こんにちは、御射山神社の御柱祭も無事終わり風薫る5月となりました。さて、いつものゴールデンウィークであれば、お出かけの予定を考えてわくわくするところですが、今年もコロナ禍で自宅でのんびり過ごされるという方も多いと思います。そんな方には自宅でゆっくりと読書などはいかがでしょうか。連休が多いこの時期は、実は本が売れやすい時期でもあり、書店ではおすすめ本の紹介や並べ方にも力が入ります。最近は、書店員さんの手作りポップや本屋大賞のノミネート作品、大賞受賞作品など、本を選ぶ時に参考になるものがたくさんあるので、本屋に足を運ぶこと自体が楽しい時間になります。ジャンルを問わず、本が一番売れる時期というのは年末年始なのだそうですが、3月から5月にかけては新生活に向けてのマナー本やビジネス関連などの実用書、連休に向けてアウトドア関連の本が大きく売れ行きを伸ばすそうです。ちなみに、昨年の年間売上総合ランキング1位は「人は話し方が9割」(永松 茂久/著)という実用書。同じジャンルから「よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑」(大野 萌子/著)も総合9位にランクインするなど、対面でのコミュニケーションの機会が減り、職場や学校だけでなく友人や家族ともなかなか会えない状況で役立つ実用書が一年を通じて売れたようです。たしかに直接顔を見て話すと表情や声のトーン、しぐさからなんとなく伝わるニュアンスが、メールや電話だとなかなか伝わらず言葉選びが難しくなります。そして2位はスマートフォンが人間の脳に及ぼす影響を説いた「スマホ脳」(アンデシュ・ハンセン/ 著 久山 葉子 /訳)。自粛生活が長くなり、スマートフォンなどのデジタル機器を使う時間が増えがちなので、改めてデジタルなものとの付き合い方を考える人が増えたということなのでしょう。3位は昨年、芥川賞を受賞した「推し、燃ゆ」(宇佐見 りん/著)だったそうです。 個人的には“推し”という言葉が本のタイトルになるほど浸透していることに驚いたのですが、若い作者の視点から描かれた作品も面白そうです。本を読みたいけれど何を読むか悩んでしまう方は、こういったランキングを参考にしてはいかがでしょうか。

御射山神社の鳥居から重機で引き込まれる片桐地区第三の柱(目通り2.59m)

今回の建て御柱。前回に比べれば少数の関係役員のみ無観客での開催で寂しい御柱祭でしたが
無事終了致しました。4/2(土)

御射山神社の鳥居から重機で引き込まれる片桐地区第三の柱(目通り2.59m)

今回の建て御柱。前回に比べれば少数の関係役員のみ無観客での開催で寂しい御柱祭でしたが
無事終了致しました。4/2(土)