こんにちは、7月に入りいよいよ本格的な暑い夏の到来を感じます。暑くなってくると食欲が落ちて、朝食を抜いてしまったり、冷たい麺類だけで食事を済ませてしまったりすることが増えがちです。そんな夏の時期、手軽に食事のバランスを整えるのにおすすめしたいのが、最近種類の増えてきた植物性ミルクです。植物性ミルクとは大豆やアーモンド、ココナッツ、オーツ麦などの植物から採れるミルクのことです。植物性ミルクは牛乳などの動物性ミルクと違って乳糖(ラクトース)やガゼインが含まれていないため、牛乳でおなかがゴロゴロしてしまう方や乳製品へのアレルギーがある方も飲むことができます。日本で最もなじみのある豆乳はイソフラボンが豊富であり、アーモンドミルクは低糖質、低カロリーなうえ、ビタミンEが豊富です。最近は特にオーツ麦を原料としたオーツミルクの人気が高く、スーパーやコンビニでの取り扱いが増えています。オーツミルクは植物性ミルクの中でも食物繊維が豊富で、カルシウムや鉄分が多く含まれることに加えて、牛乳に近いコクがありほんのりとした甘みもあります。牛乳から置き換えてもあまり抵抗がなく、カフェラテのミルクをオーツミルクに変えるだけでもカロリーが抑えられておいしいそうです。また、オーツミルクは環境への配慮という観点からも注目されています。動物性ミルクと植物性ミルクを生産する際に排出される温室効果ガス、必要な土地、必要な水の量などを比較すると植物性ミルクの方が環境負荷が低いことがわかったのです。さらに同じ植物性ミルクの中でもこれまで人気の高かったアーモンドミルクは生産時に多くの水が必要であることに加え、アーモンドの生産地で干ばつが問題になっているため環境に優しいとは言い難く、オーツミルクは環境に対してサステナブル(持続可能)な選択として脚光を浴びているというわけです。植物性ミルクは手軽に必要な栄養素を摂れるのが最大のメリットですが、それに加え環境への影響も含めて選択する幅が増えているのはとても良いことですね。皆さんもスーパーで植物性ミルクを見つけたら、ぜひ手に取ってみてください。

ハイジの村のバラ園に行ってきました。ゆっくり園内を散策した後は昼食&クララ館の眺望の良い温泉に浸かる。6/20(日)

ハイジの村のバラ園に行ってきました。ゆっくり園内を散策した後は昼食&クララ館の眺望の良い温泉に浸かる。6/20(日)
