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8月 ひとりごと

2024-07-31 18:39:45 | ひとりごと
こんにちは、毎日、暑さが続いていますが、暑い暑いと言っていても始まらないので、少しでもこの暑い夏を楽しみましょう!さて、皆さんは、「夏の一番好きな光景」と言ったら、どんな場面を思い浮かべますか?長野県には海がありませんが、自分は夕陽が水平線の彼方に沈んでいくシーンが目に浮かびます。日中、ギラギラ灼けつくようだった太陽が、紅く染まって空にも海にも溶け込んでいく、そんなひと時に夏らしさを覚えます。ところで、日が沈む“日の入り”とは、どの瞬間を指すのでしょうか。国立天文台では「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」を、日の出・日の入りの時刻と定義していて、日の入りは、「太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間」ということになります。また経度も1度変わると、日の入りの時間も4分ほど違うそうです。太陽が傾きはじめ沈み切るまでの時間は、一日の中でも特に美しく、刻々と色や光を変えていく空や海、山や街並みは、いつまでも見ていたい光景です。夕暮れ時の情景を表現するための言葉が数多くあるのも、古来の人々がこの美しい時間に心を奪われてきたからでしょう。「天が紅(あまがべに)」という言葉があります。これは、太陽が地平線に沈む際に、空が赤く染まる美しい情景のこと。雲も紅に染まって、まるで空全体が燃えているかのような、雄大でもあり荘厳さも感じるような光景です。「逢魔が時(おうまがとき)」は昼から夜に変わる、魔物が現れると信じられていた時間のこと。薄暗くなり、現実と幻想が妖しく入り乱れる神秘的な瞬間です。現代のように夜でも明るい時代と違い、闇には底知れない怖さと魅力があったのでしょう。「黄昏時(たそがれどき)」は、あたりが薄暗くなってくる頃で、わずかに夕焼けの赤色が残っている時間をさす言葉ですが、何となく寂しさも感じさせる言葉ですね。「夕映(ゆうば)え」は、夕陽の光を受けて、周囲が美しく輝いて見えることを表す言葉です。きっと明日もステキな一日になりそう!と明るい気持ちになるような、清々しさがあります。今日の夕暮れは、どんな景色になるのでしょうか。時にはゆっくりと、夕暮れ時の情景を味わってみたいものです。


ようやく梅雨も明けて、美ヶ原高原のトレッキング。山本小屋からアルプス展望コースを通り王ヶ鼻までのパノラマコース。北アルプス連峰をはじめ眼下に松本平を望み、市街地の向こうには先月紹介したファインビュー室山が微かに見えます。 ps 王ヶ頭ホテルの絶景ランチ、オリジナルカレーやシチュー美味しいです。7/21(日)

美ヶ原高原トレッキングマップ
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