してくれます。昔の習慣的な健康法が現代において科学的に立証されることがありますが、風鈴もその一つのようです。ただし、そんな癒しや健康効果のある風鈴ですが、夜間の出しっぱなしは近所迷惑になる事もありますので気をつけましょう。それでは上手に涼をとって、元気な夏をお過ごしください。

※ 又お盆の連休は以下の通りになっております。
　8/13(木)　診療　7時～11時　午後休診
　　14(金)　休診
　　15(土)　休診
　　16(日)　休診


中川どんちゃん祭り！今年愛知県からこちらに越して来た息子夫婦と孫。初参加の息子の嫁さんは提灯神輿に乗せてもらいテンションＭＡＸ(^^;)8/1(土)