7月 ひとりごと

こんにちは、いよいよ夏本番の７月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか？今年はラニーニャ現象の影響により、特に夏前半の気温が例年よりも高くなると予想されていますので、暑さ対策は早めがよさそうです。最近は持ち運びに便利なミニ扇風機やリングタイプのネッククーラーなど暑さ対策のグッズが様々売られています。カラフルで見た目がかわいいものから機能性重視のシンプルなものまで、選択肢がたくさんあるので選ぶのも楽しくなります。さて、暑さ対策グッズに負けず劣らず、近年とても進化して多様化していると話題なのが自動販売機。自動販売機で売られているモノといえばジュースやアイス、スナック菓子などが一般的でしたが、今では有名店のラーメンやおでん、お出汁など、バリエーションが変化してきました。ケーキの自動販売機が登場した時はかなり話題となり、ニュースで見たときには驚きました。しかも、ケーキ屋さんで買うような三角のショートケーキではなく、イチゴやブドウの断面がきれいに並んでホイップクリームがぎゅっと詰まった透明な缶に入っているので、見た目がおしゃれなだけでなく、持ち運びに気を使わなくていいのも素晴らしいアイディアです。そして、今年ついに、新鮮な産直野菜を使ったサラダの自動販売機が登場しました。サラダといえば鮮度が重要なので自動販売機で売るのは難しいのでは？と思いますが、実際にはＡＩカメラを設置することで売れる商品や時間帯などを分析して、こまめに補充することで新鮮なものだけを販売することが可能になり、食品ロスを減らす工夫にもなっているそうです。実はこのようなサラダの自動販売機は、アメリカですでに数多く設置されているとか。アメリカでは日本と違って路上に自動販売機はほとんどありませんが、オフィスビルや空港、病院などを中心に設置され、忙しいビジネスパーソンが手軽に健康的な食事をとれると好評のようです。自動販売機で健康的な食事が購入できるのは確かに今までになかったアイディアです。日本では今年の春から首都圏に設置が始まったとのことですから、じわじわと日本各地に拡大してくるのではないでしょうか。それでは、急な暑さに負けないようにご自愛ください。


5月初旬、霧ケ峰高原であった火災ですが、大分緑に覆われていました。6/10(土)　

リゾナーレ八ヶ岳の高原のマルシェ。朝まだ殆どのお店が開店前で人通りもまばらな
メインストリート「ピーマン通り」。6/18(日)　

6月 ひとりごと

こんにちは、今年もあっという間に６月になりました。先月は、すでに真夏のような暑さの日もあり急な暑さで全国で熱中症になる方たちが沢山いらっしゃいました。これからの季節、益々暑い日が増えてくる事と思われますので、皆さん水分補給を忘れずに体調管理に十分に注意されてください。さて６月ともなると様々な昆虫の動きが活発になりますが、６月は１年のうちで最もミツバチの数が多くなる時期だそうです。冬の間は巣にこもって寒さをしのいでいたミツバチたちは、春の訪れとともに動き出します。れんげや菜の花など春の花が咲きすすむにつれ、新しい働き蜂がどんどんと生まれて、６月にはその数なんと３倍にもなるそうです。花から花へと飛び回り、受粉を手助けするミツバチは、植物にとってもその植物を食料としている人間にとっても重要な存在。食のサイクルの要といえる、重要な役割を果たしています。ヨーロッパには「ミツバチの歴史は人類の歴史」ということわざもあるそうです。昔から人間との関わりが深く、ハチミツやミツロウなど、貴重な恵みをもたらしてくれる存在として大切にされてきました。そして、ハチミツは人類最古の甘味といわれ、古代エジプトでは外傷手術の際に使われていたという記録が残っています。栄養価の高い食品としての価値だけでなく、高い抗菌・抗炎症作用が知られていました。近頃は都心のビルの屋上などを活用してミツバチを育て、ハチミツを採取するプロジェクトが注目されています。ニューヨークやパリなどの欧米をはじめ、東京・大阪・札幌といった日本でも都市養蜂が行なわれています。そのうち、自然とその地域に花粉が採れる緑を増やそうとする動きが生まれて、ミツバチにとっても人にとっても潤いのある環境に近づく、嬉しい循環ができていったら良いですね。そして、各地で“地産地消”のおいしいハチミツを味わうことができたら最高です。それでは、今月も元気にお過ごしください。　　


5月4日(木)霧ヶ峰高原で約180ヘクタールを焼く大規模火災が発生し翌日鎮火。
ビーナスラインの交通規制は5日午後1時には解除されました。

一帯には、黒く焼け焦げた野原が広がっていましたが回復は早く
7月のニッコウキスゲのシーズンには緑が戻っているようです。5/5(金)