こんにちは、いよいよ本格的な夏の到来です!夏の風物詩といえば“朝顔”が思い浮かびますが、小学生の頃に育てたことのある人も多いのではないでしょうか?きれいな花びらが夕方しぼんでしまうと、翌朝開くのか心配でしたが、翌日、大きく花が開いていると、とても嬉しくなりました。現代ではこのように観賞用として親しまれている朝顔ですが、中国から日本に持ち込まれた当初は薬用でした。奈良時代や平安時代、朝顔の種は下剤として利用され、「牛と交換されるほど高価だった」ことから「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ珍重されていたそうです。ちなみに、下剤としての効き目はとても強く、嘔吐や腹痛も伴うようですので決して飲まないで下さいね。その後、鑑賞用として広まったのは江戸時代に入ってからで、日本全国で栽培が流行したり、品種改良が行われたりしたそうです。なかでも熊本藩の武士が栽培し始めたとされる「肥後朝顔」は、栽培方法や鑑賞時間などが厳格に決められています。直径10〜12cmものみごとな大輪の朝顔は、今もなお人々を楽しませています。ところで、皆さんは「朝顔の色」と言ったら何色をイメージしますか? 朝顔の花の色素はアントシアニンと呼ばれ、液体の酸性度によって色が変わります。そのため、同じ花でも1日の中で色が変化します。一般的な品種では、つぼみの時は赤紫ですが咲き始めると鮮やかな青色になり、しおれると再び赤くなります。また、午後遅くまで咲く品種の場合は、朝は青く、午後には赤くなるそうです。ちなみに明治時代、熊本では黄色の朝顔が咲いたというニュースがあり、夏目漱石の俳句にも「朝顔の黄なるが咲くと申しきぬ」とあるそうです。現在でもはっきり黄色と呼べる系統は無いそうですから、当時とても話題になったのもうなずけますね。それでは皆さん、夏の風物詩を楽しみながら、夏バテに気をつけて毎日を快適にお過ごしください。


第39回北信越学術大会長野大会がホテル国際21にて盛大に開催されました。6/17(土)~18(日)


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