こんにちは、5月になり植物も旺盛に成長しているこの時期、庭でも道端でもいたるところで雑草に出合いますが、最近この「雑草」の人気が高まっているそうです。コロナ禍の中、自宅の庭や近所で過ごす時間が増えたことで、「身近な自然を愛でよう」という流れが生まれています。これはフランスから始まって、ヨーロッパ各国に広がるなど世界的な動きになっているそうです。雑草を取り上げた本もたくさん出版され、植物を撮影すると自動的に画像を判定して名前を教えてくれる植物図鑑アプリなども雑草の名前調べには大活躍しています。なじみのある雑草を見かけるとふと懐かしい感覚になりますが、皆さんも子どもの頃、雑草で遊びませんでしたか?シロツメクサの花冠や指輪など、一度は作ったり見たりしたことがあるのではないでしょうか。つまんだナズナを耳のそばでクルクル回して、パチパチという音を鳴らして遊ぶのもよくやりました。ペンペン草の太鼓といったりもします。スズメノテッポウは、一節目のところから穂の部分をスポッと抜き、葉っぱを折り曲げて軽く口でくわえて吹くと「ピー」と高い音が出ます。雑草はたくましいイメージがありますが、現在のブームでは「美しい・繊細・役に立つ」という新たな魅力にスポットが当てられています。時にはしゃがんで雑草に近づいて見てみたり、スマホやタブレットで撮影して画像を拡大してみるのも楽しいものです。ミクロの世界をのぞけば、ユニークな葉や花の形、味わい深い色彩の魅力にあふれていて新たな発見があります。ちなみに、雑草の地下茎は、造成地の地面を強くして崩れるのを防いでくれています。また、地下茎の糖分を利用して、バイオマス発電ができないかなどの研究もされているそうです。いつもの散歩のスピードを少し落として色んな雑草を見つけがてら寄り道して歩くのもいいですね。

麻績の里舞台桜4/1(木)

松本城夜桜4/3(土)

義経駒繋ぎの桜4/11(日)
ぽかぽか陽気に誘われて、あちこちの桜を満喫してきました。

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義経駒繋ぎの桜4/11(日)
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