ひとりごと

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5月 ひとりごと

2022-04-30 10:45:57 | ひとりごと
こんにちは、御射山神社の御柱祭も無事終わり風薫る5月となりました。さて、いつものゴールデンウィークであれば、お出かけの予定を考えてわくわくするところですが、今年もコロナ禍で自宅でのんびり過ごされるという方も多いと思います。そんな方には自宅でゆっくりと読書などはいかがでしょうか。連休が多いこの時期は、実は本が売れやすい時期でもあり、書店ではおすすめ本の紹介や並べ方にも力が入ります。最近は、書店員さんの手作りポップや本屋大賞のノミネート作品、大賞受賞作品など、本を選ぶ時に参考になるものがたくさんあるので、本屋に足を運ぶこと自体が楽しい時間になります。ジャンルを問わず、本が一番売れる時期というのは年末年始なのだそうですが、3月から5月にかけては新生活に向けてのマナー本やビジネス関連などの実用書、連休に向けてアウトドア関連の本が大きく売れ行きを伸ばすそうです。ちなみに、昨年の年間売上総合ランキング1位は「人は話し方が9割」(永松 茂久/著)という実用書。同じジャンルから「よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑」(大野 萌子/著)も総合9位にランクインするなど、対面でのコミュニケーションの機会が減り、職場や学校だけでなく友人や家族ともなかなか会えない状況で役立つ実用書が一年を通じて売れたようです。たしかに直接顔を見て話すと表情や声のトーン、しぐさからなんとなく伝わるニュアンスが、メールや電話だとなかなか伝わらず言葉選びが難しくなります。そして2位はスマートフォンが人間の脳に及ぼす影響を説いた「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン/ 著  久山 葉子 /訳)。自粛生活が長くなり、スマートフォンなどのデジタル機器を使う時間が増えがちなので、改めてデジタルなものとの付き合い方を考える人が増えたということなのでしょう。3位は昨年、芥川賞を受賞した「推し、燃ゆ」(宇佐見 りん/著)だったそうです。 個人的には“推し”という言葉が本のタイトルになるほど浸透していることに驚いたのですが、若い作者の視点から描かれた作品も面白そうです。本を読みたいけれど何を読むか悩んでしまう方は、こういったランキングを参考にしてはいかがでしょうか。


御射山神社の鳥居から重機で引き込まれる片桐地区第三の柱(目通り2.59m)

今回の建て御柱。前回に比べれば少数の関係役員のみ無観客での開催で寂しい御柱祭でしたが
無事終了致しました。4/2(土)
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4月 ひとりごと

2022-04-01 08:21:18 | ひとりごと
こんにちは、前回にもお話ししましたが今回の御射山神社寅年の御柱祭、今月2日里曳きなし無観客での建て御柱となってしまいました。コロナ蔓延の為仕方ありませんね。また次回申年の御柱祭を楽しみに待ちましょう。さて今年も春の訪れとともに、庭先や公園などを彩る草花の種類が増えてきました。スイセンやスミレ、チューリップなど、たくさんの草花が行く先々で目を楽しませてくれます。その中でも今の時期に特に気になる花といえば、サクラではないでしょうか。サクラは美しい花を見せてくれるだけでなく、桜湯や桜もちなどの食べ物としても親しまれています。樹皮は咳止めなどの薬の原料になりますし、伝統工芸品の材料としても使われています。また、サクラが咲き始めたら農作業を本格的に始める、という地域もあると聞きます。日本人に古くから愛されてきたサクラは、日本の国花といわれていますが、日本のパスポートに印刷されているのはキクですよね。日本を象徴するのはサクラとキク、どちらなのでしょう?結論としては、どちらも日本の国花です。国花の決め方を調べてみたところ、日本の場合は法律で決まったものではなく、どうやら「昔から親しまれてきている花だから、国を象徴する花になっている」ということのようです。キクは、馴染み深い花であるとともに、国民の象徴である皇室の御紋にもなっていますので、日本を象徴させる花としてふさわしいとされたのでしょう。世界に目を向けてみると、国花が2つある国は結構あります。その国の法律で決めてある国もありますし、日本と同じように法的な根拠はないけれど習慣的に決まっているという国もあります。アメリカのような多民族国家では、国内に様々な文化があり、1つや2つの花を選ぶことが難しくなるので、国ではなく地域を代表する花を決めているようです。国の象徴として特定の植物を選んで紋様などに図案化するのは、古代エジプトの時代にはすでに始まっていたそうです。国花は、王家の紋章や、その土地の伝説や宗教、産業にちなんだ花が選ばれることが多いようで、必ずしも色鮮やかな花が選ばれているというわけでもなく、アイルランドのシロツメクサの葉のように、宗教の教義を象徴する形のものが選ばれていたり、花というよりも大切な作物として、イネやタケが選ばれていたりする国もあります。普段、何気なく目にしている植物もどこかの国花かもしれませんね。


この日は御柱祭山出しの予定でしたが、残念ながら新型コロナ蔓延の為中止。
2日に行われる建て御柱にむけて、トラックで御射山まで運ぶ。
孫も応援に来てくれました。3/13(日)   
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